【4617・18号】牧師のパートナー

神さまの恵みの中で
田邉 良三
(石和教会員)

私たち夫婦は結婚して今年で六年目になります。その間に私は伝道者としての召命を受け、一人息子が生まれました。ふり返ってみると本当に慌ただしく、そして、あっという間に過ぎてしまった数年であったと思います。
妻と出会ったのは、彼女が東京神学大学大学院一年の時でした。伝道者となる時を二年後に控え、様々な思いの中で神さまと真剣に向き合っている彼女との出会いは、私にとってそれまでの信仰生活を問い直される機会となりました。神さまを信じると口では言いながら、自分勝手な思いでしか神さまと向き合えていなかった自分を知ることとなりました。しかし、それは同時に、そのような自分を、なお神さまが導き続けてくださっているという事実を知らされる機会となったのです。神さまの恵みの中で生きることこそ、本当に生きることなのだと改めて教えられました。そのような中で、妻と結婚し、新しい生活が始まりました。
神学校を卒業した妻は担任教師として経堂北教会へと赴任し、それに伴い、私も経堂北教会へ転会しました。そこで伝道者のパートナーとしての生活が始まりましたが、何をすべきか全く分からず、何もできない私を教会の皆さんは本当に暖かく迎えてくださいました。
経堂北教会ですごした四年の間には、私の生活に、なお二つの大きな変化が起きました。一つは献身の志が与えられて東京神学大学へ入学したこと、もう一つは父として一つの命を神さまから預けられたことです。この時にも教会の皆さんに支えて頂きました。特に子供のことに関しては、主と教会の皆さんの暖かいまなざしの中で、息子は元気に育つことができました。そして、神さまの恵みに満ちた交わりの豊かさを強く感じた四年間があっという間に過ぎ、新たな教会へ妻が赴任することとなりました。
新たな任地である石和教会での生活を多くの人が心配してくださいました。私たち夫婦も不安はありましたが、「どこに行っても神さまのご命令ならば大丈夫」と祈りつつ新たな生活を始めました。石和教会の皆さんも私たち家族を温かく迎え、支えてくださっています。その中で長い間休校していた教会学校も再開することができました。昨年九月から教会学校を再開するにあたり、最初は私たち親子三人だけでも、いつか神さまが子供を増やしてくださると信じて頑張ろうと話していました。しかし、神さまは大きな恵みと喜びをもって私たちの思いを打ち砕いてくださったのです。それは、教会学校を再開した日の礼拝のことです。神さまはその礼拝に一人の小学生を招いてくださいました。いつのまにか私たちは、信じて祈り続けていれば、いつか実を結ぶという思いの中で、神さまの御力を限界づけてしまっていたのです。神さまは、一人の子供を教会学校へと導かれることで、私たちに神さまの力、恵みを示してくださったのです。神さまの恵みは限りがありません。その恵みの中で私たちは生かされているのです。今、この時にも神さまは信じるものを生み出し、恵みを増し加えてくださっているのです。その神さまに全てを委ねて、これからも歩んでいきたいと思います。

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