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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4782号】委員会コラム 教育委員会

2013年9月28日
神への信頼・希望を形にするため  清藤 淳 ちょうど「教区青年担当者会」が終わったところでこの原稿を記しています。各教区から集まった担当者の方々と共に語らい祈りを深めることができました。 教育委員会は常設専門委員会の一つとして位置づけられています。上記の青年担当者会のほか、教区教育担当者会、教会教育セミナー、教会教育プログラム(これは『教師の友』誌上で展開されます)、そしてキリスト教教育主事認定試験などを行う実務委員会であり、それらをこなすことに追われているのが委員会の実情です。 教規の定めによれば、教会教育の調査を行うことを掲げており、そのために教区教育担当者会や青年担当者会を継続的に開いてきました。 ただし、そこで実際に果たされるのは、各教区の教会ごとの現場の調査、研究や指導ではありません。各教区の担当者間における情報交換、意見交換の場の提供です。現状報告をしあえば、子ども……

【4782号】宣教委員会 「宣教方策会議」開催を断念

第38回総会期第2回宣教委員会が7月15日〜16日、日本キリスト教会館A会議室で開催された。宮本義弘委員の礼拝司式により開会した。 先に、石井錦一牧師による発題「キリスト教保育の現状と課題」を聞いた。 発題の趣旨は「『定款』からキリスト教主義を削除する園があるが、『定款』にキリスト教主義を入れることは何ら問題はない。キリスト教主義を謳いながらも、牧師の家族経営化の傾向に加え、その家族が教会に繋がらないというキリスト教主義の形骸化が起っている。わたしは当初から牧師家族は経営に関わらせないという方針を取って来た。一方においては教会保育園の卒園生、保護者が教会につながるということも起こっている。日本に入って来た保育は正に『キリスト教保育』であり、保育のルーツはキリスト教であるとの自覚を持つべき。『保育要領』には、礼拝、祈り、讃美も含まれると理解すべき。園長は、キリスト教保育の専門家になるべき……

【4782号】韓国協約・スイス協約合同委員会 韓国3教会、震災国際会議に積極参加の意向

第2回韓国協約・スイス協約合同委員会は、7月30日、教団会議室で開かれた。 2014年3月の国際会議「原子力神話に抗して-フクシマからの問いかけ」への参加要請を、韓国の3教会、大韓イエス教長老会(PCK)、韓国基督教長老会(PROK)、基督教大韓監理会(KMC)とスイス・プロテスタント教会連合(SEK)に行ったことが報告された。 韓国の3教会が示している積極的な参加の意向を会議の役割分担などに反映するよう国際会議実行委員会に働きかけることとした。また、SEKとミッション21には、さらに参加を促す必要のあることが確認された。 2011年に東京で開催する予定であったスイス・韓国・日本の3国間協議会を大震災のために中止してこの国際会議に合流することにした経緯があるので、会議期間中に、これら3国による2国間協議を織り込むこと、3国間協議会を今後どうするか協議すべきことなどが話し合われた。 ……

【4782号】救援対策本部会議 UMCORへ1億円支援要請

8月15日、38総会期教団救援対策本部第8回(通算第25回)会議を、教団会議室にて開催した。 まず、8月15日現在の国内募金総額が5億8711万1260円(この一ヶ月間でおよそ2千万円増)、海外からの献金が2億5501万3475円(前回と同額)と報告された。 続いて救援対策室会議報告として、UMCOR(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部)への支援申請(1億円)書類を作成したこと、遠野・仙台・石巻での各活動状況、台湾からのボランティアの受け入れ状況、沖縄・東北交流プログラム(小中高生保養プログラム)等の報告がなされた。また、ボランティア活動の場における諸問題(交通事故、セクシュアル・ハラスメントなど)への対応や予防策等の取り組みが進められていることも報告された。 被災教区報告として、奥羽教区からは、新生釜石教会の修築に向けての動き等が報告されたほか、被災教会を訪問する方は、被災教……

【4782号】教師検定委員会 受験志願者70名の資格審査を実施

第38総会期第2回教師検定委員会が、8月1日~2日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって行われた。 聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。 議題はおもに、2013年秋季教師検定試験に関わるものであった。まず、受験志願者70名の資格審査を行い、全員に受験資格があることが確認された。また、2名の転入志願者の審査が行われ(1名新規、1名継続)、2名とも受験に臨むことが承認された。 その後、すでにレポート提出試験として課されていた説教、釈義、神学論文、組織神学論文等の採点を行った。結果はまだ公表することはできないが、合格点に達していないレポートには、再提出が求められることになった。続けて、筆記試験問題の作成を行った。受験者は充分な準備をもって、試験に臨んでもらいたい。 また、試験当日の委員の役割分担、受験者の旅費援助申請などについて話し合われた。 その他、『教師検定試……

