インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4640号】「教会暦」制定の制度見直しを検討 第2回信仰職制委員会

2007年12月8日
第35総会期第二回信仰職制委員会が十月十一日(木)~十二日(金)に教団会議室で行われ、まず前期委員会からの申し送り事項について検討を継続した。 ①教団教会暦行事についての問い合わせの件(出版局より) 「教会暦」の制定は「式文」の第一部に定められているように礼典に関する重要な事項であり、教規四四条の信仰職制委員会がつかさどる事項の⑶「礼拝、礼典および諸儀式に関する事項」に属する。この重要事項をこれまで出版局に委ねてきたことを反省しつつ、制度の見直しを検討する。 ②教規の検討点に関する件 「教規施行細則」第八条の二「教規第一二八条⑤にいう無任所教師」は、第18回総会(一九七四年)に教規と細則の変更が議案として提出された際から誤記されていたことが判明した。この訂正を総会議案とすることを検討する。 次に総幹事からの諮問、「『信じる気持ち-はじめてのキリスト教』についての要請」を審議した。 ……

【4640号】宣教方策会議の概要等を決定 第3回宣教委員会

第35総会期第三回宣教委員会が、去る十一月五日(月)~六日(火)、千葉県館山にあるにじのいえといこいの村館山を会場に行われた。 先ずにじのいえのチャペルで篠浦千史委員の説教により開会礼拝が行われた。マルコ八章二二~の盲人の癒しの記事から、「見るべきもの」を徐々に見えるようにされる主イエスの配慮に満ちた奇跡が語られ、町の喧噪に入らず、身に起こったことを主の御前に静かに受け止める大切さが示された。 議事では、先ず諸報告。常議員会報告では、当委員会から「要望書」を出した未受洗者陪餐の問題について「北村慈郎牧師に対し日本基督教団の教師退任勧告を行う件」が可決されたこと、「日本伝道一五〇年記念行事を開催する件」が可決され、そのための五人の委員に宣教委員長と伝道委員長が選ばれたことが報告された。 教育委員会からは聖和大学が関西学院大学との合併を進めていることで、キリスト教教育主事の養成がどうなる……

【4640号】社会事業奨励日メッセージ

日本基督教団は、社会活動基本方針に『教会と社会福祉事業との相互理解と協力を推進する』と謳い、十二月第一日曜日を「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」と定めています。 今年は十二月の第三日曜日(十二月十六日)、子どもの虐待死を悼みいのちを讃える市民集会「鎮魂のつどい&パレード」が日比谷公会堂・野外音楽堂で開催されます。新聞・テレビで報じる子ども虐待の報道には胸が詰まります。 「児童虐待防止法」が二〇〇〇年に制定されましたが、これは保護者が十八歳未満の子どもに対し①身体的虐待②性的虐待③怠慢または拒否(ネグレクト)④心理的虐待の四つの行為の禁止を謳っています。昨年は四万件を超す相談が寄せられ、二〇〇七年五月に改正法が成立し、やっと児童相談所の家庭への立ち入りが認められました。しかし虐待は増加し続け、なお多くの課題が残されたままです。虐待を受けた子ども達を関連の児童福祉施設が受け入れますが、そ……

【4640号】抗議

日本基督教団 総会議長 山北宣久 様 2007年10月23日 常議員 佃 真人 抗 議 議案16号「北村慈郎教師に対し教師退任勧告をおこなう件」の審議はあまりにも粗略であり、また、まったく論議が尽くされない中で、「教師退任勧告」という重大な内容の採決を強行したことに抗議します。 この強行採決は、会議制に基づいて合同教会としての教団を形成しようという多くの教会の信頼と願いを著しく損なうものです。 このような形で決定されたことがらを、我々は受け入れることができません。 ※この抗議文には、常議員9名を含む、計29名の方々の署名が添えられていますが、紙面の都合上、お名前は省略させて頂きます。…新報編集部

【4640号】未受洗者配餐をめぐって

日本基督教団 総会議長 山北宣久 苦渋にみちた「勧告」に至るには 聖餐にはバプテスマを受けた信徒があずかるものとする。・・・準則第8条① *苦渋の常議員会決議 第35総会期第三回の常議員会は苦渋にみちたものでした。 それは「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」を上程し、審議し、可決したことをさします。 この議案上程と同時に、案件を撤回するよう要望書が寄せられ、議決後も抗議が届けられています。もっとも、常議員会はこの重要議案をきちんと扱い、教団としての筋を通すようにとの要望もありましたが。 ここでは、この件につき反対する意見に対してコメントするようにとの依頼に従うこととします。 *闇討ち、騙し討ち! 前回の七月常議員会にて北村慈郎教師が紅葉坂教会にて未受洗者への配餐を行っていることを報告し、聖餐の在り方に多様性があってよいと主張されました。 こ……

