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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4880・81号】「熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金」延長のお願い

2018年4月21日
「熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金」にご協力くださり感謝いたします。  以下のように40総会期第4回常議員会にて、2019年3月31日までの延長を決定しました。引き続きご支援をお願いいたします。 教団総会議長 石橋秀雄   議事30 熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金に関する件 提案者 議 長 議  案  熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金を、1年間(2018年4月1日~2019年3月31日)延長する。 提案理由  39総会期第第8回常議員会(2016年8月30日)において、熊本・大分地震被災教会支援に関して、熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援募金の開始を可決した。その際、同募金の期間は、「2年間(2016年4月15日~2018年3月31日)」とした。  しかし、熊本・大分地震被災教会会堂等再建支援委員会よりの報告によると……

【4880・81号】《宗教改革500周年記念事業》リフォユース500 ユースカンファレンス青年大会     1000人を超えて集う大会に

 3月21日、青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂を会場に、宗教改革500周年記念事業の最後の行事として、日本基督教団主催の青年大会「リフォユース500ユースカンファレンス」が開催された。  教派を超えて、教団が加盟しているNCC系、JEA(福音派)系、JPN(ペンテコステ派)系の諸団体にも呼びかけがされた。  大会当日は、雪交じりというあいにくの天候であったが、教団からの参加者約200名を含む1000人以上の若者を中心とした参加者が集められ、教団主催の青年大会としては稀にみる大規模な大会となった。また、当日の様子はインターネットを通じてライブ配信され、常時100人を超える人たちが視聴した。学食には20を超える協賛団体のブースも用意され、参加者の交流の場ともなった。  当日のプログラムは礼拝形式で進められた。大会のために青年有志により結成された100人ゴスペルチームによる賛美……

【4880・81号】2018年宣教師会議 広島にて「本当の平和への道」を主題に開催

 3月14~16日、広島教会を会場にアメリカ、オランダ、カナダ、南アフリカ、韓国、台湾、香港等、出身国も派遣団体も異なる35名の参加者が集い、2018年宣教師会議が開催された。  初日は会場となった広島教会の武田真治牧師を通して御言葉に与りつつ、開会礼拝が捧げられた。今年の主題は「本当の平和への道—ヨハネ14章27節」。  2日目は広島教会会員の山崎敦子氏から被爆体験を聞いた後、日本語、英語、韓国語、中国語等の言語別に分かれ、シェアリングの時がもたれた。証しの中で、かつて広島教会におられた牧師が説教中に「広島に原爆が落ちたことは恵みだった」と語ったという話が特に出席者の関心を集めた。この牧師も原爆で娘を亡くしている。その言葉の意図は、また神の恵みとはいったい何なのか。北森嘉蔵牧師の「神の痛みの神学」について思い巡らした者、理解を超えた出来事を心に留め続けた主イエスの母マリアや主……

【4880・81号】教区議長コラム 東京教区 東京教区と五支区

 東京教区には約250の教会、1万7000人の現住陪餐会員が属しています。  教区は東、西南、南、北、千葉の五支区を置き、各支区が支区内諸教会の連帯をはかりながら伝道に励んでいます。  教区には、東支区の伊豆諸島の教会、千葉支区の千葉県農漁村地域にある教会が属しています。両支区を通して関係を維持し、それぞれに宣教費、経常互助費を予算化しています。また教団伝道資金教区伝道方策交付金を活用して「離島教会交流」「伝道キャラバン(千葉県)」などを実施しています。  教団信仰告白を奉じ、教憲、教規を遵守することを基本方針に、五支区の一致をはかり、支区相互の情報交換や教区活動への協力をお願いするため、教区五支区長会を置いています。  教区伝道部、教育部、社会部も各支区各部との連絡調整と教区としての課題を担うために活動しています。各委員会も各支区を通して各教会へ、また各教会から支……

【4880・81号】消息

川端由喜男氏(隠退教師)  18年3月2日逝去、94歳。東京都生まれ。50年東京基督教神学専門学校卒業。同年より二宮、国府、信愛、清瀬信愛教会を牧会し、94年隠退。  遺族は娘・秋元慈子さん。

【4880・81号】伝道のともしび この町には、わたしの民が大勢いる 石川榮一

 今年3月11日は、司会者と牧師が東日本大震災を覚えて祈り、続いて出席者も同じ思いをもって礼拝をささげました。教団及び関東教区から支援金を受けたことに感謝し、同時に同じ被害に遭われた東日本の地と、そこにある教会との連帯の思いを深める礼拝でもありました。  わたし自身は佐野教会に赴任してまだ2年目で、震災を経験していなかったので、当時の支援金額や、その用途について役員の方に尋ねた結果、次のような報告を受けました。「外壁塗装工事、落下した2階天井の修理、礼拝堂及び休憩室の床の張替え、クロスの張替え」など。  こうして新しく出発したわたしたちの教会は、小さな群れですが、栃木地区の諸教会の祈りと具体的なお支えをもいただいて、希望をもって前に向かい進ませていただいております。このこともまた、感謝です。  昨年のクリスマスには、ひとりの洗礼者が与えられました。わたしの娘で、心の病を持……