【4782号】宣教師会議2013 主イエスを最優先とするため

7月12〜15日、受け入れ宣教師のための宣教師会議2013が、『Jesus Purchase always conditioner quite  it requires it. shipping smell cheaper however.Pri-orities』(ヘブライ人への手紙4章14〜16節)を主題として、浜名湖バイブルキャンプ(静岡・湖西市)を会場に開催された。 出席者は計29名、内宣教師・隠退宣教師とその家族からは25名の出席があった。 宣教師会議は全国各地で孤軍奮闘している宣教師たちが一堂に会する唯一の機会である。今回は、アジア学院のジョナサン・マッカーリー宣教師(合同メソジスト教会)、横浜英和学院中高のレイチェル・ハシモト宣教師(アメリカ改革派教会)が企画委員となり、①霊的な充足、②身体的な休息、そして③地域教会と交流を3つの大きな目的として準備・計画がなされた。 ……

【4782号】荒野の声

筆者の仕える教会では、伝道月間を設けて、ひと月すべての主日に特別伝道礼拝を献げる。牧師、協力牧師の奉仕と共に、他教会牧師、キリスト教学校教師、宣教師方を説教者として招いて、毎主日、特別伝道礼拝を献げる。土曜日にはクリスチャン演奏家による教会コンサートを行なう。これまでも春秋一回ずつ特別伝道礼拝を献げてきたが、これをひと月に集中させたのである。▼結果としてどうか。簡単には答えが出ない。爆発的な伸びがあるわけではく、依然として教勢の伸びははかばかしくない。だが何かをしなくてはとの祈りの中ではじめた試みである。▼信徒の伝道への意識は変わってきているように感じる。あくまでも数値化できない印象に過ぎないかもしれないが、祈りの中で伝道に触れる言葉が増えてきていることは確かだ。▼人的資源も、財的資源も限りがある。また時間も然りである。これらをできる限り効果的に、集中的に、投入しなくてはならない。できる限……

【4782号】日米教会青年交流大会 ユースミッション2013

震災支援をきっかけとして大会実現 2013年7月19日~30日にかけて、教団伝道委員会の下に設置された伝道推進室「ユースミッション2013」実行委員会の企画で、日米教会青年交流大会が開催された。交流先の教会はアメリカ・テキサス州オースティンにあるシダーパーク第一合同メソジスト教会(以下、シダーパーク教会)である。国内外の青年を募集し、青年10名、引率者3名(牧師2名、信徒1名)が日本より参加し、充実した時を持つことができた。 このユースミッション日米は今回の開催が初めてであるが、この企画にいたる前史がある。2011年3月11日、日本は大きな痛みを経験した。まもなくボランティアセンター・エマオが開設され、その働きが現在も有益に用いられていることは周知のことである。 このエマオの働きに、シダーパーク教会の青年たちが2012年3月、Pro- ject Youth To Japan(P……

【4781号】総幹事室から

2013年9月14日
総幹事室に押し寄せる教団の諸課題はいつも重く且つ難渋だ。 最近の主なものは、①「日本キリスト教会館」問題。建物は7階だが、鉄骨は3階までで、仮に、3・11級の地震が起きれば4階出版局、5階年金局等職員の命の保障はない。このため早稲田奉仕園が協力を申し出られ、アバコとの調整を進める。②2004年に解散した「日北米宣教協力会」(JNAC)の諸ボードとのパートナー再構築。教団はその協力金から自立して僅か9年。金の切れ目は縁の切れ目になってはならず、教団は近い将来これら諸ボードとの宣教協約等新たに結ぶため備えて行く。③教団職員組合との特に夏冬手当て等団体交渉で分かったことは、職員の基本俸給体系は長い間の検討を経て現在のものとなっている。一方幹事と職員との格差、嘱託及びアルバイトの配置、賞与等のあり方等問われている。それらを適正なものとするため、常議員会からも助言を求めようとしている。④常議員時代……

【4781号】人ひととき 林 容子さん 神の召しは素晴らしい

もし自分が83歳になったら、そう聞かれてみなさんはどう思われるだろうか。わたしであれば「教会に行くのが精一杯」、「後期高齢者だから」、という言葉を口にして、つい教会に足を運ぶのが億劫になっている自分を想像してしまう。 林容子姉は今年その歳である。誰よりも教会に早く来られ、誰よりも最後に教会から帰って行かれる。とにかく教会が好き、人と話すのが好き、そして礼拝が大好きな方である。 少々持病はお持ちであるが、元気で、ご自分でも「わ(私)は、幸せだ~」と仰るが、しかし、その歩みは人から見れば決して楽なものではなかった。  27歳で結婚、28歳で長男美土里さん、31歳で次男慎也さんを出産。2人ともウェルドニッヒ・ホフマン病だった。この病気は脊髄性筋萎縮症の一種で、出生後まもなく筋力の低下が見られ、成長と共に全身の筋力が低下し車椅子等の使用が必要となる。さらに平均的な寿命は5歳にも満たない。 そ……
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