【4640号】訂正・お詫び

第四六三九号第一面常議員会報告記事中、『会議冒頭、議事日程承認では、この「教師退任勧告」議案を取り下げるよう強く訴えられた。本常議員会前には、同等の取り下げ要望・抗議が奥羽、神奈川、京都、兵庫、東中国、西中国、九州の各教区から、また紅葉坂教会からは質問書が常議員会宛てに送られていた。』とありますが、文中から、『奥羽』を削除致します。 奥羽教区が、教区常置委員会の決定に基づき『取り下げ要望・抗議』をした事実はなく、常議員会に寄せられた抗議文書は、『江刺教会牧師 邑原宗男』名によるものである旨、岡村宣奥羽教区書記より、指摘を受けました。誤解を与える記述であったことを関係各位にお詫びし、訂正(削除)させて頂きます。 また、前述のものを含め殆どの『取り下げ要望・抗議』は、未受洗者の倍餐を認めるものではないのに新報の記述は誤解を与えるとの指摘も、同書記よりありました。新報にはもとよりそのような意……

【4640号】『北支区五十三次』東京教区北支区青年部 自転車で支区内53教会を巡る

祈ることの大切さを改めて教えられ 一○月八日の祝日に行われた「『北支区五十三次』第一回新宿区編」に参加させて頂きました。東京教区北支区青年部では、支区内諸教会の青年相互の交流をより豊かなものとするため、諸教会の声に聞きつつ、青年部の委員を中心に積極的な活動を展開しています。そして、今年度諸計画の中でも特に柱となるものの一つとして実施されたのが、「北支区五十三次」です。 *諸教会と出会うための一歩 東京教区北支区には、現在、五三の教会があります。その数だけに注目すれば、決して大所帯とは言えない規模と言えるかもしれません。しかし規模が小さければ、諸教会間の交わりが容易に深められるかと言えば、そうとも言えないのが実情です。諸教会の青年たちが自由に出会い交わりを深めるには、規模の大小にはよらない諸教会共通の課題があると思うからです。特に青年たちの出会いの場としても機能してほしい教……

【4639号】第35総会期 第3回常議員会

2007年11月24日
「教師退任勧告」の議案を可決  今常議員会の関心は「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」に集中した。常にない程の陪席者があり、組織会時から議案の取り下げを要求する声が上がるなど、白熱した(二面に記事)。一方で、「合同のとらえなおし」、教区活動連帯金配分協議会の法的位置づけについて、地震被災教会の支援、等々、多くの重要案件・課題を抱え、それらの審議にも多くの時間が割かれた。

【4639号】議案巡り、開会時から議論白熱

 一〇月二二日、二三日、教団会議室において第35総会期第三回常議員会が開かれた。出席は開会時二八名、最終二九名の出席となった。要求陪席者が開会時点四七名と、山北宣久議長から提案された「北村慈郎教師に対し教師退任勧告を行う件」への諸教会の関心を示した。本議案は、直接には、第二回常議員会における聖餐に関する懇談会で北村教師が未受洗者に聖餐を執行しているとの報告を受けての提案である。会議冒頭、議事日程承認では、この「教師退任勧告」議案を取り下げるよう強く訴えられた。本常議員会前には、同等の取り下げ要望・抗議が奥羽、神奈川、京都、兵庫、東中国、西中国、九州の各教区から、また紅葉坂教会からは質問書が常議員会宛てに送られていた。取り下げ要望には実質、内容の審議に触れるものも含まれていたため、当該議案が扱われるところにて議論すべきと判断され、二八名中十六名の賛成により議事日程が承認された。  次に……

【4639号】「合同のとらえなおし」実質審議の上、継続

『合同のとらえなおしに関する件』については、山北宣久教団議長が「特に新しく議案という形で上がっているわけではないが、これまでも、基地問題をめぐる声明など、様々な事柄について対応してきた。今日も、時間の許す限りで、協議の時間を取りたい」と述べた上で、この件について意見を求めた。 常議員の中から「沖縄教区内の教団名義財産について、調査報告結果はいつ頃出るのか。特に沖縄教区の場合、合同議定書との関連もあるのでないか」との質問があり、内藤留幸総幹事は「前任者との引き継ぎが途中で、時期について明言するのは難しいが、発言を受け止め、なるべく早く調査報告できるようにしたい」と答えた。 その他「第25回教団総会では、沖縄教区との合同の実質化という議論の中で、教団の沿革の加筆・修正をするということが議論され、常議員会に付託されている。このことを『合同のとらえなおしに関する件』の一つの作業として行うことこ……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan