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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4836・37号】▼教育委員会▲ 教区教育担当者会、教会教育セミナー開催

2016年3月12日
 2月2日~3日に高知東教会と高知教会を会場にして、第4回教育委員会を開催した。出席者は委員5名と事務局2名。  事務局報告、「教師の友」編集委員会報告、ユースミッション日独2015報告を受けた。8月13日~20日に行う台湾ユースミッション2016について報告と協議を行った。台湾から7名の青年が日本に来る。日本からも7名の青年の参加者を募集する。求道者も可だが牧師の推薦が必要。各教区と台湾基督長老教会から日本に来ている宣教師には案内する。  委員会の直前に行われた教区教育担当者会と教会教育セミナーの反省をした。教会教育セミナーには子どもを含めて49名の参加があった。  宣教委員会報告、常議員会報告を受けた。宗教改革500周年記念事業としての中高生大会、青年大会の第1回実行委員会が1月27日に行われ、その報告を受けた。中高生大会は2017年8月9日~11日に軽井沢恵みシャレ……

【4836・37号】消息

川崎嗣夫氏(隠退教師)  15年2月19日逝去、91歳。上海生まれ。51年日本基督教神学専門学校卒業、同年より荒尾、富士、本郷、小金井西ノ台教会を牧会し、12年に隠退。  遺族は息・川崎順一さん。   髙井 清氏(隠退教師)  16年1月13日逝去、81歳。群馬県生まれ。58年同志社大学大学院卒業、同年より別府野口、東京都民教会を経て、日本基督教団に務め、上高井戸教会を牧会し、10年に隠退。  遺族は妻・髙井富美枝さん。   土肥隆一氏(和田山地の塩伝道所担任教師)  16年1月22日逝去、76歳。京城(ソウル)生まれ。66年東京神学大学大学院卒業、77年よりクリスチャンユースセンター、恵泉寮に務め、和田山地の塩伝道所を牧会。  遺族は妻・土肥みゆきさん。   髙橋公豈氏(隠退教師)  16年1月30日逝去、9……

【4836・37号】伝道のともしび 100年後も教会がここに立ち続けるように  澤田 武

 セールスの電話などで “かみまち教会さまですか”と、時々読み間違われます。その都度丁寧に、“うわまちと読みます”と応答します。伝道の一環のつもりです。上町と書いて “うわまち”とは、なかなか読んでもらえません。印刷物には仮名を振っています。  私はみふみ認定こども園の保護者として上町教会を知り、信仰に導かれ、教団Cコースにより補教師となり、不思議な導きにより、妻と共に母教会に2004年4月に赴任いたしました。母教会に赴任するというのは、それまで信徒として見てきた教会を、今度は教師として見ることです。何も変わらないはずの教会自体が全く異なった姿に見える気がして、戸惑いを感じたことを思い出します。  就任当初から現在にいたるまで、教会ビジョンとして変わらずに掲げてきたことは、「祈りと賛美に満たされる教会」「地域に開かれた教会」の2点です。  「教会」と「教会学校」同じ敷地内……

【4836・37号】第30回外キ協全国協議会

 「第30回外キ協全国協議会」が1月28日~29日にかけて在日本韓国YMCAを会場にして開催された。「外キ協」とは「外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会」の略で、この法案の制定に向けて全国各地域で活動している各外キ連の代表者と加盟教派・団体の代表者約40名の参加者があった。教団関係者としては、長崎哲夫総幹事をはじめとして、外キ協事務局長秋葉正二氏、NCC議長小橋孝一氏、NCC総幹事網中彰子氏など8名の参加があった。  協議会の流れは、開会礼拝、基調提案、全体協議と続き、今回の主題である「外キ協30年の歩みを共有し、宣教課題を定立しよう」を基本線として、2015年活動報告並びに2016年活動計画について話された。活動計画の主な課題は、「外国人基本法の制定にむけて」の署名活動の展開と6月12日を各教会での祈りの日としてもらうことをはじめとして、「ヘイト・スピーチに抗し、……

【4836・37号】人ひととき 水田真木子さん 主に用いていただく喜びの中で

 小学生だった水田真木子さんを、日曜学校に導いたのは、熱心な信仰者であった祖母タキさんであった。弘前教会や弘前学院の宣教師館を建てた明治の棟梁、桜庭駒五郎はタキさんの義父で水田さんの曽祖父にあたる。多くの青年が活発に集まっていた弘前教会で受洗に導かれたきっかけは、高校2年夏に参加した奥羽教区のワークキャンプだった。一緒に活動していた同世代の仲間から教団の正教師が3人誕生している。  ピアノを習っていた水田さんは、周囲から奨められるままに、讃美歌講習会に参加し、そこでパイプオルガンに出会った。東京神学大学のチャペルで受講生たちが弾くオルガンの音に、なぜか涙があふれて止まらなかった。その場で、講師の先生に「オルガンを習いたい」と申し出た高校生に、「ぼくの所へ来たら教えてあげる」と驚くべき答えが。こうして、月1回土曜日、学校の授業が終わると、特急に飛び乗って弘前から仙台に通い、母の友人宅に……

