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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4980・81号】ヨーロッパ・キリスト者の集い(6面)

2022年9月10日
「キリストにある自由」をテーマに  8月4〜7日までドイツのschönblickにて『第39回ヨーロッパ・キリスト者の集い』が開催。参加者は約160名。今年のテーマは「キリストにある自由」。私はブリュッセル日本語プロテスタント教会短期派遣宣教師として同教会員1名と参加。この会はヨーロッパ各地に住む日本人、また日本にゆかりのある方々が参加している。私は初参加だったが、周りの方々に話を聞くと多くの方がリピーター。ここで与えられる多くの出会いと、また1年ぶりの再会を楽しみに来ていると皆笑顔で話してくれた。4日間の内容も充実。2日間、今年のテーマについて2名の講師による全体講演、それとは別に各自が興味のあるテーマを24テーマの中から選べる分科会が設けられている(帰国者クリスチャンフォローシップ、信仰継承など)。それに並行しティーンズと幼少科対象のプログラムも用意。私は幼少科の奉仕者として携わり、……

【4980・81号】伝道のともしび(6面)

心に記憶を植える 学校法人美唄キリスト教学園めぐみ幼稚園園長・理事長 美唄教会牧師 木村拓巳  1954年に創立しためぐみ幼稚園を紹介する上で、どうしても炭鉱地に建てられた教会の宣教について触れるべき責任を感じます。先立って1952年に創立した日本基督教団美唄教会は、美唄の地での宣教について真摯な協議を重ね、美唄めぐみ幼稚園を設立しました。地域の子どもと保護者に福音を伝える意義は当然ながら、背景には北海道特別開拓伝道(北拓伝)によって建てられた教会であることの重圧があったことを想像します。  美唄教会創立30周年記念誌の序文には次のように記されます。「北海道特別開拓伝道のプログラムによって、空知炭田地帯に誕生した四つの教会のうち、30年の歴史を記すことができるのは美唄教会のみとなりました」。  1950年代の人口9万人余をピークとして、閉山と共に、人口は15年で半減しました。つま……

【4980・81号】安倍晋三元首相の「国葬」が行われることを憂慮し、撤回を求める声明(5面)

 去る7月22日、岸田内閣が安倍元首相の「国葬」を閣議決定したことに、わたしたちは強い懸念と憂慮を示し、再考し撤回されることを求めます。  岸田内閣の閣議の恣意的判断によって国葬とされる儀式に国費を支出することは、国の財政権限を国会決議に基づかせる憲法第83条違反となります。また国葬となれば、全国の都道府県や教育機関への弔旗・記帳台設置などが指示され、国民の弔意が事実上、権力によって強いられることとなり、言論が封じられ、人間の思想・良心の自由を保障する憲法第19条の重大な違反ともなりましょう。  安倍元首相の在任期間に、平和憲法の精神を逸脱した様々な施策(集団自衛権の閣議決定、安保法制[2015年9月]、特定秘密保護法[2013年12月]、共謀罪法[2017年6月]の制定)を顧みるならば、「国葬」の閣議決定は、それら今後の国の姿を変えてしまう考慮を欠いた判断を支持することにもなると言え……

【4980・81号】国会議員の靖国神社参拝に憂慮する声明(5面)

 8月15日は1945年に帝国主義下にあった日本がポツダム宣言を受領し、第二次世界大戦が終結するに至った日です。私どもは、この日に多くの国会議員が靖国神社に参拝することを憂慮し、反対します。  靖国神社にはこの侵略戦争を指導し、A級戦犯とされた人々が祀られています。彼ら指導者たちは大東亜共栄圏構想の下、韓国を武力によって支配し、満州国に対して傀儡し、そこの人々の自由を奪い、人権を蹂躙してきました。また、国内においても思想信条の自由を奪い、将来ある若者たちを戦場に駆り立て、尊い命が犠牲になることを強いてまいりました。とりわけ沖縄においては、生きて恥を晒すなとの思想を強いて、多くの市民を自死に追い込むカルト的なものでもありました。私どもはそのような指導者たちの姿を到底受け入れることができず、また国家の指導的な人々がそれらに崇敬の念を抱くことは断じて受け入れられません。そのようなことは世界に誇……

【4980・81号】牧会者とその家族のための相談(5面)

心傷ついたとき、ひとりで悩むとき、どうしたらよいか考え込むとき、などお電話・メールください。 《電話相談》 03−6228−0016 毎週月曜日 10時〜16時(12時〜13時は休憩) 《メール相談》  毎日24時間 past.uccj☆gmail.com  新型コロナウイルス感染症が広がり、今までにない問題や課題が教会に降りかかっていることと思います。教勢低下や経済的にも厳しい状況が続き、難しい判断や対応に負われて、大きな負担を抱えている牧会者やその家族の方々の心労は増加していることと察します。「牧会者とその家族のための相談室」においては、さまざまな情報を集めつつ、精神的な苦痛、信仰的な痛みを共有しながら、どのようなケアができるかをいつも検討し、相談電話やメール相談に生かすことができればと願っています。  相談電話は、毎週月曜日10時から16時まで行っております。キリスト教……

