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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4703号】2010年度新任教師オリエンテーション

2010年7月31日
  出身神学校等の違いを越えて   6月21~23日、天城山荘(伊豆市)にて、2010年度新任教師オリエンテーションが開催された。出席者は74名(その内新任教師は52名)であった。主題は、前年度に引き続き「教団の教師として宣教を共に担う」とし、教師委員会としては、このオリエンテーションが、教団における宣教の働きの学びと共に、出身神学校の違い等を越えた新しい出会いと交わりの恵みを味わう機会となることを願って準備にあたった。   公同教会としての教団形成   〈1日目のプログラム〉 1日目は、松井睦教師委員長による開会礼拝の後、山北宣久教団総会議長による講演「公同教会としての教団形成に共に励むために」がなされた。 講演では、明治期の公会主義における合同教会の形成が教団の創世記であるとし、教団信仰告白に基づいて教団形成に励むことが話……

【4702号】教会図書の活用

2010年7月17日
  多くの教会、伝道所には規模の大小はあるにせよ、いわゆる「教会図書」と呼ばれるものがある。そこには、子どもたちのための絵本からキリスト教の入門書、そして信仰の読み物や教会の記念誌が置かれている。いずれも教会員や求道者に自由に読んでもらえるよう願ってのことである。しかしこの「教会図書」があまり活用されていないというのが私共の実態ではないだろうか。私共の教会でも、購入したり献げられた書籍等を図書委員が地道に整理し、図書室の書棚に並べてくれる。その奉仕に感謝している。しかしその労の割には図書が用いられないのが現実である。活字離れとか様々な理由が語られるが、せっかく伝道や学びのために準備されたものが用いられないのは残念なことである。 昨年、試しに読みやすい書籍やトラクト等を教会玄関の一角に置いてみた。貸出ノートに記入する必要も無く、誰でも自由に持ち帰って読んでもらうコーナー……

【4702号】人ひととき 島村ヨハネさん

  その名もヨハネ その名も「ヨハネ」。故島村亀鶴牧師の次男である。名前の由来を教会の中で問われたことはない。 昨年のクリスマス前に大病を患い、初めてクリスマスを病院で過ごした。このことを一つの区切り時と考え、これまで担ってきた長老職、教会学校の校長の職から身を引く決断をする。放蕩息子だった、との自覚を強く持ちながら歩んできた信仰生活もいよいよ最終局面を迎え、ここからどう歩んでいくかを模索する日々である。 様々な事情によりお寺の幼稚園に入園。しかし、ヨハネの名は伊達ではない。私たちは仏の子、とみなが歌う中で、自分はイエスさまの子だからと、幼稚園の歌を歌うことを拒絶した。この子が後に放蕩息子になるのだから人生は面白い。 明治学院中学在学中に洗礼を受け、クリスチャンの学友との交わりの中で、その信仰は育っていった。高校卒業時に献身の思いを父親に伝えるも3日……

【4702号】公募

  第36回キリスト教系宗教法人のための 法人事務・会計実務研修会 ◎期  間 2010年10月12日(火)~14日(木) ◎会  場 富士箱根ランド(静岡県田方郡函南町桑原苗場1354) ◎主  催 日本キリスト教連合会 ◎内  容 法人実務クラス、会計事務コース、パソコン会計導入コースの3クラスに別れ、キリスト教系宗教法人のための実務を学ぶ。 講師は、キリスト教系宗教法人の各分野に携わる専門家。 ◎応募資格 特になし。 教会役員、個人でもご参加いただけます。 ◎参加費用 参加費/3万3千円(3~4人で1部屋。個室希望者は、1日5千250円の追加料金)。 交通費 ◎問合せ 総幹事室(03―3207―8768) ◎応募締切 9月3日(金)  ……

【4702号】「同志社神学協議会2010」

  ■主 題 「会衆主義の伝統と希望」 ■と き 2010年8月30日(月)~31日(火) ■ところ 同志社大学今出川寒梅館および関西セミナーハウス ■講 演 森 孝一さん(神戸女学院理事長・院長) ■発 題 東北同信伝道会の歩みから 北海道の教会の自立と連帯 ◎案内、申込書を必要とされる方は、下記実行委員会までご連絡ください。 ◎参加申し込み〆切:7月31日(土)必着 〒569-1022 大阪府高槻市日吉台2番町3-16 日本キリスト教団 高槻日吉台教会 小笠原純 気付 「同志社神学協議会2010」実行委員会 TEL:072-687-6614、FAX:050-1271-0481  ……