【4836・37号】御言の恵みを重ねて

 私の仕える静岡教会も毎週水曜日の昼夜に聖書研究祈祷会を行っている。多くの教会と同じように聖書の御言に聴き、その後にグループに分かれて祈る。そこで与えられた御言の恵みに共に立ち、共に祈ることは教会にとって大きな喜びとなる。信仰の養いであり、また使命を自覚する時ともなる。しかしその喜びと恵みを積み重ねる業がどれだけ為されているのか自問している。その時々の恵みに与るだけでなく、恵みに恵みを重ね、喜びに喜びを重ねて教会が信仰を強められる、その経験が大切だと考えるからである。祈りを重ね、聖書の御言に親しむのは私たちにとって日常のことであり、分かりやすい。しかしそこで強められた肢々と教会が更に将来に向かって成長している姿をしっかりと捉えたいものである。庭の木々は昨日と今日は同じように見えるが、1年経てば明らかに変わっている。私たちが気がつかない間に大きくなっている。教会も御言の恵みを重ねて強められて……

【4835号】東北教区 放射能問題支援対策室 「いずみ」 

2016年2月20日
この世界に生きる子どもたちの命を守る取り組み 東北教区副議長・放射能問題支援対策室「いずみ」室長 保科 隆 発足2年半を目前にして  東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」は、2013年5月に行われた第68回教区総会決議に基づき同年10月に発足した。その後の2年と少しの間の活動が国内外の教会と多くの方々の支援と祈りに支えられて続けられている。心から感謝である。  現在の活動は、1名の室長と1名の顧問、そして室長も含めた5名の運営委員と4名の専従スタッフ、さらに数名のボランティアによってなされている。甲状腺検査においても、また保養プログラムにおいてもボランティアの助けを得ている。  「いずみ」の活動の中心となる事務所は、仙台市の東北教区センターがある建物の別棟である。2階建ての古い建物であるが、以前は宣教師館だった「マギーハウス」を、東北教区、そして教団からの支援金……

【4835号】荒野の声

 2階にある礼拝堂に上る階段、踊り場の壁に教会学校のクリスマスページェントの写真が数葉、年を越して貼ってある。階段を上る者たちの目に留まる。エレベーターもあるのだが、礼拝を献げるところには年を重ねても自分の足で上りたいという者も少なくない。踊り場で一息、写真に見入る。▼今年は登場人物たちの衣装を新調した。長年にわたり使ってきた衣装もだいぶ疲れてきていた。羊飼いなどは労働着としてそれも味わいだったが、さすがに東からの博士たちのものは立派になった。新調するに裁縫の得意な教会員に協力してもらった。上手な人がいるものだ。すばらしい出来映えだった。自ら縫った衣装を着ている子供たちが告げてくれるクリスマスの喜びを、これら奉仕者たちも特別な思いで聞いたことだろう。▼年末年始、慌ただしく過ごして早2月。クリスマスの暖かさはずいぶん前のことのように思えるが、階段の写真を見る度に、その暖かさを思い起こす。御子……

【4835号】▼救援対策本部会議▲ 被災教会支援コンサート計画を承認

 1月22日、教団救援対策本部第10回(通算第44回)会議を、教団会議室にて開催した。  1月22日現在、全国募金が10億1927万3317円(キリスト教学校教育同盟加盟校よりの「こひつじキャンプ」開催のためのクリスマス献金96万9462円を含む。昨年3月の全国募金終了後の献金額は1398万6403円)、海外からの献金は4億479万1619円(昨年4月からの献金額は1853万7094円)であることが報告された。  救援対策室からは、会堂・牧師館再建復興貸付金返済状況、EMSからの支援金受領、第21回こひつじキャンプ(国内)・第5回こひつじキャンプ(台湾)開催、ハートフル釜石クリスマス会開催、被災地支援演奏会、被災教会支援チャリティー・コンサート開催等の報告があった。また、救援対策本部会計報告がなされた。  続いて奥羽教区から、被災教会の近況報告、一関教会関係施設(保育園)……

【4835号】▼教師検定委員会▲ 正・補73名の春季受験資格を確認

 第5回教師検定委員会が、1月25日~26日、教団会議室において、雪の影響、および葬儀のための遅刻者もあったが、委員7名全員が出席して行われた。  聖書朗読と鷹澤匠委員長の祈祷をもって委員会は開始された。  第5回委員会は、春季教師検定試験の直前の委員会ということもあり、議題としては、2016年春季教師検定試験に関わるものが中心となった。  まず、正教師、補教師あわせて受験志願者73名の資格審査を行った。結果、全員の受験資格が確認された。受験志願者の受験費用援助についても協議され、決定した。加えて、2名の転入志願者について協議した。1名は継続中であるが、もう1名についてはこの春季教師検定試験において正教師としての転入審査を行うことを決定し、試験科目についても検討のうえ決定した。  あわせて、教師検定規則3条6号対象者(いわゆるCコース受験志願者)の認定面接実施につい……
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