中嶋 剛氏(無任所教師)
15年1月17日逝去、82歳。滋賀県に生まれる。57年に同志社大学大学院を卒業、同年より王寺(現西大和)教会を経て、教団事務局に勤務し、ニューヨーク日本語教会牧会後、97年から00年まで安中教会を牧会。
遺族は姉・太田結子さん。
赤堀とし子氏(無任所教師)
14年12月11日逝去、64歳。静岡県生まれ。75年に東京聖書学校を卒業、77年より78年まで脇本教会を牧会。
遺族は父・赤堀弥一さん。
アニー・プリスキラ・エドガー・ランドルフは、1827年9月14日、現ウエスト・バージニア州生まれ、約 30年間にわたりアラバマ州、ジョージア州、ケンタッキー州で学校の教師を務めていました。1871年に外国伝道局 に宣教師を志願すると翌年の1872年に中国派遣宣教師の任を受け、中国杭州に渡ったランドルフは寄宿女学校長に就任し、女子教育に従事してきました。
1888年、ランドルフは健康を害して強制帰国を命じられ、帰路につきます。その途中のこと、元中国宣教師の親友ミセス・ランバスに会うため神戸に立ち寄り、しばらく滞在。日本の気候が自分の身体に良いことを知ったランド ルフは、米国南長老教会宣教師マカルピンの誘いを受けて名古屋に移住し、日本基督名古屋一致教会(現日本基督教団名古屋教会)牧師、阪野嘉一が館長だった男子英語塾「冀望館(きぼうかん)」の英語教師を務めることとなりました。
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廣中佳実さんは、宇都宮市で生まれ、高校まで宇都宮で過ごした。西東京教区・東京台湾教会会員の両親は、「一番早く教会に来て、一番遅く帰る」一家として、教会で知らない人はいない。
佳実さんは0歳の時から、両親に連れられて、東京・南荻窪の教会に通い、「朝7時半に家を出て、夜10時に帰る」という日曜日を過ごした。
東京台湾教会は、今年創立90周年を迎える歴史ある教会で、留学生が多数派を占めている。台湾教会の数は限られているので、栃木県から通う廣中一家や茨城県から通う人もいる。台湾で生まれ、30数年前、来日した佳実さんの両親は、日本に帰化する道を選び、双方の姓を勘案して廣中姓を創出した。
国際基督教大学(ICU)に進んだ佳実さんは、中国語(北京語)、台湾語、英語を使いこなす様になってから、いろいろな所で用いられるようになり、昨年3月、仙台での東日本大震災国際会議では、中国語通……
教師(牧師、伝道師)が担う教務は、礼拝・伝道および信徒の信仰指導、聖礼典の執行(牧師の場合)、結婚式・葬式その他の儀式である(教規第104条)。その他教会に関わる事務があり(同105条)、教会総会・役員会の議長の務めを担う(同96条、101条)。付帯施設をもつ教会ではその責任を担うこともある。
さらに、教会堂・牧師館の管理も加わる。小規模の教会の場合、さまざまなことが教師とその家族の負担になっていることがある。この冬も、秋田県の豪雪地域の教会に仕える教師のお連れ合いが、除雪をがんばりすぎて手首が腱鞘炎になったと聞いた。会員の高齢化により、教師やその家族が教会にとって必要不可欠な「労働力」として、教会の土地・建物の維持管理を担っているという現実もある。
それらに加えて、教勢・財政力の低下により全体的に暗くなりがちな教会の中で、つとめて明るい笑顔でいて、ダジャレや冗談を言った……
伝道資金交付、会館工事費用支出を決定
第39総会期第2回(臨時)常議員会が、2月10日、日本福音ルーテル東京教会会議室にて、常議員29名出席(1名欠席)で開催された。
39総会では伝道資金規則制定、運用開始が決定したため、第1回常議員会を直ちに昨年11月に開催、伝道資金小委員会を組織し交付申請受付を開始した。交付決定を常議員会で行なうことになったため2月の常議員会開催となった。陪席は、議題が限定されているため各教区議長(沖縄教区欠席)、議事関連の委員会委員長に限られた。
本常議員会は臨時であるため、伝道資金交付決定だけが議題となると思われたが、緊急を要する案件として、他3件、日本キリスト教会館耐震改修工事、常任常議員選任、東日本大震災救援対策に関して審議された。
会議冒頭、石橋秀雄議長は、シリアで武装勢力に拘束された日本人解放のための祈祷会を2月29日に開催した……
教団将来構想検討委員会は、1月26日に教団会議室において第1回委員会を開催した。招集者である佐々木美知夫副議長は、ヨエル書3章1〜5節を朗読し祈祷をしたのち、ただちに組織会を宣言した。意見交換を経て、委員長に佐々木副議長を、書記に井田昌之常議員を選出した。委員構成は、常議員会で定められた北紀吉常議員、岡本知之常議員、望月克仁常議員と上記2名を合わせた計5名。
