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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4744号】部落解放の取り組みが、 さらに支えられることを願いつつ開催 第5回部落解放センター運営委員会

2012年3月24日

2月2日(木)~3日(金)、教団会議室において第5回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は陪席者をあわせ延べ25名。
今委員会でも多くの議事の審議や報告が行われたが、特に各教区の取り組み報告時に、それぞれの教区での働きを振り返りつつ「運営委員の役割」を朗読して共有し、思いや抱えている課題、悩みを語り合った。運営委員会を通して各教区での取り組みが支えられることを願ってやまない。また、前回委員会に続いて東京電力・福島第一原発事故による放射能差別についての報告がなされた。
活動献金の目標額は昨年に引き続き700万円、また各教区の活動献金目標額も昨年と同額とすることが承認され、2012年度の予算が承認された。
中間決算報告が行われたが、厳しい財政状況が続いている。活動献金の目標達成に向けて呼びかけていくと同時に、組織や活動の見直しが進められている。センターの機構や活動の「みなおし委員会」中間報告がなされ、3つある広報誌の編集委員会を1つに統合する方向で検討作業を開始する提案が承認された。
解放劇については、どのように準備を進めていくかを含めて意見が交わされ、教団総会に向けて準備を進めていくことが承認された。神学校での部落差別問題への啓発を強化して欲しいとの要望が出され、神学校へ働きかけることとなった。30周年記念事業の企画、次回キャラバンの候補地選定などが継続審議となった。
新しい規約案について、教団執行部より一部修正してはどうかとの新たな意見が出されたことが報告された。しかし、現在すでに常議員会に原案を提出し審議中であるため、原案を取り下げたり新たな提案を準備するのではなく常議員会で採択してもらうか、文書をつけて差し戻してもらう事を提案する事となった。
6月に大阪で開催される第12回全国会議の準備の進捗状況が報告され、交通費補助の件などが話し合われた。
次回委員会は全国会議後の6月13日(水)~14日(木)に開催の予定。
(多田玲一報)

教団新報
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