【4750号】神学校等人権教育懇談会

自らの心に潜む差別意識に向き合う

同懇談会は、3月23日午後、早稲田セミナーハウスを会場に行われ、教団部落解放センターから4名、神学校関係者6名、大久保正禎牧師が参加した。
開会礼拝の説教は大久保牧師(東京・王子教会)が担当した。
同牧師は、とくに東京のような所で、被差別部落の人々に対する自らの差別意識を自覚することは、それほどたやすいことではないと述べたのち、ある社会学者の次のことばを引用した。「人が差別することの意味を考えることができるのは、いままさに差別をしようとしている瞬間、自分自身の姿を見ることから可能になるということだ。後からいくら厳しく指摘を受けたとしても、反省はできるが、差別している自分の姿をなまなましく生きることなどできないからだ」。
この言葉は、どうやったら自分の中の深いところに潜む差別意識に向い合うことができるのか、そのための大切な示唆を与えてくれている、と思った。
次に、各神学校の人権教育の取り組みについての報告があった。その中で、「かつては同和教育の名のもとに行われていたものが、現在では、在日韓国朝鮮人の人権や性差別の問題をも含む人権教育という形になっている」、「ハラスメント問題の取り組みには客観性の担保が必要である」、また、「学生だけでなく教員も人権教育について学ぶ必要がある」、などの意見があった。
続いて、長く部落差別問題に取り組んでこられた小柳伸顕氏による講演があり、その中で同氏が講師をつとめた農村伝道神学校の「解放講座」についての説明があった。この講座は、今年は2月の時期に4泊の期間行われ、「知る、体で感じる、行動する」を基本として、部落解放に献身した西光万吉、今井数一、また、江戸時代の浅草の被差別部落における指導者・弾左衛門などについての学び、浅草における現地学習を含むプログラムであった。
この懇談会の終わりに、今年6月に大阪で行われる、センターの全国会議に、各神学校から多くの学生、教員が参加してほしいとの呼びかけがあった。
(鈴木脩平報)

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