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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4751号】教区総会報告-西東京教区-

2012年6月30日

立川開拓伝道推進決議

 西東京教区第26回定期総会は、5月27~28日、阿佐ヶ谷教会を会場に開催された。開会時出席正議員は209名中126名。組織会の後、准允に関する件を承認した。
 開会礼拝では岩田昌路牧師(狛江教会)が「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。」と題して説教、続いて大村栄議長司式により准允式が執行された。また今総会の開会礼拝においては、教区設立以来初めてとなる聖餐式が執り行われ、記念すべきときとなった。
 第1日目その後の議事では、諸報告および決算について取り扱われた。議事と並行して、常置委員選挙(半数改選)ならびに教団総会議員選挙が行われた。選挙方法に関して、常置委員会提案の全数連記に対し、常置委員選挙では予備選の実施、教団総会議員選挙については少数連記と立候補による所信表明を実施との提案が議場からなされた。提案理由での「顔が見えない」との意見に対し、「聖餐式が実現したことこそ、顔の見える教区形成がなされている事実」と原案支持の意見も述べられ、採決の結果、いずれも原案通りの方法で選挙が行われた。
 第2日目は追悼式、次いで新任および新着任教師紹介がなされた。その後、内藤留幸教団総幹事により教団問安使挨拶がなされた。北村慈郎氏による教団提訴の裁判について、NCCと教団の関係について、財政・組織のスリム化について等、質疑応答がなされた。引き続き、在日大韓基督教会関東地方会代表、教団出版局・年金局、東北教区被災者支援センターから挨拶を受けた。
 議事においては「2012年度宣教活動計画に関する件」「教区歳入歳出予算承認の件」「立川開拓伝道を推進する件」が審議された。西東京教区は「教会を生み出す」との教区設立趣旨の具現化として、立川駅周辺での開拓伝道を推進してきた。そして「2012年度中には、教区が主体となる伝道所を開設することが望ましい」との常置委員会判断により、上記議案が提出された。これを受けて、立川開拓伝道費用が今年度より一般会計からの支出となることを盛り込んだ予算案が提案された。 
 活発な意見表明、質疑応答がなされたが、いずれも基本的に賛成の立場から、内容の確認ひいては教会を生み出すことへの教区全体の覚悟を問うものであった。採決では圧倒的な賛成多数により可決・承認された。
 1伝道所の廃止が提案され、伝道の志を教区活動において覚えていくことを確認して承認した。
 議事の各所で東日本大震災について覚えられ、西東京教区によるボランティア派遣は今後も継続することが確認された。また会場脇ではパネル展示やチャリティー販売もなされた。
 常置委員選挙結果
(半数改選)
【教職】吉岡光人(吉祥寺)、願念望(国分寺)、石田真一郎(東久留米)
【信徒】宮下重康(玉川)、中嶌暁彦(八王子)、井田昌之(狛江)
 教団総会議員選挙結果
【教職】真壁巌(相愛)、吉岡光人(吉祥寺)、願念望(国分寺)、七條真明(高井戸)、千原創(境南)、大村栄(阿佐ヶ谷)、石田真一郎(東久留米)、山畑謙(小金井緑町)、岩田昌路(狛江)、岩本聖史(白鷺)、長谷川洋介(石岡記念)、芳賀力(東京神学大学)
【信徒】川原正言(南三鷹)、折原威男(阿佐ヶ谷)、高橋豊(白鷺)、小中乃芙子(永福町)、高津博(大宮前)、中嶌暁彦(八王子)、鐘ヶ江有道(中野)、村山めぐみ(阿佐ヶ谷)、平田節也(小金井緑町)、島田弘道(石岡記念)、島林樹(吉祥寺)、淵本康方(日野台)
(松本周報)

教団新報
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