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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4725号】「伝道に熱くなっている」教区 東海

2011年6月18日

第90回総会は、5月24~25日、松本市のホテル翔峰を会場に、開会時の登録数で正議員202名中、163名の出席をもって開催された。
他の教区では見られなくなった独特の三読会方式を持つことから、冒頭、松木田博副議長は、特に三つの分科会(第二読会)の運営方法について説明した。
小出望議長の報告では、教区内の諸事業に先んじて、前文を東日本大震災に充て、本文の「1.教区について」に於いても、①で、緊急に「救援活動支援献金」を立上げ、奥羽・東北教区にそれぞれ100万円、150万円を届けたことを報告した。報告の質疑では、「負担金を減らし、多すぎる集会を再検討しスリム化すべき」など教区財政について意見が述べられた。
また、「一人でも多く人々にキリストの福音を伝えることは、教会の使命です。今、教団の伝道する姿勢がはっきりと打ち出されたことには、神が与えられた時を感じます」と述べ、「伝道する教団」の姿勢を高く評価した。議員からは、教師免職問題等に関連して、「翼賛的な体制を取る必要はない。二分化・多様化は豊かさだ」という意味の、教団・教区への批判的意見も述べられたが、正副議長、宣教委員長選挙で何れも次点を大きく引き離して一回で当選を決め、現在執行部の伝道重視路線への支持が証明された形となった。
問安使の石橋秀雄教団議長は、「『伝道に熱くなる教団』を提唱しているが、東海教区は、『伝道に熱くなっている』教区だ」とエールを送った。
初日議案審議を終えた後、夜9時から「記念式」が持たれた。教師2名、信徒127名全員の氏名が朗読された。司式者の山本将信牧師(篠ノ井)は「巡礼の手によって伝えられた福音の灯火を次の世代に渡して行くことができるように…灯火を掲げて御許に召された人々を、聖徒の群れに加えて下さいますように」と祈った。
また、閉会時、隠退教師への暖かいねぎらいの言葉が述べられ、功労金が手渡された。『伝道に熱くなっている』教区は、篤い交わりを持つ教区であった。
四役選挙結果
【議長】小出望(静岡草深)、【副議長】松木田博(甲府)、【書記】瀬谷寛(駿府)、【伝道委員長】宮本義弘(沼津)
常置委員選挙結果
【教職】小林眞(遠州)、北紀吉(愛宕町)、鷹澤匠(信州)、佐々木美知夫(静岡)
【信徒】的場武彦(下田)、原田勇(伊那坂下)、稲松義人(遠州栄光)、八嶋由里子(沼津)
(新報編集部報)

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