【4707号】第13回 部落解放青年ゼミナール

 

解放の輪がどんどん広がって

2010810日(火)~13日(金)にかけて、今年もまたいずみ教会で部落解放青年ゼミナールを行うことができました。

今回で13回目となる青年ゼミですが、回を追うごとにそこに集う仲間との絆が深まり、そこに新しい仲間も加わって、「解放」の輪がどんどんと広がっていくのを感じます。今年は7名の新しい参加者が与えられ、総勢46名の仲間がいずみの地に集まりました。部落差別問題と真剣に向き合い、その中での気づきや葛藤を互いに腹を割って話し合うこの時間は、今では自分にとって、自分を飾ることなく素のままで仲間と交わり合うことのできる貴重な時間となっています。

今回の青年ゼミで私の印象に強く残ったのは、実行委員会の仲間の一人が担当してくれた聖書研究と、解放同盟難波支部の方に案内していただいた芦原橋でのフィールドワークでした。聖書研究ではマタイによる福音書152128節が取り上げられ、「解放」には差別される側の人間だけでなく、差別する側の人間も解き放たれていく必要があるということが発題者によって力強く語られ、「解放」のための新しい視点・気づきを与えられました。また、芦原橋のフィールドワークでは、結婚差別が、結婚する時だけでなく、その後も夫婦を苦しめて離婚に至らしめるという現実を伺い、また各居住者の事情を抜きに低所得者層しか公営住宅に残れなくなっている社会構造を目の前にして、差別から連鎖していく様々な抑圧の悲惨さに大きなショックを受けました。

今回の青年ゼミの中でも度々指摘のあったことですが、こうした痛みは実際に経験した者でないと本当には理解できないのかもしれません。しかし、そのことに引け目を感じ、人の痛みにノックし続けることを止めてしまうのではなく、その痛みのすべてを知ることができないまでも、そこに様々な痛みが連なって存在していることを知って関わっていこうと強く決意をさせられた青年ゼミでした。

最後になりましたが、今回の青年ゼミのためにお支え下さったお一人お一人に厚く感謝を申し上げます。

(北村智史報/第13回部落解放青年ゼミナール実行委員長)

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