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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4697・98号】11年7月の協議会へ向け準備着々と 第5回三国間協議会実行委員会

2010年5月8日
  第36総会期第7回スイス・韓国協約(合同)委員会が、第5回三国間協議会実行委員会として、2010年3月12日に教団会議室で開催された。 前回実行委員会(2010年2月2日)において、協議会の開催日程が、関係諸教会との調整の結果、2011年7月5日(火)~8日(金)に確定している。会場はYMCAアジア青少年センターを予定している。 総合主題は、すでに「平和の絆-一つの体、一つの霊、一つの希望(エフェソ4章3~4節)東アジアの平和のための私たちの責任とヴィジョン」に確定している。外部からの基調講演者としては姜尚中氏が予定されており、協議会本体の終了後に、オプショナル・ツアーを実施する見通しもついてきた。 協議事項としては、趣意書(和文と英文)の検討を行った。東アジアの平和という課題を聖書的・教会的な視点から理解するために各地域や教会に固有な経験を共有するこ……

【4697・98号】宣教師の働きを覚え祈りを 第3回宣教師人事委員会

  去る2月26日(金)、教団B会議室で第3回宣教師人事委員会が開催された。 報告事項として、世界宣教委員会のもとにある各委員会の報告、事務局訪問者との面談報告等がなされた。 協議事項としては主に、北米及びその他の地域からの宣教師受け入れの承認、任地の変更、任期延長など、受け入れ宣教師に関する人事事項を取り扱った。 今春、2人の宣教師が、それぞれ1年、2年余の任期を満了して退任した。これまでの働きを覚え、派遣して下さった関係諸団体、そして主なる神に感謝をささげる。また、1年から3年の任期継続、任期延長をして、さらに様々な働きを続けている宣教師たちを覚えて主を賛美したい。 宣教師の中には、学校の夏期休暇中に、〈本国活動〉のために帰国する人もある。ゆっくり骨休めをする休暇などではなく、与えられた時間を精一杯使って、支援教会を訪ね、伝道報告をするのである。……

【4697・98号】信仰生活50年に感謝する 日本伝道150年記念最後の礼拝

  2010年3月22日(月・休)午後1時半~4時半、東京山手教会において日本伝道150年記念、最後の礼拝が行われた。 2009年1月5日初週連続祈祷会に始まった日本伝道150年記念行事は、その完成へと導かれて礼拝が捧げられ、聖餐に共に与るお恵みを頂いて、すべて終了した。 日本伝道150年記念の年、受洗後50年以上の教師・信徒は多くの数に上る。これは、まさに日本伝道150年の3分の1を神の摂理のもとに守られたことになる。この御恩寵の主に感謝を捧げ、共に聖餐に与るために、東京信徒会の呼びかけに応えて、東京地域82教会450名が出席した。 礼拝出席のために、事前登録の案内が出されたのは、前代未聞と言えよう。 礼拝は、司式・鈴木功男(目白)、奏楽・佐藤尚子(東京山手)、聖書朗読・笠原康子(銀座)、説教・聖餐・東京教区総会議長、東京山手教会長崎哲夫牧師により……

【4697・98号】教区総会を前にして 各教区の課題を覚えて祈る

  北海教区 ①《総会主題》2004年4月に策定され10年間取り組むこととしている第3次長期宣教計画にあげられている標語「平和を生きる神の民」のもとに建てられている宣教方針。 1.教会が新しくされるために-革新。 2.御業を共に担うために-連帯。 3.平和を実現するために-平和。 ②《最重要議案》昨年度の総会において審議され継続となっている「パワーハラスメントの防止と問題解決に関するガイドライン制定に関する件」 ③《祈りに覚えてほしいこと》教区内教会相互に連帯をしつつ、小規模教会を支え守る教区財政基盤の確保が出来るようになること。 (副議長 笠田弘樹)   奥羽教区 ①《総会主題》教区主題「さあ、共に生きよう」宣教計画重点目標 *教会は神の栄光をほめたたえるために「さあ、共に生きよう」と互いに呼びかけ、礼拝を……

【4697・98号】荒野の声

  ▼幼児洗礼者の信仰告白式を執行した。かれこれ30年説教壇に立っているが、全く初めての経験で、手順を間違えないかと緊張した。▼当人は高校2年生の女子。幼児洗礼を受けているくらいだから、両親共に教会員、しかも当教会の青年同士で結ばれ、結婚式を挙げた。当人も赤ちゃんの時から礼拝に出ている。教会の交わりの中で誕生し育った、所謂生え抜きとなる。同じ年頃のCS生徒も列席し、華やか、晴れやかなイースター礼拝を与えられた。▼幼児洗礼については議論がある。生え抜きという表現には抵抗を覚える向きもあるだろう。しかし、何と呼ぼうとも、牧場の中で子どもが生まれないようでは、牧場の未来に展望はない。▼式の後には、聖餐式が続く。ちょっと気になった。同じく幼児洗礼を受けた姉がいて、この礼拝にも出席している。小学生からのCS仲間も出ている。彼女等は聖餐に与ることはできない。▼結果は、杞憂に終わるどころ……