【4980・81号】ウクライナ救援募金・期間延長、並びに献金報告(5面)

 2022年7月末現在、32,749,107円の募金がささげられ、2022年6月末までの募金額、28,993,107円を、ACT(Action by Churches Together)Alliance(アクトアライアンス)に送金。また、日本への避難者支援を行っている日本YMCA同盟の呼びかけ(*)にも応えることにいたしましたので、ご協力をお願いいたします。  2022年8月23日  日本基督教団社会委員長 森下 耕   ◎送金先  加入者名 日本基督教団社会委員会  郵便振替 00150−2−593699 (通信欄に「ウクライナ救援募金」とお書きください。) (*) ◆日本への避難者支援  3月初旬に日本への避難を希望された1人の方を、ポーランドYMCA・ヨーロッパYMCA同盟・日本YMCA同盟とが連携し、出国から来日まで2週間にわたってサポ……

【4980・81号】日本キリスト教社会事業同盟総会(5面)

総会に先立ち、二つの講演を実施  7月8日、日本キリスト教社会事業同盟総会がオンラインで開催された。団体会員26、個人会員1、委任状18で合計45の参加者で総会が成立した(2022年4月1日現在の会員数は団体会員63、個人会員11、協力会員10)。岸川洋治理事長のあいさつにはじまり、予定されていた議案の全てを可決した。その中でも特に次の2点をお伝えしたい。  一つは、2022年2月に行われた特別研修会である。「キリスト教社会福祉への歩みとこれから」と題して、同盟の顧問でもあり、横須賀基督教社会館を通しての働きでも知られている阿部志郎氏の講演をユーチューブで全会員に配信した。再生回数から講演が全施設に浸透したと考えられる。  二つ目は、ウクライナ支援として、教団社会委員会の呼びかけに応え、キリスト教界総合福祉募金より20万円を支出したことである。  さらにこの総会に先立って、松橋秀之……

【4980・81号】カルト問題連絡会よりお知らせ(4面)

 これまでの教区事務所を通しての相談の他、メール相談を開始しました。今後、カルト問題に関するご相談は、可能な限りメールでの対応とさせていただきます。以下を記載の上、 cult☆uccj.org へ送信してください。 ※☆を@にして送信してください。 ①相談者の名前 ②相談者の連絡先 ③相談者の住まいがある住所(市区町村まで) ④相談者に連絡してよい曜日や時間 ⑤相談の内容 *返信に数日ほど時間を要することがあります。ご了承ください。 カルト問題電話相談開設(2022年8月18日スタート) 日本基督教団の専用電話回線 03−3207−8794 月〜金(土日は休み) いずれの日も13時〜16時 ※新報掲載は月〜土 午前11時〜午後4時ですが9/12現在、上記日時に変更して対応しています。……

【4980・81号】2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会(4面)

東北教区・関東教区被災教会の声(オンライン訪問) 那須塩原伝道所に伺って  7月25日、栃木県那須塩原市にある那須塩原伝道所の今野義郎牧師と会計役員の福田本子姉に、オンラインでお話を伺った。那須塩原伝道所は、東北新幹線那須塩原駅から徒歩10分、近隣のアジア学院と交流のある国際色豊かな伝道所である。東北地方地震被災教会会堂等支援委員会より、篠浦千史委員長、河田直子、オブザーバーとして熊江秀一関東教区議長、道家紀一担当幹事、星山京子職員が参加した。  まず、地震発生時の3月16日の状況を伺った。今年4月に着任された今野牧師は、着任早々トイレや台所が断水していて、バケツやポリタンクで補給し使用している状態に驚いたという。福田姉によると、それまで井戸水をポンプで汲み上げて使っていたが、度重なる地震の影響か井戸が渇水し、空の状態なのにも関わらずポンプが自動停止せずに回り続けている状態だった……

【4980・81号】部落解放祈りの日・主事就任式(4面)

どのような人も祝福されていることを受け止めて 「部落解放祈りの日」礼拝が7月25日、尼崎教会において、オンライン併用で行われた。81名(内オンライン48名)が出席した。  礼拝では、冒頭、「全国水平社創立宣言」が唱和され、足立こずえ活動委員(広島主城教会牧師)がイザヤ56章1〜8節から、「救いの実現」と題して説教した。時代と共に状況が変化して行く中、「差別の問題に関わる時に経験する、身につまされるようなヒリヒリした感じから解放された運動」を生み出したいと述べ、その運動は、自分の存在が神に祝福されていることを受け止め、どのような人も祝福されていることに基づいてなされるものであると語った。また、礼拝から現場へと向かって行く大切さを語り、「神が愛をもって送り出してくださっているが故、自己卑下せず神の愛に応えて行きたい」と述べた。  礼拝の中で、上野玲奈主事の就任式が久世そらち教団副議長の司……
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