2月2日〜3日、大阪クリスチャンセンター2階会議室において、今総会期第1回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は26名。運営委員長には東谷誠(大阪)さんが信任され、平井克也運営委員が書記に承認された。常任委員には、委員長、書記、新活動委員長の他、井殿準、宮田誉夫、横山順一委員が選任された。
活動委員選任では、岡本拓也前活動委員長より、第38総会期活動委員会で決議された推薦者名簿が配布され、推薦に至る経緯の説明をし、決議し選任された。センター主事任期については協議ののち、任期を延長した。各報告、各教区報告など様々な取り組みについての報告、2015年度予算、活動献金目標額の承認などが行われ、各議案について時間をかけて審議がなされた。
「沖縄キャラバン」について、東谷運営委員長をキャラバン隊長に任命し、日程を10月18日から31日の内の12日間程度、予算については14……
長崎哲夫総幹事と加藤誠世界宣教幹事は、1月25日〜2月7日、旧JNAC(日北米宣教協力会)に関わった北米諸教団を公式訪問した。この きっかけは米国CGMB共同世界宣教局東アジア担当朱暁陵(シャオリン・ズー)幹事から1月29、30日にニューヨークにて開催の「アジア・太平洋フォー ラム」への参加を強く勧められたことであった。
2004年のJNAC解散以降、PCUSA(アメリカ合衆国長老教会)、RCA(アメリカ改革派教会)とは宣教協約を結びつつも北米諸教会との交流が希薄になっていた点を改善する良い機会であり、東日本大震災後の献金の御礼とキリスト教主義学校への宣教師(教育)派遣依頼を行うことが訪問の主な目的であった。
最初の訪問先はトロントにあるUCCanada(カナダ合同教会)の本部であった。カナダ長老教会代表者と在日大韓基督教会の金柄鎬(キム・ビョンホ)総幹事と許伯基(ホ・べ……
中山節子氏(隠退教師)
15年1月27日逝去、77歳。宮城県に生まれる。62年に東京神学大学大学院を卒業、同年より金沢、木更津、武蔵野、所沢武蔵野、三芳、桜新町教会を経て08年に隠退。
遺族は夫・中山弘隆さん。
丹羽清治氏(隠退教師)
15年1月28日逝去、82歳。東京都に生まれる。59年に受允、65年に受按、59年より青山学院、世田谷中原、水海道教会を経て98年に隠退。
遺族は妻・丹羽百代さん。
福岡女学院の歴史は、米国メソジスト監督教会の日本宣教にその源を発する。学院の創立は、「切支丹禁制」の高札が撤去された1873(明治6)年から、12年を経た1885(明治18)年のことである。
1873(明治6)年、米国メソジスト監督教会は、横浜、東京、函館、長崎に4人の宣教師を派遣し、長崎にはジョン・デヴィソンが派遣された。それらの地には教会が建てられ、キリスト教に基づく学校が設立されていった。特に理解に乏しかった我が国の女子のための学校創設は、こうしたキリスト教の宣教に負うところが大きく、日本の女子教育の先駆けとなった。
1884(明治17)年、福岡で最初の教会(福岡美以美教会)が設立されると、次第に女子の学校開設を望む声が強くなり、この声が、当時、米国メソジスト監督教会の九州地区の拠点であった長崎に伝えられた。
1885(明治18)年4月22日、当時、長崎の活……
沈さんは京都で生まれ育った。沈さんの母親は結婚後、沈さんをお腹に宿している時期にキリストと出会った。結婚により始まった慣れない日本での生活で、信仰生活も同時に始めることとなった。子どもたちに聖書の絵本を読んでくれたり、一緒に祈ったりの日々であった。
幼い頃の沈さんは母親に連れられて教会学校に通った。沈さんは母親が熱心に教会生活をしないほうが、家庭の平和のためにはよいのではないかと繰り返し考えたこともあったという。しかし、母親は祈り続けていた。弟も妹も母と一緒に手を取り合って祈った。沈さんは共に祈る母親の姿によって神様を知り、信じる心が与えられていった。
大学進学にあたっては両親の祖国である韓国への留学を決意した。そのことは信仰生活が形作られる上で、大事な意味を持つことになった。韓国の「母なる教会」と呼ばれる、セムナン教会へ導かれ、神の愛を豊かに知らされた。そして2006年……
