礼拝を守る伝道の灯
神の愛キリスト伝道所牧師 小池与之祐
神の愛キリスト伝道所は、霞ヶ浦の南岸の茨城県稲敷市光葉団地にあります。神社や寺の絆が強い農村で、礼拝を守る伝道の灯です。
2000年4月に七里教会の東町集会として私の自宅で礼拝が始まりました。
私たちは年金生活で開拓伝道しているので「こころの友」を買う資金がありませんでした。
私は神様に祈り求めました。
日本基督教団伝道委員会が「こころの友」の文書伝道を援助してくださいました。応援教会に感謝し涙を流して種を蒔きました。
「こころの友」を読まれた4人の信徒が、集会の礼拝に来られました。4人が洗礼を受けました。
個人の家は誰でも来られないと言われました。会堂を建てる土地を求めて7年祈りました。神様は土地を買うときに、老後の蓄えを献げる信仰を試されました。
竜ヶ崎教会が関係教会になって土地を買いました。神様は日本基督教団……
◎日時
毎週 火・水・木曜日
7:45~18:00
4月下旬の講習会開催まで、毎週募集(前泊可)
◎資格
臨床心理士および理学療法士、またはそれに準じる方
連続して3日以上活動できる方
◎問い合わせ・詳細
遠野センター
メール:tonouccj@yahoo.co.jp
佐久間吉松氏(隠退教師)
12年3月2日逝去、85歳。福島県に生まれる。'56年農村伝道神学校を卒業、'57年飯盛野教会に赴任、生野教会、越生教会、大町教会を経て、'88年より'96年まで益子教会を牧会し隠退した。遺族は息・佐久間牧人さん。
第37総会期第2回宣教師支援委員会が、2月6日、教団A会議室において開催された。
始めに、前回宣教師支援委員会議事録が承認され、続いて、事務局より、世界宣教委員会についての報告を受けた。
その後、新任宣教師オリエンテーションに代わり、現在、着任した宣教師を個別に訪問している加藤誠幹事より、受け入れ宣教師の近況が報告された。宣教師の活動状況の報告に多くの時間を用いることが許され、それぞれの任地におけるお働きを祈りのうちに覚えるという宣教師支援委員会の本来の役割を果たすことができた。
今後も、委員会において宣教師の近況報告を継続して行うことの大切さが確認された。
協議事項に移り、宣教師会議2012の企画に関して話し合われた。前回の宣教師支援委員会において提示された宣教師会議2012(案)の中で当初予定されていた日程と場所において開催できないことが分かり、委員会において開催場所と時期につ……
2月7日から8日の日程で、大阪教会、河内長野教会を会場に、第37総会期教区教育担当者会を開催した。
17教区と東京の5支区で教会教育を担当している者が集い、情報の共有と、教会教育のための祈りが一つとされることを目的としている。
この会議は当初東北教区での開催を計画していたが、3・11の震災を経て変更を余儀なくされた。被災地への祈りをもって開かれた会議であったことも報告しておく。
北海教区、京都教区、沖縄教区、東京・西南支区をのぞく17教区・支区からの参加を得た。多くの参加者が与えられたことを感謝したい。
大阪教会・岡村恒牧師による開会礼拝に続き、各教区の教会教育の現場からのレポートを得た。17教区・支区の発表は、各々の置かれている状況や、地域性を反映したバラエティーに富んだものであった。どの現場でも独自の工夫があり課題があり労苦がある。一つひとつの活動の継続性という共通の課題がある……
2月8日から9日の日程で、大阪教会を会場に第5回教育委員会が開催された。今回、大阪での開催となったのは委員会に先立って、教区教育担当者会議が当地で開かれたためである。
今回、委員会の協議事項の中心となった一つは、全国の諸教会に呼びかけたクリスマス献金の用い方である。今年度のクリスマス献金の全国の呼びかけ趣意書では「被災したお友だちを覚えて」ということをアピールした。このことを覚えてささげた教会・教会学校も少なくない。「被災したお友だちを覚えて」ということを具現化するためにどのように集められた献金を分配することができるだろうかと議論した。
