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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4811・12号】第39総会期 第1回常議員会 

2014年12月20日
伝道資金申請・交付のための手続きを決定  ここ数総会期で最も早い11月開催の第1回常議員会となった。伝道資金交付を15年度に控え早急に運用手続を開始しなくてはならないことによる。39教団総会にて決議された規則に則り運用方法詳細を決定し、小委員会を立ち上げた。東日本大震災救援対策、教師養成制度検討、キリスト教会館工事、前総会期から継続の課題もある。また新しく、2017年の宗教改革500周年記念事業、教団将来構想の検討も新しくはじまる。諸委員会の選考報告を受け、今総会期取組むべき課題が示された。  第39総会期第1回常議員会は、11月18日から2日間、教団事務局一時移転先近くの日本福音ルーテル東京教会会議室で開催され、常議員27人全員が出席した。  石橋秀雄議長の説教による開会礼拝後、議事に入り、要請陪席者として、沖縄教区を除く、16教区議長・議長代理が陪席した。  石橋秀……

【4811・12号】▼第38総会期宣教委員会▲ 台湾訪問、宣教力に触れる

 第38回総会期第6回宣教委員会は10月6日〜8日、台北(台湾)にて開催された。  初日は2つの教会を訪問。先ず、昨年2013年に創立百周年を迎えた雙連教会を訪ねた。陳文欽(主任)牧師と長老たちから教会の歴史とその働きを伺った。その後、台北の古いアパート群の一角で開拓伝道が開始され、今年創立55周年を迎えた大安教会を訪問。大安教会はこの5月に4回目の会堂(地下4階、地上8階)を献堂。羅聯昇(主任)牧師から活発な宣教活動、特にマラウイ(アフリカ)の教会への支援活動を一教会で行う大安教会の宣教力に圧倒される思いで伺った。  2日目は、台湾北部で伝道を開始したカナダ長老教会のマカイ宣教師由来の馬偕病院を訪問した。馬偕病院は創立以来、台湾における医療のパイオニア的存在として地域社会に貢献し続けている。それから、PCT総会(台湾基督長老教会本部)を訪問。林芳仲総幹事によるPCT紹介を伺っ……

【4811・12号】♦部落解放センター/ドイツ訪問報告♦ シンティ・ロマ差別について研修

 ドイツには6百年ほど前からシンティ・ロマという、インドにルーツを持つ人々が住んでいます。一般に「ジプシー」(ドイツでは「ツェゴイナ」)という蔑称で呼ばれ差別を受けてきました。  ある街では、百年程前にシンティ・ロマとドイツ人では神の宣教も違う、と市民議会で決議し、川を隔てた狭い土地にシンティ・ロマの人々を押し込めました。現在でもシンティ・ロマの人々はその村に住まわされています。この出来事は、人は差別のためなら神様をも利用するということを教えています。私たちはこの事実を真摯に受け止め、自らを省みければなりません。  大手新聞社による数年前の意識調査に、ドイツの4割の人が自分の家の隣にシンティ・ロマは住んで欲しくないと答えるなど、今でも差別意識は根強く残っています。結婚差別や就職差別があることは言うまでもありません。昨年も、交通事故の被害者がシンティ・ロマであったことを見るや、警……

【4811・12号】社会事業奨励日メッセージ

 東日本大震災を覚えて、多くの祈りが捧げられてきました。被災された方々を覚えて、多くの祈りが捧げられてきました。宗教法人立、社会福祉法人立、その他の法人立にかかわらず、また無認可のボランティアの皆様を覚えて、祈りが捧げられてきました。特別の思いをもって、働きを担っておられる皆様を覚えて、祈りが捧げられてまいりました。そして今も、祈りと共に、全国の諸教会から、日本基督教団東日本大震災救援募金が捧げられています。深く深く感謝をいたします。  今年も12月第一主日の「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」を迎えます。日本全国に、多くの働き人が散らされています。十分に光の当たっていないところには、さらに光を当てようとしているわたしたちの仲間がいます。継続が大事な福祉を、心を込めてこれからも続けようと努力している仲間がいます。そして東日本大震災の中で、心のこもった福祉を実践しようと心がけている仲間……

【4811・12号】消息

藤川辰夫氏(無任所教師)  14年10月17日逝去、91歳。東京都に生まれる。52年に受允し、同年より頌栄、代々木山谷教会を経て、56年より84年まで広島女学院に務める。  遺族は妻・藤川玲子さん。 塩見耕讀氏(隠退教師)  14年10月30日逝去、83歳。愛媛県に生まれる。56年に同志社大学大学院を卒業、同年より奈井江中部、札幌北光、宮崎教会を経て、94年に隠退。  遺族は妻・塩見邦子さん。 小原順子氏(隠退教師)  14年10月28日逝去、96歳。東京都に生まれる。45年に日本女子神学校を卒業、47年より淀橋教会で牧会し、90年に隠退。  遺族は姪・川上善子さん。