聖霊によってイエス・キリストの命と救いが差し出され、信仰によってそれが受け取られる場、それが教会なのである」、以前、この「談話」を書かせて頂いた時の最後の一文である。これは聖餐に於ける恵みとそれを受け取る教会の信仰の厚みを記したものであった。あれから4年余りの間に35人の教会員を天に見送ることになった。先週も58歳の幹事が天に召され、教会は別れの悲しみの中で、しかし復活の主の約束に全てを委ねて、彼を見送った。これらの人々は皆それぞれに地上での歩みと信仰を通して貴い証を立て、主に栄光を帰したのである。そして何よりも私たちと共に礼拝を守り、共に聖餐に与った人々である。イエス・キリストの贖いを心とその身に繰り返し確認しながら神の恵みに生き、地上の命が終わっても教会と共に真の命に生き続けることを、“恵みの座”に着く度に、確信してきた存在である。
聖餐を受け取る教会の信仰は、時と共に育てら……
その後、イエスは出て行って、レビという徴税人が収税所に座っているのを見て、「わたしに従いなさい」と言われた。 彼は何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。そして、自分の家でイエスのために盛大な宴会を催した。そこには徴税人やほかの人々が大勢いて、一緒に席に着いていた。ファリサイ派の人々やその派の律法学者たちはつぶやいて、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたたちは、徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか。」イエスはお答えになった。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」《ルカによる福音書5章27〜32》
立ち上がったレビ
収税所に座っていた徴税人のレビは、主イエスから、「わたしに従いなさい」と呼びかけられ、立ち上がって従いました。レビは主の呼びかけに応えて、自分の働きの場から……
第38総会期第10回教師検定委員会が、1月20日~21日、教団会議室Bにおいて、委員7名全員の出席によって行われた。
聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。議題はおもに、2015年春季教師検定試験に関わるものであった。まず、受験志願者74名の資格検査を行い、全員に受験資格があることが確認された。その後、すでにレポート提出試験として課されていた説教、釈義、神学論文等の採点を行った。結果はまだ公表することはできないが、合格点に達していないレポートには、再提出が求められることになった。続けて、筆記試験問題の作成が行われた。
この春の試験は、例年用いてきたキリスト教会館が、耐震工事に伴い、使用できない。そのため、信濃町教会(東京教区)を借りて行われる。それに伴う打ち合わせと準備が、いつもより入念に行われた。また、今回の試験から、教師検定規則3条6号対象者の第1……
第39総会期第2回会館問題特別委員会は、1月22日開催された。
本委員会は前期常議員会決定及び前期11回に亘る協議内容を確認し、委員構成は若干入れ替わった。
今回は、11月27日にヴォーリズ社から会館管理組合に提出された会館耐震・改修工事目論見書について説明を聞くことが目的であった。
その目論見書は、会館管理組合工事委員会が10月1日付基本設計をヴォーリズ社に依頼した内容に基づき作成されたものである。
本委員会が重視した点は、2013年10月2日付概算目論見書金額5億9千万円とこの度の2億7千万円との金額および内容の違いについてである(百万以下は省略)。
ヴォーリズ社担当の斎藤氏は以下のように説明した。会館管理組合工事委員会からの依頼内容の要旨は、必要な耐震補強、必要な改修工事の基本設計、今後15年間の使用に支障のない改修、総工事費2億5千万を限度……
2014年12月15日に39総会期教団救援対策本部第1回(通算第35回)会議、2015年1月20日に第2回(通算第36回)会議を教団会議室にて開催した。
39総会期最初の会議では、第1回常議員会において選出された委員(石橋秀雄、佐々木美知夫、雲然俊美、佐久間文雄、真壁巌、藤掛順一、高橋和人、朝岡瑞子、岡本知之)による組織をし、石橋本部長、佐々木副本部長、雲然書記を承認した。また、委員の役割分担として、佐久間委員が財務、真壁委員が広報、岡本委員が放射能問題関連の課題を担当することとした。陪席者については、被災三教区議長のほかは、会議ごとに確認することとした。
続いて、救援対策室委員として、佐々木副本部長(室長)、高橋委員、真壁委員、佐久間委員を選出した。
続いて募金状況として、1月20日現在で、国内募金の総額が9億3749万2962円、海外からの献金の総額が3億72……