【4880・81号】宣教師派遣式

 2月11日、大船教会において高井ヘラー由紀宣教師派遣式が行われた。高井氏は3月に台湾へ行き研究に従事した後、9月から台南神学院に信徒宣教師として赴任する。高井氏は台湾キリスト教史を専門としており、特に日本統治期台湾の日本人プロテスタント教会の歴史を研究している。  派遣地である台南神学院は、戦時期1940年7月に日本政府が発令した各学校校長を日本人とする命令を拒否した。台南宣教師会が閉校を選んだのである。  この神学校に教団からの宣教師を派遣する。これは、宣教協約前文にある「日本が台湾を統治していた時代の教会の過ちを神と人の前にざんげしつつ、(中略)相互に交わりを深め協力し合う」ことを目指す宣教協約実践の一歩となると考える。                 *  2月25日、ニューヨーク北部にあるユニオン日本語教会において上田容功宣教師の派遣式・牧師就任式を行っ……

【4880・81号】人ひととき 佐々木京子さん 新しいぶどう酒は、新しい革袋に

 きっかけは東日本大震災だった。発生二日後の日曜日、宮古教会に行くと、礼拝の時間なのに誰もいなかった。ヘドロに覆われた床に、講壇に向かって一直線にモップが掛けられていた。そこで大声で祈った。「わたしにできることなら、何でもします」と。  教会はボランティアのYMCAの方々を大勢迎え入れ、それまで少人数で守っていた礼拝の様子はだいぶ変わった。宮古教会とひかり幼稚園の移転で、慌ただしい日々を過ごすことになる。しかし困惑よりも、小さなことでも与えられた一つ一つの恵みを感謝する気持ちのほうが大きかった。何よりも、教会にいる時間が佐々木さんに与えられ色々な人の話を聞く機会が持てた。信仰生活が改めて大切なものとして輝き出した。  2016年に献堂式を迎えると共に、副園長を引退することを決意した。タイトルのマタイの御言葉どおり、次の世代に委ねたかった。  しかし、そうした最中に、教区教……

【4880・81号】共に歩む教会と伝道

 静岡教会に赴任してちょうど10年が経った。時の経つことの速さを思い、様々な事柄に思いを巡らせている。その中で、驚かされた一つの恵みがある。この10年で静岡教会は同じ葵区にある教団の三つの教会全ての歩みに関わらせて頂いたのである。二つの教会の代務者を担い、一つの教会の礼拝説教を毎月第一主日に担当した。当然その交わりは、教師だけでなく教会全体に及んでくる。これまで同じ分区の交わり、同じ地域の教会としての交わりはあった。しかし、共に歩む教会という意識と自覚が育っていたわけではない。一定の人口を抱える市街地に立つ教会であるから、自教会重視の在り方が先行していたとも言えるであろう。しかし、牧師たちが礼拝説教を始めとしてそれぞれの教会の働きに深く関わる中で、静岡教会の意識は明らかに変えられてきたのである。毎週の祈祷会でそれぞれの教会の働きを覚えて祈ることが始まった。共に歩む分区の交わりが内容の濃いも……

【4879号】2017年度宣教方策会議 「日本伝道をどう考えていくか」を主題に開催

2018年3月31日
発題 「宣教基本方策」(1961年)を巡り議論  3月5~6日、2017年度日本基督教団宣教方策会議が富士見町教会を会場に、主題を「日本伝道をどう考えていくか~宣教基本方策をもとに」と題して開催された。教団四役はじめ、教団内の各委員会、教区代表者等合わせて84名が出席した。  米倉美佐男宣教委員長が、個人的な意見としつつ、「色々な問題を抱えている教団であるが、日本基督教団信仰告白と教憲教規を整えていく中で教団が教会と成ることを願っている。様々な意見があろうが、会の中で忌憚なく話し合いたい」と挨拶し、教職・信徒各2名の発題を聞くところから会議が始められた。  最初の発題者は古澤啓太牧師(神戸東部教会)。同氏は冒頭、「教団のバラバラさに自信を持つべき」と語り、現行の宣教基本方策を詳細に分析し、「基礎」「教会」「教職」「信徒」「伝道」「内外協力」「調査広報」「機構」という宣教方策の……
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