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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4693号】教区コラム 奥羽教区

2010年2月27日
  教師謝儀互助はどうなるの 邑原宗男   奥羽教区は、教区の宣教協力の重要事項として1989年度より教師謝儀互助制度を実施した。実施に先立ち、常置委員会は数年にわたって検討を重ね、そこで出された意見を元に、教師謝儀互助委員会を設置して集中的に検討させた上で教区総会に提案した。教区総会は再度検討するよう常置委員会に差し戻した。またまた検討を重ね、当時参考にしようとしていた他教区の制度に取り入れられていた申請方式をやめ、提出された謝儀実額調査書による算定方式とした。そこには誰でも遠慮なく互助の対象となり得ることを目的としている。20年間には、何度となく制度の見直しを繰り返し、その度ごとに出来得る限りの検討をし、少しでもよい制度に変更・改訂を行いながら維持してきた。 この制度の財源は、教師による互助負担金、信徒による教師謝儀互助献金、教区経常会計繰入金、特別……

【4693号】兵庫県南部大地震記念の日 追悼礼拝

  被災地・神戸では1995年1月17日の兵庫県南部大地震以来、毎年追悼の祈りを込めてこの日に礼拝を続けています。震災10年を契機に、改めて「『兵庫県南部大地震記念の日』追悼礼拝」と位置づけ、礼拝してきました。今年も17日夕、被災当時救援活動の拠点として、また遺体安置所として役割を担った神戸教会を会場に、関西だけでなく全国から244人の出席者を得て礼拝を行ないました。教団新報にはしばらく追悼礼拝の記事は掲載されておらず、かねてから私たちの思いについての取材をしていただけないかと思っておりました。ところが今年は編集部から兵庫教区に記事の執筆の依頼ということでした。それを受けて兵庫教区阪神・淡路大震災特設委員会において協議しましたが、もし自分たちの責任において記事を書くのであれば、単に出席しての感想を書くのではだめだろう、自分たちはどのような思いで毎年追悼礼拝を準備して来たかを……

【4693号】日本伝道150年記念-信仰生活50年感謝礼拝

  東京信徒会 会 長 鈴木功男 副会長 川上郁夫 「日本伝道150年記念 信仰生活50年感謝礼拝」のご案内を申し上げます。 日本伝道150年記念の年、信仰生活50年以上を迎えられた方は、教師・信徒大勢おられます。宣教100周年以降の日本基督教団の歴史と共に歩まれ、主によって養われた信仰生活50年は、まさに日本伝道150年の3分の1を栄光ある主に共に与ることができたことになります。この豊かなお恵みを感謝し、主のご栄光を讃え、信仰の継承が主によって導かれることを願いつつ、聖餐に共に与る「日本伝道150年記念-信仰生活50年感謝礼拝」をお捧げいたします。 つきましては、準備の都合がございますので、御教会で信仰生活50年以上の教師・信徒のお名前・受洗年・出席をご記入の上、2月28日までに、下記FAX番号宛ご返事くだいますようお願いいたします。 ◎日 ……

【4693号】新しい信仰問答の原案提案 第4回宣教研究所委員会

  1月18日(月)第36総会期第4回宣教研究所委員会が開催された。 今回、もっとも時間を費やしたのは「新信仰問答」の作成に関する件である。今期の宣教研究所委員会が教団信仰告白に対応する新しい信仰問答について研究を進めていることは、これまでの教団新報紙上において報告してきたところであるし、第3回常議員会においても報告されているところである。 前回の委員会でこのための作業部会を立ち上げ、その作業部会において2回の作業を経て今回の委員会に原案が提案された。提出された原案は教団信仰告白のうち使徒信条の前の部分までである。そこまでで序から始まり第5部までの構成となっている。この原案について、委員全員でひと項目ずつ読み合わせをしながら詳細に検討を行い修正を行った。一日の委員会で第4部までの検討を終えたが、内容的にはかなり充実したものになっている。今後の教団諸教会伝道所、教……

【4693号】後世に遺すための冊子を作成へ 日本伝道150年記念行事委員会

  第36総会期第15回の「日本伝道150年記念行事準備委員会」が1月15日(金)、教団遺愛会議室において行われた。 記念行事については、教団新報4690・91号に報告した通り、主の祝福のもとに行われた。 今回の委員会において新たに取り組むことを決定したのは、「日本伝道150年」を記念して行われた諸行事を記録し、後世に遺すための冊子を作成することである。 全国諸教会よりの献金が目標を上回っており、この冊子を印刷する余裕があることは感謝である。この冊子には、教団の行事はもとより、各教区や各個教会、有志によって行われたものについても記録したいと願っている。 日本基督教団全体の中で、伝道150年を記念するためにどのようなことが行われたかを一覧できるものとしたい。 ◇そこで各教区、諸教会の皆さんにお願いします。 昨年「日本伝道150年」と銘打って……

