その名もヨハネ
その名も「ヨハネ」。故島村亀鶴牧師の次男である。名前の由来を教会の中で問われたことはない。
昨年のクリスマス前に大病を患い、初めてクリスマスを病院で過ごした。このことを一つの区切り時と考え、これまで担ってきた長老職、教会学校の校長の職から身を引く決断をする。放蕩息子だった、との自覚を強く持ちながら歩んできた信仰生活もいよいよ最終局面を迎え、ここからどう歩んでいくかを模索する日々である。
様々な事情によりお寺の幼稚園に入園。しかし、ヨハネの名は伊達ではない。私たちは仏の子、とみなが歌う中で、自分はイエスさまの子だからと、幼稚園の歌を歌うことを拒絶した。この子が後に放蕩息子になるのだから人生は面白い。
明治学院中学在学中に洗礼を受け、クリスチャンの学友との交わりの中で、その信仰は育っていった。高校卒業時に献身の思いを父親に伝えるも3日……
第36回キリスト教系宗教法人のための 法人事務・会計実務研修会
◎期 間 2010年10月12日(火)~14日(木)
◎会 場 富士箱根ランド(静岡県田方郡函南町桑原苗場1354)
◎主 催 日本キリスト教連合会
◎内 容 法人実務クラス、会計事務コース、パソコン会計導入コースの3クラスに別れ、キリスト教系宗教法人のための実務を学ぶ。
講師は、キリスト教系宗教法人の各分野に携わる専門家。
◎応募資格 特になし。
教会役員、個人でもご参加いただけます。
◎参加費用 参加費/3万3千円(3~4人で1部屋。個室希望者は、1日5千250円の追加料金)。
交通費
◎問合せ 総幹事室(03―3207―8768)
◎応募締切 9月3日(金)
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■主 題 「会衆主義の伝統と希望」
■と き 2010年8月30日(月)~31日(火)
■ところ 同志社大学今出川寒梅館および関西セミナーハウス
■講 演 森 孝一さん(神戸女学院理事長・院長)
■発 題 東北同信伝道会の歩みから
北海道の教会の自立と連帯
◎案内、申込書を必要とされる方は、下記実行委員会までご連絡ください。
◎参加申し込み〆切:7月31日(土)必着
〒569-1022 大阪府高槻市日吉台2番町3-16
日本キリスト教団 高槻日吉台教会 小笠原純 気付
「同志社神学協議会2010」実行委員会
TEL:072-687-6614、FAX:050-1271-0481
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「蒔かぬ種は生えぬ」を合言葉に 伊東教会牧師 内田知
「みなさんとてもいい笑顔ですね。」...ペンテコステ伝道礼拝に来た新来者が仰った嬉しい一言。
湯「出づ」る国、伊豆の東に位置する「伊東」市。人口約7万5千人。首都圏からの近さも相俟って、温泉と温暖な気候に惹かれて移り住む人も少なくない。先の新来会者もその一人。
伊東教会は「日本同盟基督協会伊東講義所」として、1907年3月に設立された。爾来103年に亘る歩みである。その間の先達の働きにより、今伊東教会は多くの信仰の遺産を受け継いでいる。
先人たちは町の一等地に会堂を残してくれた。伊東市の誰もが知っている立地のよい場所である。
また町と海を見渡せる山の中腹に約七、八〇坪の墓地と納骨堂を持っている。これが信仰の継承と伝道に大いに用いられている。
地域の人々に良き印象と思い出を残していることも特筆すべきで……
書庫番? 宮本義弘
「宣教研究所は書庫番でもしていろ!」という悪口が聞けるような宣教研究所になりたい。
第36総会期第3回常議員会で初めて「宣教研究所委員会報告」の機会があり、1時間弱の質疑応答の時間が与えられた。約50年ぶりに改定しようとしている「宣教基礎理論ならびに宣教基本方策の作成」と「日本基督教団信仰告白に対応した信仰問答の作成」に質疑が集中し、宣教基本方策は長い年月の間に各教区に影響を与えていることを知らされたし、信仰問答の作成にあたっては、その段階ではほとんど着手したばかりであるにも拘らず、その内容を知りたいとの質問が重なったことは、ここにもいろいろな方面からの関心があることを知らされた。陪席者として3年余り常議員会の末席を暖めた者としては初めて宣教研究所の働きが教団の中で用いられようとしていることを実感した大切なひと時であった。
しかし、宣教研究所が発足して50余年……
