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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4676号】2009年度 教区総会報告 兵庫教区

2009年6月13日
教区規則 大幅に変更  兵庫 5月17日(日)~18日(月)、第63回/「合同」後40回兵庫教区定期総会が行われた。今総会の開催は、神戸市における新型インフルエンザの発生と重なり、入り口には消毒薬が置かれ、マスクが配布される中で行われた。 新型インフルエンザの流行を懸念して出席を控える議員もいる中、正議員212名中、133名の出席が確認され、開会が宣言された。 阪神大震災によって、三役・常置委員選挙等が1年ずれ込んだままになっているため、今年は一切選挙が行われない総会となった。 今回の総会で教区規則が改定された。これは、2004年に明らかになったクリスチャン・センター会計不正流用問題をふまえて設立された「調査委員会」より管理・運営体制の問題点が指摘されたことを受けたものである。以後、協議会や教区総会での議論を経て、教区の運営や任務について新たな規定を設けることとなっ……

【4676号】2009年度 教区総会報告②  兵庫・中部・京都・大阪・西東京

  聖礼典執行の問題が前面に   各教区で微妙に優勢順位や所要時間に相違があるものの、殆どの教区で大きな関心事・議論になっていることは、聖礼典の執行に関する事柄であり、二重教職制度の問題、補教師による祝祷のこと、更には、「合同のとらえなおし」も、聖礼典執行のことと、切り離して論ずることは出来なくなっている。「合同のとらえなおし」はまた、信仰告白、沿革の加筆、伝道150年記念事業、更に各種の差別問題と別途に論ずることは出来ない。長い時を経てますますもつれた糸、解きほぐす力は、何処に。  

【4675号】教会総会の恵み

2009年5月30日
年度が移り、定期教会総会を迎えた。総会のために例年通りの準備を進め、前年度の活動や会計を振り返りながら主の恵みを数える時を持った。様々な資料を確認しながら「議案・報告」を作ってゆく。そこに示されることは過去に為された事柄のまとめではなく、前に向かって歩み続ける教会の姿であった。報告の文面、数字や言葉は何度見直しても誤りが出てくる。人間の業であることを深く思わせられた。総会当日にも指摘を受け、訂正をお願いする事柄が多くあった。しかし、教会の歩みにあずかっている人々は訂正をしながら神の御業を喜び、楽しんでいる。それは大切なものが何かを受け取っているからである。  新年度の計画や予算も人の思いの中にある。しかしそれらが祈りとなって神に捧げられる時、教会の歩みは神の示される時に向かうものとなろう。教会総会は教会が主の再臨の日に向かって歩んでいることを皆で喜び受け取る場所であった。そしてそのこ……

【4675号】人ひととき 中川 英明さん

バングラデシュに寺子屋を贈ろう  「バングラデシュに寺子屋を贈ろう」とアジアキリスト教教育基金(ACEF)が設立されて19年。75校の小学校(うち2校職業訓練校)を建て、生徒1万2千人、教師300人を擁する成果を生んで来た。 金融危機はここにも影響を与えており、活動資金は年間4、000万円前後と、ここ数年横ばいが続いている。06年、事務局長に就任した中川英明さんは、「学校の数を増やすというより、既存の学校を維持し、質を高める」ことに重点を置かざるを得なくなった。 大学在学中に受洗した中川さんは、学生時代から「国際協力の仕事に就く」ことを志し、大学院終了後、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に就職し、ベトナム、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スリランカなど海外5カ国で13年勤務した。難民の帰還業務に携わる中で、「戦争とはごく普通の人がやるもんだ」という感慨を抱いたという。 中川さんによると、……

【4675号】日本基督教団「学生・青年センター」を活用してください!