【4693号】教師戒規に関して諮問2件に答申 第4回信仰職制委員会

  第36総会期の第4回信仰職制員会が1月25日(月)~26日(火)に、委員7名全員の出席のもと教団会議室で行われた。 今回、以下の二つの諮問に対して答申が出された。二つとも、教師の戒規に関してのものであった。その要旨は、 一、「教師委員会の『内規』について」(北海教区から)の2009年7月13日に改定した教師委員会の「教師の戒規適用に関する内規」に対する疑義に関しては、 (1)この内規には、戒規発動の要請主体については規定されていません。戒規発動の要請主体については、先例集九六を指針として尊重されることを望みます。 (2)各委員会の内規に関しては、「その権限に属する次項について内規を設け、またそれを改廃することが出来る」(教規施行細則第九条①)ものです。従って内規の規定がもたらすと考えられる問題に関しては、当該委員会に意見を申し述べてください。 ……

【4693号】補教師59名、正教師8名の受験資格確認 第5回教師検定委員会

  第36総会期の第5回教師検定委員会が、1月25日(月)~26日(火)、教団会議室において、委員7名全員が出席して行われた。 委員長・事務局報告は次の通り。教師検定規則第4条変更の常議員会可決を受けて、変更規則本文と規則運用のための資料を、「教師検定試験受験の手引き」と一緒に各神学校に送付した。「手引き」は、教区事務所にも送付し、教団新報に案内文を掲載、申込みに応じて販売している。12月1日付けで100部印刷し、1月中旬、100部増刷した。 なお、「手引き」に紹介した参考書が絶版で入手できないとの苦情を受けて、教団出版局刊行の書籍についてオンデマンド出版を依頼し、委員会が買い取る形で補助し、希望者に販売することとした。 次いで、2010年春季教師検定試験の準備を行った。試験日程と会場について確認し、補教師受験志願者59名と正教師受験志願者8名の受験資格を……

【4693号】荒野の声

▼日本伝道150年記念式典での、山北宣久議長の説教に、「国語辞典は愛で始まり、腕力で終わる」という一節があった。新報編集委員会で話題となり、いろいろな辞書に当たった。該当する辞書も見つけたが、愛で始まり、ワンワンで終わるものもあった。これは愛犬家が喜びそうだ。嗚呼が最初のものもある。んも、ちゃんとある。▼委員の間で話が弾む。「嗚呼で始まり、ンーンで終わるのがいい、どこか哲学的だ」、「愛で始まり、和で終わるのはどう、仏教的かな」。「聖書大辞典はアァメンで始まり、わんで終わる。わんはお椀のことで、これは土の器だ」と、説教が始まる。▼『名なしの探偵』シリーズで知られるビル・プロンジーニは、言葉遊びが大好きだ。『決戦!プローズ・ボウル』などは全編言葉遊びで出来ている。『名なしの探偵』に頻出する独特の言い回しを借りる。「戒規」は、辞書で見れば、「怪奇」の後で、「会議」の前にある。▼「正義」は「性急」……

【4693号】教師間の信頼関係が問われる時に 教師会訪問(西東京・東京東支区)

  ◆1%を越える道-日本における伝道を考える 西東京教区一泊教師研修会   2月1~2日、高尾わくわくヴィレッジを会場に、西東京教区一泊教師研修会が開催された。主題は、「1%を越える道-日本における伝道を考える」。講師は古屋安雄聖学院大学教授。講師紹介には、1926年上海の生まれと記されている。誕生日には84歳となる勘定だが、年齢を感じさせない。外見も若くトレードマークの蝶ネクタイも映えるが、そういうことではない、何しろ考え方が若々しい。大いに刺激を受け、深く考えさせられた。 氏自身が冒頭に述べたように、「近著『何故日本にキリスト教は広まらないのか』にも記した持論」が、「サムライ」をキーワードに、大胆に分かり易く展開された。 明治初頭のキリスト教は、植村正久等の旧武士階級出身者によって担われた。以来150年間、人口の5%に過ぎない「サムライ」が、人……

【4692号】今そして10年後の喜び

2010年2月13日
  昨夏の地震で傷ついた会堂等の修理がようやく終わり、一応の安心を持って礼拝を守らせて頂いている。本当に感謝である。それと共に年月を経た会堂の今後を考える現在である。具体的には10年後に会堂建築の事柄を始める必要がある。そしてその10年後の教会を深く思わせられるのである。教会員の高齢化といわゆる若年層の減少は私共の教会に於いても顕著である。10年後を思う時、与えられた使命を担う教会の姿をそこに喜びをもって展望できるかどうかは現在の大きな課題である。 2010年版の「教団年鑑」を見る限り、統計上の数字は私共に厳しいものを告げている。その現実が全国の諸教会にあることも明らかである。教会の姿や力は数字では計れない。しかし具体的にはその数字を抱えて教会は立ち、また使命を果たして行くのである。それ故にこそ、信仰内容の確立と伝道の進展という基本的な事柄がまた私共の急務となっている……
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