第36総会期第4回部落解放センター運営委員会が、全国会議後の6月9日午後から10日にかけて、教団4階会議室で開催された。出席者は陪席者をあわせて29名。12年間、会計監査の労を担って下さった田中義久監事が今期をもって退任されるので、委員会の中でその労に感謝し、共に祈りを献げた。
会計監査報告の後、前年度の決算が承認された。2009年度活動献金は、カナダ合同教会から多額の献金があり、目標額がほぼ満たされたことが感謝のうちに報告された。今年度も7百万円を目標に取り組むことが確認された。また、古くなった印刷機の買い換えが承認された。
2011年に関東教区で開催を予定している部落解放キャラバンについて、関東教区と共に準備を進めていることが報告された。
これまで時間をかけて検討を重ねてきた部落解放センター規約の改定作業が終わり、新しい規約案が承認された。常任運営委員会など新しい動きを盛り込んだ……
第2回委員会が3月23日、教団会議室で開催された。出席者は、木下宣世委員長、向井希夫書記、小林貞夫委員、岡本知之信仰職制委員長、黒田若雄教育委員長と野村和正担当幹事。開会祈祷を木下委員長がささげた。
前回議事録承認の後、2月2日、関西学院大学・聖和キャンパスで持たれた、キリスト教教育主事養成を担っている「聖和」関係者との懇談の報告を木下委員長が行い、内容確認を行った。当委員会としては、「キリスト教教育主事養成プログラムを改定するにあたって-養成校 聖和大学からの提案-」を参考にし改定を進める。
具体的には、養成を担ってきた聖和大学人文学部キリスト教学科の募集停止に伴い、「キリスト教教育主事認定試験規定」第1条③を最初にし、①、②、④の順とする。詳細については、検討する。第1条③における関係学校への問い合わせ、確認については、常議員会で内容が確定した後、教育委員会が行う。受験者には、教会……
第1回日本基督教団教育委員会と宣教師との懇談会が5月18日教団会議室において開催された。出席者は、Cesar Santoyo(日比家族センター)、李孟哲(東京台湾教会)、Nathan Brownell、Noaomi Brownell(フェリス女学院)、David W.Reedy(青山学院)の宣教師と、黒田若雄教育委員長、清藤淳、北畠友武、的場恵美子、平田和子、佐藤飛文、山畑謙の各委員、野村和正担当幹事、草深茂雄担当職員。
開会にあたり、黒田委員長より懇談会開催の意図について説明があり「初めての企画なので、それぞれの働きについてと、提言などを話し合う会にしたい」と挨拶があり、始めに、自己紹介の形で各宣教師の派遣に至る経緯や現在の働きについて語られた。
協議として、教育委員会の大きな課題である「若い世代への伝道」について、日常的に若い世代に接している宣教師の立場から、どういう展望をもってい……
教育委員会の第5回委員会が、5月18日~19日、教団会議室で開催された。
報告事項として、第49回キリスト教教育主事認定試験の結果、2名の受験者を合格とし、教団三役に報告をした件、2011年度以降の教会教育プログラムの案を小委員会で策定した件、宣教師会議への委員長の参加等の報告がなされ、承認された。
この委員会開催中の18日夜、「宣教師との懇談会」が同会議室で開催された。5名の宣教師を迎えてそれぞれの働きと課題の報告を受け、分かち合いの時を持つことができた。
昨年、天候不順のため開催できなかった同会であったが、宣教師と教育委員会との連携が深められるよい機会となった。
協議事項として、まず2009年度クリスマス献金に関して協議し、以下のように決定した。事務局より献金として795万円を献げることができるとの報告がなされ、これを当初より献金先として予定……
5月18日に第36総会期第6回、6月24日に第7回宣教研究所委員会が開催された。現在宣研では任期中の新信仰問答の完成を目指してひと月に1回、鋭意委員会を重ねている。
従来「新信仰問答」と紙面上で報告してきたが、正式名称を「信仰の手引きー日本基督教団信仰告白・十戒・主の祈りを学ぶー」(宣教研究所編)とした。
《目次》
◎日本基督教団信仰告白
序 命の言葉
第一部 公同の信仰
第二部 神の言葉としての聖書
第三部 わたしたちが受け継いだ三位一体とキリストへの信仰
第四部 わたしたちが受け継いだ選び・義認・聖化についての信仰
第五部 わたしたちが受け継いだ教会についての信仰
第六部 使徒信条
◎十戒
◎主の祈り
教会は伝統的に三要文を重んじて信仰を養い、確かなものとしてきた。今回作成を目指してい……