協議の末、教団の救援対策本部の救援募金を通して、奥羽教区、東北教区、関東教区に、また一部は救援対策本部の活動のためにささげることとした。
またクリスマス応援セットの送付先の検討も行った。昨年度の応援セットの送付先である西伯法勝寺教会へ北畠友武委員が問……
「第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会」が、2月20日から23日にかけて台南の真理大学麻豆キャンパスを会場に行われた。
出席者は日本基督教団(以下教団)より、石橋秀雄議長、内藤留幸総幹事始め18名、台湾基督長老教会(以下PCT)より石蓮城議長、張徳謙総幹事始め37名。
東日本大震災と台湾において2009年に700人近くの犠牲者を出した大水害(八八水災)との共通の痛みに祈り、その対応を互いに学ぶことを通して両者の関係をより強固にしていくことが、今回の協議会の目的であった。
真理大学は、PCTが直接運営する大学であり、広大な自然の中に宿泊施設も備えられた豊かな会場であり、また八八水災により浸水し、貴重な図書などに被害を受けた現場でもあった。
20日の開会礼拝ではPCT総会議長の石連城牧師から、東日本大震災への慰めと祈りが語られ、PCTと教団との災害と宣教における協力関係……
第37総会期第4回伝道委員会
第37総会期第4回伝道委員会が2月27日~28日、松山城東教会(四国教区)において開催された。28日午後から同じ会場で開催される第8回「農」に関する協議会の、最終確認をも兼ねた委員会であった。
議事に先立って川﨑善三委員の説教による開会礼拝を行った後、以下の主な案件を取り扱った。
2012年度開拓伝道援助申請に関する件(3件)では、矢板教会(関東教区)、千葉北総伝道所(東京教区)、桃花台伝道所(中部教区)からの申請を受理し、各240万円の援助を行うことを決定した。
2011年度後期分会堂貸出金申請に関する件(1件)では、茨木東教会(大阪教区)からの申請を受理し、1千万円の貸出を行うことを承認した。
伝道アイデアアンケートについては、集計作業に時間がかかり、現段階で各教会に提供できる形には至っていない。任期中に発行できるようスケジュール調整を諮り次……
横たわる人々
エルサレムというのは都です。王宮があり、また神を礼拝する神殿がありました。大きな祭りのときにはユダヤ各地から、また世界中に離散しているユダヤ人たちが集まって来ました。イエスも(弟子たちと共に)そのときエルサレムに上られたと記されています。
城壁のめぐらされた街ですから、出入りするいくつかの門がありました。その中の一つ、羊の門と呼ばれる門のかたわらにベトザタという池がありました。
そこに大勢の病気の人が横たわっていました。「横たわっていた」(ヨハネ5・3)というのはむろん事実を言っているわけですが、同時に、そこにいる人々の生きざまを表現している、とも言えるのであります。ぐったりと横たわっていた、というような姿であります。気力を失なっている様子です。
なぜそうした病人がそこに横たわっていたのか。一つの理由は、おそらく、都に来る人々の施しを受けるためであったでしょう。そ……
先の総会からの継続事項の一つに教区活動連帯金配分に関する新制度の提案がある。単に配分方法を再検討するだけではなく、教区活動における連帯とは何か、また連帯の方法についての新たな提案をなすことが求められている。
この使命を託された委員会は、常議員会に対し2度にわたり新たな制度設計を提案してきた。
第27総会の決議に基づき、教団に所属する全教会が経常会計の1%を拠出し、これを3等分して教区と各個教会の伝道活動に用いるという提案である。詳細は教団新報関連記事をご覧頂きたい。
この提案は発表以来、各個教会の負担増に繋がるというご批判を頂いている。尤もなご心配であると思う。
これについて私は、この提案と同時進行で検討すべきことがあると考えている。
それは教団総会の思い切ったスリム化等に収斂するであろう教団政治機構の大幅な縮小ということである。全てのことを、現在の教団の実力に見合ったものとし、……