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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4732号】9月11日2時46分 大船渡教会 911246 この日とこの時間に 共に祈りを

2011年9月24日
… 主の慰めと助けを求める祈りと礼拝のとき  … 911246、あの日あの時から半年。全てが揺さぶられ飲み込まれ、混沌そのものとされた311246の「あの時」と比べれば、目に見える光景はたしかに様変わりしつつある。しかし、大震災を何らかのかたちで経験した者の多くは、あの時を思い起こせば、おそらく足がすくみ、胸が締め付けられるに違いない。あれから半年の月日は、長いのか短いのか。まだ悲しみと嘆きの声はやまず、明日のことを思えば、不安と恐れに包まれ、何の展望も開けない人は少なくないだろう。信仰者といえど、まだ整理がつかず、11246の祈りの時ごとに、「なぜ」という問いがまた頭をもたげる。 しかし、その問いを抱えながらも主の御前でこの時を過ごそうと、「911246 この日とこの時間に共に祈りを」と石橋秀雄教団総会議長が呼びかけ、この大船渡教会に、祈り礼拝する人々が集まった。 まず、午後2……

【4732号】消息

宮島新也氏(隠退教師) 11年6月12日逝去、74歳。東京都に生まれる。'62年青山学院大学を卒業、'64年相良教会に赴任、'88年より'89年まで吾嬬教会を牧会し、'99年隠退した。遺族は妻・宮島園子さん。

【4732号】教区の教憲的位置付け明確に 第3回信仰職制委員会

第37総会期の第3回信仰職制委員会が8月22日(月)~23日(火)に、委員7名全員の出席のもと教団会議室で行われた。 今回、以下の一つの諮問に答申が出された。 〈諮問〉 「教団と教区との関係について」(1)…教憲第6条に、「本教団はその教会的機能および教務を遂行するために教区を置く」とありますが、教団が教区を「置く」ということによって、教団と教区とのどのような関係を規定していると理解すべきでしょうか。 〈答申〉 教憲第1条には「本教団はイエス・キリストを首と仰ぐ公同教会であって、…主の体たる公同教会の権能を行使し、…」とあり、教団が教会であると規定されており、また、教憲第7条には「教会の教会的機能および教務は」とあって、各個教会が教会であると規定されています。 他方、教区については、教憲第6条に「本教団はその教会的機能および教務を遂行するために教区を置く。教区は本教団所属教会の……

【4732号】面接も合否判定の対象に 第2回教師検定委員会

第37総会期第2回教師検定委員会が、8月1日(月)~2日(火)、教団会議室において、委員7名全員の出席によって行われた。 事務局より1名の退任教師復帰に関する報告、西中国教区から「二重教職制問題」に関する要望書が教師検定委員会宛に送られている等報告があり、内容を確認してそれぞれ承認した。 委員長より「日本基督教団教師養成制度の検討に関する件」が常議員会で可決され、「同制度検討会議」が設置されたこと、8月26日に第1回会議が開催され、委員長と書記が出席予定であることの報告がなされた。信仰職制の筋を通していく上で重要な決定であり、必要な提言をしていくべきとの委員長説明があった。 教師検定規則第4条変更に関しては、第1回作業委員会が6月10日に委員4名で行われ、大学院のある関西学院、同志社、東神大のシラバスに基づいて科目対応一覧表作成準備を行い、「教師検定規則第4条第3号『読み替え』ワーク……

【4732号】神が私たちに問いかけておられる 東日本大震災をそれぞれの視点から

教会学校生徒の願いから学校は立ち上がった ▼キリスト教学校の視点から 先日、東日本大震災の被災地を訪れて、大阪空襲直後の光景を想起した。「滅びないものがあるのか」という思いである。 瓦礫の中から立ちあげた清教学園は、大阪の金剛山の麓にある小さな教会、長野基督教会の教会学校の生徒の願いから始まった。「毎日通える中学校を作って欲しい」という子供たちの願いに応えようと、1950年、教会に設立発起人会が設立されて、女性信徒の5、600㎡の土地提供、席上献金と毎月50円の募金を積み重ねて、中学校を設立し、5年後の高校設立に繋がった。 清教学園の目指す人間像は、①神を信じ、誠実に仕える②真理を学び、賜物を生かす③隣人と共に、平和を築く、であり、学校建設は、まさに「神のみ業」だった。 私は16年前、阪神大震災に遭遇した。16年前と結び付いている私の記憶は、「生かされた私」だった。東日本大震……