【4702号】伝道のともしび

「蒔かぬ種は生えぬ」を合言葉に  伊東教会牧師 内田知 「みなさんとてもいい笑顔ですね。」...ペンテコステ伝道礼拝に来た新来者が仰った嬉しい一言。 湯「出づ」る国、伊豆の東に位置する「伊東」市。人口約7万5千人。首都圏からの近さも相俟って、温泉と温暖な気候に惹かれて移り住む人も少なくない。先の新来会者もその一人。 伊東教会は「日本同盟基督協会伊東講義所」として、1907年3月に設立された。爾来103年に亘る歩みである。その間の先達の働きにより、今伊東教会は多くの信仰の遺産を受け継いでいる。 先人たちは町の一等地に会堂を残してくれた。伊東市の誰もが知っている立地のよい場所である。 また町と海を見渡せる山の中腹に約七、八〇坪の墓地と納骨堂を持っている。これが信仰の継承と伝道に大いに用いられている。 地域の人々に良き印象と思い出を残していることも特筆すべきで……

【4702号】委員会コラム 宣教研究所委員会

書庫番? 宮本義弘 「宣教研究所は書庫番でもしていろ!」という悪口が聞けるような宣教研究所になりたい。 第36総会期第3回常議員会で初めて「宣教研究所委員会報告」の機会があり、1時間弱の質疑応答の時間が与えられた。約50年ぶりに改定しようとしている「宣教基礎理論ならびに宣教基本方策の作成」と「日本基督教団信仰告白に対応した信仰問答の作成」に質疑が集中し、宣教基本方策は長い年月の間に各教区に影響を与えていることを知らされたし、信仰問答の作成にあたっては、その段階ではほとんど着手したばかりであるにも拘らず、その内容を知りたいとの質問が重なったことは、ここにもいろいろな方面からの関心があることを知らされた。陪席者として3年余り常議員会の末席を暖めた者としては初めて宣教研究所の働きが教団の中で用いられようとしていることを実感した大切なひと時であった。 しかし、宣教研究所が発足して50余年……

【4702号】部落解放センターの新しい規約案が承認 第4回部落解放センター運営委員会

第36総会期第4回部落解放センター運営委員会が、全国会議後の6月9日午後から10日にかけて、教団4階会議室で開催された。出席者は陪席者をあわせて29名。12年間、会計監査の労を担って下さった田中義久監事が今期をもって退任されるので、委員会の中でその労に感謝し、共に祈りを献げた。 会計監査報告の後、前年度の決算が承認された。2009年度活動献金は、カナダ合同教会から多額の献金があり、目標額がほぼ満たされたことが感謝のうちに報告された。今年度も7百万円を目標に取り組むことが確認された。また、古くなった印刷機の買い換えが承認された。 2011年に関東教区で開催を予定している部落解放キャラバンについて、関東教区と共に準備を進めていることが報告された。 これまで時間をかけて検討を重ねてきた部落解放センター規約の改定作業が終わり、新しい規約案が承認された。常任運営委員会など新しい動きを盛り込んだ……

【4702号】養成プログラム改訂を巡り 第2回・3回キリスト教教育主事養成に関する検討委員会

第2回委員会が3月23日、教団会議室で開催された。出席者は、木下宣世委員長、向井希夫書記、小林貞夫委員、岡本知之信仰職制委員長、黒田若雄教育委員長と野村和正担当幹事。開会祈祷を木下委員長がささげた。 前回議事録承認の後、2月2日、関西学院大学・聖和キャンパスで持たれた、キリスト教教育主事養成を担っている「聖和」関係者との懇談の報告を木下委員長が行い、内容確認を行った。当委員会としては、「キリスト教教育主事養成プログラムを改定するにあたって-養成校 聖和大学からの提案-」を参考にし改定を進める。 具体的には、養成を担ってきた聖和大学人文学部キリスト教学科の募集停止に伴い、「キリスト教教育主事認定試験規定」第1条③を最初にし、①、②、④の順とする。詳細については、検討する。第1条③における関係学校への問い合わせ、確認については、常議員会で内容が確定した後、教育委員会が行う。受験者には、教会……

【4702号】「若い世代への伝道」を展望 第1回教育委員会と宣教師との懇談会

第1回日本基督教団教育委員会と宣教師との懇談会が5月18日教団会議室において開催された。出席者は、Cesar Santoyo(日比家族センター)、李孟哲(東京台湾教会)、Nathan Brownell、Noaomi Brownell(フェリス女学院)、David W.Reedy(青山学院)の宣教師と、黒田若雄教育委員長、清藤淳、北畠友武、的場恵美子、平田和子、佐藤飛文、山畑謙の各委員、野村和正担当幹事、草深茂雄担当職員。 開会にあたり、黒田委員長より懇談会開催の意図について説明があり「初めての企画なので、それぞれの働きについてと、提言などを話し合う会にしたい」と挨拶があり、始めに、自己紹介の形で各宣教師の派遣に至る経緯や現在の働きについて語られた。 協議として、教育委員会の大きな課題である「若い世代への伝道」について、日常的に若い世代に接している宣教師の立場から、どういう展望をもってい……
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