【4810号】第39回日本基督教団総会 伝道する教団の建設-信仰の一致に基づく伝道の推進-

2014年11月29日
 第39回教団総会は、教区活動連帯金、伝道資金を巡る議論に多くの時間を割いた。教区活動連帯金検討が総幹事に委ねられて以来、3総会期に亘り常議員会は継続審議、今総会にて連帯金廃止を決定し、新たに伝道資金規則を制定した。15年度より運用開始する。制定された規則に則り伝道に資する資金として用いることが、今総会期からの大きな課題となる。会期中、報告会を持った東日本大震災救援対策、青年伝道も次のステップに進まなくてはならない。   新副議長に佐々木美知夫氏 石橋秀雄議長・雲然俊美書記再選  「伝道する教団の建設-信仰の一致に基づく伝道の推進」を主題に掲げて、第39回教団総会が10月28日から3日間、東京・池袋のホテルで開催された。総会議員400人中、開会時374人が出席。沖縄教区は、34回総会以来、連続して議員を選出しなかった。  石橋秀雄議長は、議長報告で、「伝道は一致……

【4810号】荒野の声

 先日、牧師同士で旅の話になった。時間をやりくりし費用を工夫してじょうずに国内外の旅に行く牧師もいる。君はどこに行きたいか、と問われて困ってしまった。あまり行きたいと考えていなかったからだ。元々、出不精なせいで必要が無いと旅に出る腰も重い。教会学校のキャンプ、新報の取材、目的がはっきりしていれば重い腰も上がる。▼そうなら夫婦で、家族で美しい自然、日常とは異なる文化、社会に触れ、ふだん口にすることのない食事を楽しんだりは大切な目的じゃないの、と家族の声が聞こえてきそうだが。夏冬に元気な様子を互いに確かめ合うため実家に行くというのがここ最近の家族旅行だ。▼タスクをひとつひとつ消化してゆく毎日が旅にも思えるので非日常を求める旅を欲さない、と言ったら強がりか。日常が旅という考え方をどこで身に着けたか思い直してみるに、聖書、教会に出会ったことに源がある。聖書が記す旅する神の民、教会に自分も取り込まれ……

【4810号】第39回日本基督教団総会 教区活動連帯金を廃止、伝道資金規則を制定。15年度より交付

 常議員会提案「教区活動連帯金廃止」「伝道資金規則制定」議案に関連し、審議方法を提案する「連帯金廃止・規則制定統合審議」議案(提案・小西望議員〔東北〕、賛同59名)、対抗議案として「連帯金推進」議案(提案・京都教区)がまず先議された。  常議員会が「廃止」「制定」を2議案で提案したのに対し、小西議員は、両議案を統合し一つの議案とし審議することを提案した。提案理由を「連帯金廃止を可決し規則制定を否決する場合、教区間財政互助制度を失い、教区互助制度等は困難に陥り地方小規模教会が打撃を受ける」とした。賛否討議し挙手にて採決、370名中賛成171名で統合案を否決した。  「連帯金推進」議案は、伝道資金規則を制定せず、今後も教区活動連帯金を推進し、規則新設、全教区の参加義務づけを提案している。井上勇一議員(京都)が議案を説明「伝道資金の配分方法の公正性、緊急性、妥当性の確保が課題である。……

【4810号】第39回日本基督教団総会 礼拝 ただ主にのみ望みをおく

 総会中3つの礼拝を献げた。  初日、開会礼拝は「ただ主にのみ望みをおく」(イザヤ40・27〜31、マルコ10・23〜27)と題し、木下宣世牧師(東京・西千葉教会)が説教した。  「9月には満75歳の兄弟姉妹にイザヤ40・31を記した写真集を贈る。身体が弱り痛みや疲れを覚える人たちにとって御言葉は慰めとなる。しかし、新たに力を得、という御言葉には注目するが、主に望みをおく、には注意を払わないのではないか。キリスト者ならば当然と思っているが、本当に主に望みをおいているか。主に問われている。〈伝道する教団の建設〉においても神に信頼する、主に望みをおく信仰が求められている。  捕囚の民は誇りを打ち砕かれ、異教の地で屈辱を受け困難にあった。解放と祖国帰還を祈ったが落胆し絶望していた。その民に、イザヤは、主なる神は生きておられる。万物の創造主、全知全能の神、永遠にいます方に望みをお……

【4810号】第39回日本基督教団総会 報告 教会中高生・青年大会2014 東日本大震災救援募金及び被災教会復興と被災地支援活動

 「イエス・キリストの名によって立ち上がり歩きなさい」とのテーマで、8月19~21日、御殿場の東山荘で行われた「教会中高生・青年大会2014」について、増田将平実行委員長より報告がなされた。また、山元克之実行委員作成のDVDによって大会の模様が伝えられた。増田委員長は「この大会が第32回教団総会の青年伝道決議の具体化であり、伝道・教育委員会と伝道推進室の共催、予算は、教育、伝道委員会から30万円ずつの支援があった他、目標680万の献金を募って行われた。講師は、青年・芳賀力東京神学大学学長、高校生・深井智朗金城学院大学教授、中学生・塩谷直也青山学院大学教授が担当し、基本的には、中学、高校、青年とプログラムを変え、特に分団を大切にした。また、スタッフ含め370名が集まり、全教区153教会からの参加があった他、在日大韓基督教会や台湾、韓国、アメリカ、ドイツ等からも参加者があった。更にこの大会を通……
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