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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4751号】教区総会報告-東北教区-

2012年6月30日

新庄三教会、山形南北地区合同

 第67回東北教区総会が5月29日~30日、仙台青葉荘教会と東北教区センター「エマオ」を会場に、開会時正議員153名中130名の出席を得て開催された。
 最も関心を集めた議案は「新庄教会と新庄本町教会と新庄新生教会合同に関する件」と「東北教区山形南地区・山形北地区合同に伴う教区規則第45条①改定に関する件」。審議は、一日目、開会礼拝と准允式執行の後、「第38回教団総会議員選挙に関する件」の予備投票の直後に、法定議案より先に行われた。
 多勢眞議員(新庄教会主任)より経過説明がなされた後、「三教会が合同したが、名称はどのように決めたのか」「会堂の使い方など今後の展望は」など幾つかの質問が出された。多勢議員は、「名称は最後まで審議した。計50回の合同委員会はその結果である」「礼拝は旧新庄教会で、祈祷会は旧新庄新生教会で行っている」と答えた。最後に高橋和人教区議長は「この三教会の合同は、東北教区『宣教共働研究所』の提案で始まった。三つの布で織物を織るかのように協議を積み重ねた結果による、教会間の共働による合同である」と答弁を締めくくり、採決に入った。122名中120名の賛成で可決され、新しい「新庄教会」が誕生した。
 この議案に続いて、山形南地区と北地区合同の議案が審議された。教区規則変更議案であるので3分の2以上賛成が必要であることが確認された後採決に入り、122名満場一致で可決された。
 続いて「2011年度教務教勢・諸報告に関する件」が審議された。常置委員会報告で「教会支援資金」(案)・「伝道支援資金」(案)が継続審議になった理由について質問が出された。小西望副議長が答弁に立ち、「教団は教会再建については国内募金で対応を考えているが、各教会の必要額の2分の1が支援金で残りは貸し付けとなる見通しである。この貸し付けについては教区も責任を負うことになる。どういう仕方で今後支援したらよいのか慎重に検討した結果継続となった。また、人道支援金が教団より多額に支出されているのは、海外募金からで、教会復興金とは原資が異なると判断している」と述べた。
 午後7時からは、場所を「エマオ」に移して「震災に関する協議会」を4名の教師による発題を受けて行われた。最後に東北ヘルプ(仙台キリスト教連合会)からも震災に関する取り組みが報告され、参加者はみな熱心に聞き入っていた。
 2日目には、岡本知之教団副議長を迎えての問安使挨拶と、これを巡る質疑応答が行われた。震災関係、特に原発に関しては、質問に応えて、教団の対応、今後の姿勢について、議長報告や11号室ニュースにも盛られていない詳細な経緯説明がなされた。沖縄教区との対話について、もっと詳細な報告が欲しかったという要望が述べられた。
 また、「共に生かされる教会」を主題とする、「2012~2021年度東北教区長期宣教方針に関する件」が上程され、今後10年の教区宣教のビジョンが極めて具体的かつ詳細に示された。
 常置委員会提案により、事柄に具体的に取り組んだ「セクシュアル・ハラスメント・ガイドライン」及び「セクシュアル・ハラスメント相談窓口設置」が示され、可決された。
 同じく常置委員会提案により、「再び、あらゆる差別の撤廃を!東北教区における同性愛者差別事件に関する見解と今後の取り組みに関して」声明が出された。
 その他、建議では、「東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、第67回日本基督教団東北教区総会はすべての原発を廃炉とすることを求める」という声明を出すことが決議された。
 教団総会議員選挙結果
【教職】高橋和人(仙台東六番丁)、小西望(仙台北)、石井佑二(山形本町)、保科隆(仙台東一番丁)、髙橋真人(会津坂下)、上野和明(仙台愛泉)、片岡謁也(若松栄町)、原裕(天童)、清野久貴(泉高森)
【信徒】遠藤道雄(福島伊達)、工藤正剛(仙台愛泉)、高橋嘉男(名取)、齋藤久夫(仙台広瀬河畔)、佐藤京子(仙台北)、小林義春(石巻山城町)、石原裕子(常磐)、大塚好子(山都)、高橋芳人(仙台東一番丁)
(新報編集部報)

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