【4732号】特別講演 「土曜日のキリスト」

大木英夫氏(聖学院大学大学院長)による特別講演が2日目午後に行なわれた。2時間のプログラムは、1時間強を講演に、残りを質問、意見に答えることに用いられた。 大木氏の故郷は、今、「フクシマ」と呼ばれる。会津・喜多方、小学生のとき川越しに写生した教会堂に、氏が初めて入った経験を語ることから講演は始められた。陸軍幼年学校生として敗戦を迎え強烈な虚無の中で、氏は初めて教会の門をくぐり賀川伝道に触れた。これは彼岸にあった教会、かつては眺め写生する対象だった教会に自身が引き入れられることで、後に知ることになる、J・ウェスレーのアルダスゲートでの心燃える経験と同質のものであった、と言う。 講演本論は、大震災1ヶ月後に東洋英和女学院教職員研修会で行われた講演(4月23日付『キリスト新聞』講演要旨掲載)と、新報4727号(11年7月16日発行)巻頭メッセージを骨子とし、未曾有の危機の中で迫りを受けた「神……

【4732号】現代日本の危機とキリスト教 東日本大震災を通して問われたこと

信仰者としてどう受け止め、何を語るべきかを問う 東日本大震災・原発事故を信仰者としてどう受け止め、何を語るべきかを問う教団主催の緊急シンポジウムが8月29・30両日、銀座教会で開催された。「現代日本の危機とキリスト教-東日本大震災を通して問われたこと」を主題に、4人が発題、大木英夫・聖学院大学大学院長が特別講演を行い、濃密な、示唆に満ちたシンポジウムに延べ440人が熱心に聞き入った。内容は、教団出版局から出版され、内外に発信される。 第1日目午後1時30分から始まった開会礼拝で、北紀吉牧師(愛宕町)は、「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」と題する説教で、「神は死んだという人々がいるが、人々は神を乞い求めている。神を語らざるを得ない時代であり、教会はそのことを問われている。被災地に行って、夜、絶望のうめきを聞いた。闇の中に助けを求める叫び、うめきが脳裏から離れない。絶望のただ中に……

【4731号】日本基督教団東京地区 統一原理問題相談会を開催します。

2011年9月10日
◎日時 2011年9月30日(金) 午後1~3時 ◎場所 キリスト教会館4階会議室 新宿区西早稲田2-3-18 ◎問い合わせ ℡03-3202-0544(日本基督教団宣教部)、℡03-3203-4270(日本基督教団東京教区) 日本基督教団東京地区 統一原理問題連絡会・相談会 代表世話人 小海基(西東京教区)

【4731号】JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)東京事務所移転のお知らせ

このたび東京事務局をキリスト教会館(東京都新宿区西早稲田2-3-18)より下記に移転いたしました。 〒162-0045 東京都新宿区馬場下町1-1 早稲田SIAビル4階 (東西線早稲田駅より徒歩1分) TEL 03-3208-2416 FAX 03-3232-6922 E-mail:hoe@jocs.or.jp   2011年8月

【4731号】救援対策本部 事務所開設

日本基督教団救援対策本部の事務所が2011年8月より開設された。 東日本大震災被災教会の情報収集、復興支援、救援募金、などの具体的な対策を取り纏める。 ◎場所 キリスト教会館1階11号室(東京都新宿区西早稲田2-3-18) ◎連絡先(03-6817-3205) ◎スタッフ 加藤 誠(担当幹事) 前北未央 白鳥正樹
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