この委員会に与えられた使命は、⑴日本基督教団のこれまでの歩みを振り返り、これからのあるべき姿を描き出すために必要な資料の調査、整理に関する事項、⑵伝道推進のために必要な教団組織及び制度の整備に関する事項、⑶日本伝道推進のために日本基督教団のはたすべき使命ならびに、他教団・キリスト教関係諸団体との関係に関する事項、の3つについて、それぞれ提言をまとめ常議員会に提出することとされている。
これらの課題は、どれをとっても教……
2月2日~3日に教団会議室で第39総会期第1回教育委員会を行った。参加者は委員7名と担当幹事、担当職員。
まず自己紹介をした後、委員会を組織し、委員長に具志堅篤(読谷)、書記に有澤慎一(八尾東)を選んだ。委員会の2年間の日程、計6回分を決めた。
第38総会期第6回教育委員会議事録を承認した。前期委員会からの申し送り事項について確認した。2015年3月に予定していたキリスト教教育主事認定試験は志願者がなかったと事務局より報告を受けた。
その後、教育委員会の行うべき事項を確認しながら、以下の担当を決めた。教会教育プログラム小委員会、キリスト教教育主事認定試験小委員会、教師の友編集委員会担当、クリスマス小委員会(クリスマス献金)、青年担当、全国教会幼稚園連絡会担当、キリスト教学校担当。青年担当者会は9月7日~9日に第3回教育委員会と合わせて行う。教育担当者会は2016年……
第39総会期第1回予算決算委員会が、1月30日に教団B会議室にて行われた。今期委員並びに組織は以下の通りである。委員長・愛澤豊重(松沢)、書記・長谷川洋介(石岡記念)、宇田真(岩村田)、折原威男(八王子ベテル・信徒)、遠矢良男(富士見町・信徒)、長島恵子(鴨島兄弟・信徒)、森研四郎(鎌倉)、財務幹事・計良祐時。常任委員は委員長と書記が職責上選ばれ、折原委員が互選で選ばれた。
最初に財務幹事より東日本大震災救援対策本部の会計処理について、海外からの献金3億7千万円と国内献金9億3千万円(12月末)の処理は支障なく行われているとの報告がなされた。また第39回教団総会報告書にある予算決算委員会としての「次期委員会への申し送り事項」を全員で確認した。合わせての第38回と39回教団総会開会中に行われた財務審査委員会の報告を確認した。
今回の委員会で扱われた主な内容は以下の通り。
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第39総会期第1回年金局理事会が、1月23日、教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め27名が出席した。
理事長には召集者の籔田安晴理事が推薦され、満場一致で再選された。常任理事には池田浩二、川原正言、木下宣世、長崎哲夫(総幹事)、中林克彦の各理事が選任された。また、池田常任理事が書記に、中林常任理事が制度検討諮問委員長に、川原常任理事が資産運用諮問委員長に選任された。
資産運用に関しては以下の報告がなされた。①2014年度の資産運用益は計画額4100万円を上回る6000万円程度が見込まれる。②運用環境の好転と保有有価証券の内容改善の結果、2014年12月末の評価益は3億4千万円となった。③現金預金4割、有価証券6割の堅実な運用方針のもと、内外の経済情勢を検討しながら、有価証券の一部を外国債券や不動産投信でも運用している。
制度検討諮問委員会から……
第39回教団総会において、伝道資金設立に関する件が可決成立し、常議員会のもとに伝道資金小委員会が組織された。
委員は、佐々木美知夫(委員長・教団副議長)、高橋和人(書記・常議員)、鈴木功男(常議員)、高橋潤(常議員)、邑原宗男(奥羽教区議長)、井ノ川勝(中部教区議長)、木下宣世(東京教区議長)、成田いうし(伝道委員会)、米倉美佐男(宣教委員会)。
この制度は、各教区に全教会収入総額の0.5パーセントを教区現住陪餐会員数の比率により賦課した伝道資金負担金を、それぞれの教区からの申請に基づいて、①各教区への伝道活動と小規模教会援助を行う伝道交付金、②各教区の伝道方策に用いる伝道方策交付金、③土地取得のための貸付資金として交付するものである。
委員会の主な務めは、申請を審査し、常議員会に交付を提案することである。今回は制度の初年であり、新年度の交付に間に合うように、各教……