日本基督教団には、東京都杉並区と仙台市青葉区に「学生・青年センター」があります。そこでは、多くの青年たちが共に聖書に親しみ、さまざまなクラス(ピアノ・ギター・讃美歌)やキャンプ・スタディーツアーなどを通して友情を深め、自主的な活動を通しての活躍と成長の場となっています! ○大切な青年をお送りください……また、進学・就職などで東京・仙台に来る青年をご紹介ください。青年期に教会を離れる青年が多くいます。母教会を離れた時に信仰からも遠のく青年が多くいます。それらの青年の信仰と心の支えとなり、教会へと押し出してゆきたいと願っています。 ○ご連絡ください……教会と「学生・青年センター」が協力して、共に青年の信仰と心の成長を望みましょう。 東京▼学生キリスト教友愛会(Student Christian Fellowship. SCF) 〒166-0003  杉並区高円寺南5-14-9 ……

【4675号】宣教師からの声

教えを共に学ぶ共同体 教えを共に生きる共同体 ゾンターク・ミラ (EMSからの教団への派遣宣教師)  日本におけるプロテスタント宣教(伝道)150周年記念行事が計画・実行される中、「宣教」は新たな注目を受けています。宣教師たちに対する感謝の言葉もよく聞かれます。しかし、西洋の帝国主義を背負った宣教の問題性や、またエキュメニカル運動によってかなり変わってきた「宣教・宣教師」観が、果たして十分に理解されているかは疑問が残ります。  社会主義の東ドイツで育てられた私は、日本の教会の機関紙に「宣教師からの声」を書くようになるとは夢にも思いませんでした。それは、神の御導きに対する不信ではなく、「宣教」に対する疑問が強かったからです。  「すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教え……

【4675号】『2009年度日本基督教団年鑑 追録』発行のお知らせ

 『2009年度教団年鑑』発行後に編成された各委員会委員名簿等の追録及び「正誤表」を内容とする『追録』が発行されましたので、入手ご希望の方は年鑑をお求めになった書店または教団事務局年鑑係に直接お申し込み下さい。 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-10 TEL 03-3202-0541 FAX 03-3207-6768 日本基督教団事務局 年鑑係……

【4675号】訂正・お詫び

4671号3面神奈川教区総会選挙結果【常置委員・信徒】氏名、武田利邦(六角橋)を、(横浜二ツ橋)にお詫びして訂正致します。

【4675号】教区コラム 四国教区

神と教会に仕える議長に  黒田道郎  四国教区は第67回定期総会において、新しい執行部を選出しました。旧三役から一人残った形で新議長に選ばれた者として、抱負や教区の課題を述べる機会が与えられました。と申しても議事を進めることで精一杯で、二日目の准允式では早速とちるような欠けの多い者にとって、抱負などを絞り出すのも困難です。  少子高齢化の最先端を進む教区の一つとして、課題は山積しています。互助制度による謝儀援助が基準の60%台に下がりましたし、中堅の教師の他教区転出、教会の体力低下も顕著です。  しかし総会の空気は暗さがまったく感じられません。伝道意欲を静かに秘め、神のなさることに希望をもって期待する諸教会の信仰がありました。  背後には長年培ってきた教会相互の信頼があります。これらを武器に伝道戦線に向かう教会の姿を見させていただけるのは幸いです。  四……

【4675号】〝具体的な生きた交わり〟への歩みを PCT(台湾協約)との教会協議会

 「第12回日本基督教団と台湾基督長老教会との教会協議会」が"主を喜び祝う"(ネヘミヤ8章10節)をテーマに、4月21日から24日にかけて大阪台湾教会を会場に行われた。  出席者は日本基督教団(以下教団)から27名、台湾基督長老教会(以下PCT)からは11名。  この協議会はこれまで秋に開催されることが多かったが、今秋は「日本プロテスタント宣教150年」行事が予定されているため、この時期の開催となった。PCTの方々にとっては前週に総会を終えた直後であったにもかかわらず、協議会に対する深い思いを持って臨まれたことに感謝したい。  今回の協議会の特徴は、教団各教区からの出席者がほとんど信徒だったということである。これまでの協議会でも、PCTがこの協議会を基本として信徒の相互交流を切望していることが明らかにされてきたが、教団側は出席者のほとんどが教職という状況で、PCTの意向を……
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