★新刊から
『平和を実現する力 長女の死をめぐる被爆牧師一家の証言』四竈揚編著 広島上空で炸裂した原子爆弾が引き裂いた一家。燃える街を彷徨し、奇跡的に迎えた一家全員の再会、やがて訪れる長女の死。数十年を経てもなお悪夢をもたらす体験を超えて、遺された者が捉え直し、語り継ぐ喪失の意味と平和への祈り。1890円
『「神さま」と呼ぶ祈り』木下宣世・〈写真〉
森本二太郎 四季折々の写真と共に、神さまとの深い対話へと誘う二一編の祈り。「神さま」という呼びかけで始まる祈りは、祈る時に自分の思いを正直に表すこと、幼な子のように素直に祈ることの喜びや大切さを告げる。「祈りは難しい」と思う人への導きも併せて記されている。1575円
『マンガdeキリスト教入門』春名康範 「宗教はあぶないか」「なぜ聖書を読むのか」などのキリスト教入門から、「祈れないときでも」といった信仰生活に関することまで、大切なテーマを凝縮した三八編のユーモア溢れるマンガとエッセイ。充実した内容で、求道者の理解を助け、信徒の信仰を確信へと導く。1680円
『讃美歌21 やさしい伴奏集』高浪晋一・玉理照子編『讃美歌21』刊行から十二年。たくさんの新しい歌が取り入れられたこの歌集の中から、特に伴奏が難しいと思われる約一〇〇曲を厳選。やさしく弾けるようにシンプルに編曲した新アレンジ集。3780円
グループスタディ12章『コリントの信徒への手紙一―キリストによって共に生きる』小淵康而 「共生」の必要が叫ばれる今日。しかし、真に共に生きることは難しい。パウロのこの手紙が、コリントというギリシアの一大商業都市に建つ教会で起こったさまざまな事件を通して、信仰に生きること、共に生きることの本質を鮮やかに説き明かす。1260円
現代聖書注解スタディ版『ルカによる福音書』T・W・ウォーカー/住谷眞訳説教者に定評ある『現代聖書注解』シリーズを、個人やグループでも学習できるテキストとして単行本化。全章句の中から重要な十の章句を取り上げて解説。なじみの深い話題からの展開で、ただの釈義とは異なりとても読みやすい。地図や写真のほか、コラムも充実。2520 円
現代聖書注解『箴言』L・G・パーデュー/高柳富夫訳 「主を畏れることは知恵の初め」。初期王国の時代から数百年にわたって収集されてきた知恵の言葉は、この一言によって貫かれ、囲い込まれている。共同体の中で生活の座に深く根ざした知恵伝承の言葉を通して、豊かに祝福された人生の意味と喜びを学ぶ。8610円 *価格は税込み