【4697・98号】メッセージ ゼカリヤ書4章1~14節 ペトロの手紙Ⅰ 2章1~10節

  初めのささやかな日をさげすむな 井ノ川勝   瓦礫の山を目の前にして 伊勢神宮の町に、主から伝道者として遣わされて26年。ひたすら主の御言葉を語り続けてきました。しかし、時として途方に暮れることがあります。御言葉がこの町の人々に届かない。伊勢神宮と向き合って立つ教会が、主の教会として堅固に立っているのだろうか。 しかし、そこで繰り返し立ち戻り、聴く御言葉があります。「誰が初めのささやかな日をさげすむのか」。預言者ゼカリヤが語った御言葉です。 神の民イスラエルは、50年にも及ぶ異郷の地での捕囚生活から解き放たれて、喜び勇んで祖国に帰って来ました。ところが、そこでイスラエルの民が目にしたものは、崩壊の現実でした。国家も、神殿も、家もすべて崩壊し、瓦礫の山になっている。すべてが無に帰した状態の中から、どのようにして国家、神殿、家を再建したらよいの……

【4696号】人ひととき 山田 麻美さん

2010年4月24日
  避難場所の大切さ   「入学手続きをする時に、初めて自分の行く学校がミッションスクールだって気付いたんです」。キリスト教との出会いは、中学への入学だった。入学式で「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ」という言葉がとても印象的だった。 元来まじめな性格で、学校から紹介された教会に熱心に通い、1年半をかけて親を説得、高校3年で受洗した。 社会科教師志望だったが、小塩節氏の講演に感動し、中央大学だけは独文科を受験した。結果、中央大学に進むこととなり歴史の教師になるのはあきらめた。そのかわりに司書の資格を取った。今にして思えば全て神様のご計画と言うしかない。教育と関わりは持ち続けたくて、司書教諭の資格も取った。 学校図書館への勤務を志したのは、自身の経験から来る図書館への思いがあった。外に出ることが得意ではない自分に対……

【4696号】お知らせ

◇参加者募集◇ 台湾基督長老教会と日本基督教団との青年交流会 (Youth Mission) ◎期間 2010年8月10日(火)~23日(月) ◎募集人数 6名 ◎応募資格 日本基督教団の教会および関係学校・団体の牧師・教務教師の推薦を受けた青年 ◎交通費 半額負担(SCFが半額を負担)、帰りの交通費とお小遣い等(約4万円)は自己負担 ◎滞在費 無料(台湾基督長老教会が負担) ◎締め切り 7月9日(金) ◎申込先 日本基督教団教育委員会(東京都新宿区西早稲田2-3-18) 電話(03-3202-0544) ◎担当職員 草深茂雄 ◎メール (kusafuka@uccj.org) ◎主催 日本基督教団・台湾基督長老教会 ◎  後援 学生キリスト教友愛会(SCF)   ◇「インド・スマトラ・フィリピン……

【4696号】献身のとき No.15

  神のみ業が現れるために 田中 文宏 (真駒内教会牧師)   ヨハネによる福音書9章には、生まれつき目の見えない人が主イエスによって癒された物語が記されています。特に、「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」(3節)という主のみ言葉は、私の伝道者としての召命を支え、牧師としての働きを導いてきたといっても過言ではありません。 私は、兵庫県の北部の湯村温泉という山間の町に、農家の5人兄弟の末っ子として生まれました。中学生の時に読んだ下村湖人の「論語物語」に感動し、キリスト教に出会うまでは孔子の教えを人生の指針として歩みました。私の家の近くには教会はなく、隣町に小さな教会がありましたが、牧師は公立中学の教師を兼務していました。 高校卒業後、盲学校の教師になることを志して東京教育大学に入りました。受験勉……

【4696号】消息

  松井敏郎氏(隠退教師)  09年10月28日、逝去。80歳。愛媛県に生まれる。 '56年東京神学大学大学院を卒業、同年都城城南教会に赴任、長崎教会を経て、'70年より福岡渡辺通教会を牧会し、'98年隠退した。 遺族は、妻・容子さん(隠退教師)。
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