正教師39名、補教師12名、転入1名が受験
神学的に考え、筋道を理解することが課題
試験が行われた。8月30日よりレポート提出による学科試験、9月14、15日の日程で面接試験を実施した。秋の教師検定試験は正教師受験者が中心となる。正教師受験者は39名、補教師受験者はCコース継続者含め12名、転入審査1名の受験者が与えられた。
当初は対面で教師検定試験を予定していた。しかし7月の委員会の段階で新型コロナウイルス罹患者の急増に鑑み、受験者の安全を考慮し、レポートとオンラインでの実施に切り替えることとなった。これで5期続けてのレポートとオンラインの試験となった。
9月14日、オンラインでの面接試験に先立ち、町田さとみ委員による礼拝が捧げられた。「神の賜物と招きとは取り消されない」とみ言葉に励まされ受験者は個人面接に臨むこととなった。オンラインでの面接でも誠実に試験に臨んできたことが……
第42回日本基督教団総会速報No.3(PDF)……
第42回日本基督教団総会 速報No.1(PDF)……
【4980・81号】2022年度❹教区総会報告(1面)
【4980・81号】お知らせ・荒野の声(1面)
【4980・81号】2022年度❹教区総会報告(2面)
【4980・81号】公式Twitter開設(2面)
【4980・81号】教区伝道委員長会議(2面)
【4980・81号】教師継続教育研修会(2面)
【4980・81号】第41総会期 常議員会(3面)
【4980・81号】公告(3面)
【4980・81号】事務局報/お詫び・訂正(3面)
【4980・81号】出版局 正職員(経験者)募集(3面)
【4980・81号】宣教師派遣式(4面)
【4980・81号】部落解放祈りの日・主事就任式(4面)
【4980・81号】2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会(4面)
【4980・81号】カルト問題連絡会よりお知らせ(4面)
【4980・81号】日本キリ……
教団総会議長になって一つ趣味が増えました。教団議長になりますと批判文書が沢山送られてきます。私の手元に送られてきた批判文書をファイルにして集めています。分厚いファイルが2冊になりました。私の新しい趣味です。この批判文書を読みながら、「自分の正しさ」につい考えさせられてきました。
「自分の正しさ」を心に留めながら仕事をします。また、自分の正しさで闘わなければならないということもあります。
批判文書を読みながらこの批判文書の中にある真理性を読み取ることの大切さを考えるようになりました。こちらが70パーセント正しいと思って事柄を進めていきます。しかし、30パーセントの反対者の意見の中にある真理性を見つめてきました。反対者が正しいと主張する事柄の中にある真理性を読み取って自分の視野を広げてきました。
時に反対者が正しいと主張する事柄の中にある真理性によって自分の正しさを見直して自分を……
終わりのない仕事
弘前西教会員
佐藤洋治さん
佐藤洋治さんは1957年、青森県弘前市で生まれた。地元にある東奥義塾高校に在学中、すでにクリスチャンであった親友から紹介されて向かった先は、民家にしか見えない、できたばかりの小さな開拓教会、現在の弘前西教会であった。当時、高校での朝礼拝や聖書科の授業、教会での説教はよく分からなかったが、ただ一つ、分かったことがあった。それは「この人たちは本気だ」ということだった。
やがてクリスチャンとなり、母校の英語教師になると、さらに研鑽を積むために渡米。デンバー大学で学んだ後に帰国し、聖愛中高に導かれ、現在まで仕えてきた。そして今、あらためて大切にしているのは、生徒一人ひとりのために祈ることだと言う。
もちろん、それは英語教師としてではなく、主が教育現場に派遣してくださった一人の信仰者として、福音宣教の一端を担わせていただいているか……
「キリストにある自由」をテーマに
8月4〜7日までドイツのschönblickにて『第39回ヨーロッパ・キリスト者の集い』が開催。参加者は約160名。今年のテーマは「キリストにある自由」。私はブリュッセル日本語プロテスタント教会短期派遣宣教師として同教会員1名と参加。この会はヨーロッパ各地に住む日本人、また日本にゆかりのある方々が参加している。私は初参加だったが、周りの方々に話を聞くと多くの方がリピーター。ここで与えられる多くの出会いと、また1年ぶりの再会を楽しみに来ていると皆笑顔で話してくれた。4日間の内容も充実。2日間、今年のテーマについて2名の講師による全体講演、それとは別に各自が興味のあるテーマを24テーマの中から選べる分科会が設けられている(帰国者クリスチャンフォローシップ、信仰継承など)。それに並行しティーンズと幼少科対象のプログラムも用意。私は幼少科の奉仕者として携わり、……
心に記憶を植える
学校法人美唄キリスト教学園めぐみ幼稚園園長・理事長
美唄教会牧師 木村拓巳
1954年に創立しためぐみ幼稚園を紹介する上で、どうしても炭鉱地に建てられた教会の宣教について触れるべき責任を感じます。先立って1952年に創立した日本基督教団美唄教会は、美唄の地での宣教について真摯な協議を重ね、美唄めぐみ幼稚園を設立しました。地域の子どもと保護者に福音を伝える意義は当然ながら、背景には北海道特別開拓伝道(北拓伝)によって建てられた教会であることの重圧があったことを想像します。
美唄教会創立30周年記念誌の序文には次のように記されます。「北海道特別開拓伝道のプログラムによって、空知炭田地帯に誕生した四つの教会のうち、30年の歴史を記すことができるのは美唄教会のみとなりました」。
1950年代の人口9万人余をピークとして、閉山と共に、人口は15年で半減しました。つま……
去る7月22日、岸田内閣が安倍元首相の「国葬」を閣議決定したことに、わたしたちは強い懸念と憂慮を示し、再考し撤回されることを求めます。
岸田内閣の閣議の恣意的判断によって国葬とされる儀式に国費を支出することは、国の財政権限を国会決議に基づかせる憲法第83条違反となります。また国葬となれば、全国の都道府県や教育機関への弔旗・記帳台設置などが指示され、国民の弔意が事実上、権力によって強いられることとなり、言論が封じられ、人間の思想・良心の自由を保障する憲法第19条の重大な違反ともなりましょう。
安倍元首相の在任期間に、平和憲法の精神を逸脱した様々な施策(集団自衛権の閣議決定、安保法制[2015年9月]、特定秘密保護法[2013年12月]、共謀罪法[2017年6月]の制定)を顧みるならば、「国葬」の閣議決定は、それら今後の国の姿を変えてしまう考慮を欠いた判断を支持することにもなると言え……