ブログ「独居Q翁つぶやき」を立ち上げ
両親、兄弟がクリスチャンで、キリスト教が身近にある中で育まれた。終戦後、母親が教会の牧師の生活を支えるために、毎晩食事を運んでいたことを覚えている。しかし、自らが教会に通うことはなかった。士官学校に通っている最中に終戦を迎え帰省。爆撃によって母親は重傷を負い、家族は離散。野戦病院のような場所で苦しみながら人々が死んでいく状況を目の当たりにする。アメリカの行為にショックを受けると共に、赦せないとの思いを抱いた。その体験が引っ掛かって、教会に行くことは頑なに拒み続け、母親にも反発した。理解しない自分に、今は亡き母も悩んでいただろうと振り返る。
そんな久さんが、受洗したのは、2008年イースター。2年5カ月にわたる妻の闘病生活を支えた後であった。看病する間、妻のために、自分の健康が支えられるようにと自然と祈りが溢れた。妻は安ら……
第36回キリスト教系宗教法人のための法人事務・会計実務研修会
◎期 間 2010年10月12日(火)~14日(木)
◎会 場 富士箱根ランド(静岡県田方郡函南町桑原苗場1354)
◎主 催 日本キリスト教連合会
◎内 容 法人実務クラス、会計事務コース、パソコン会計導入コースの3クラスに別れ、キリスト教系宗教法人のための実務を学ぶ。
講師は、キリスト教系宗教法人の各分野に携わる専門家。
◎応募資格 特になし。
教会役員、個人でもご参加いただけます。
◎参加費用 参加費/3万3千円(3~4人で1部屋。個室希望者は、1日5千250円の追加料金)。
交通費
◎問合せ 総幹事室(03-3207-8768)
◎応募締切 9月3日(金)……
2総会期にわたってお願いしてまいりました『能登半島地震被災教会会堂等再建支援募金』は、2010年7月末をもって終了します。
被災教会にお約束している教団支援金分を満たすことができたためで、ご協力心より感謝申し上げます。
「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会
委員長 長山信夫
美しい礼拝堂と美しい心遣い
宇佐美教会牧師 畠澤かおり
童謡「みかんの花さく丘」は、静岡県伊東市宇佐美の車窓から作られた歌であると言われています。その宇佐美にある教会の庭にも、みかんの花が咲いています。
私はこの宇佐美教会に夫と共に赴任してまだ1年を過ぎたばかりですが、宇佐美教会がこの地に教会を創立したのは1931年のことになります。およそ79年近く伝道のともしびを燃やし続けてきた教会であります。代々の牧師、信徒の尊い伝道の働きがあって、今日までこの地に主イエス・キリストの福音が宣べ伝え続けられてきたことを感謝いたします。
現在、現住陪餐会員22名となり、一人一人が豊かな賜物を用いて教会の働きに仕えて下さっております。宇佐美教会に赴任して、いろいろと驚いたことや、感動したことがあり、それが、宇佐美教会の特徴とも言えると思います。それは①美しい礼拝堂、②説教……
前田幸子氏(無任所教師)
10年4月7日、逝去。84歳。東京都に生まれる。'92年東京神学大学を卒業、同年、秋田飯島伝道所に赴任、'94年より'98年まで秋田飯島教会(教会設立)を牧会した。遺族は弟・前田昌彦さん。
中村信嗣氏(無任所教師)
10年4月15日、逝去。70歳。兵庫県に生まれる。'70年関西学院大学神学部を卒業、'78年有田教会に赴任、波佐見教会、宜野湾教会を経て、01年より09年までコザ教会を牧会した。遺族は、息・信さん。
「差別するのはやめろよ」と声をあげる 東谷誠
部落解放センターが開設されて29年がたちました。私がセンターと深く関わりをもたせていただいて23年位になります。特に今も忘れられないのは、天理でおこなわれた、第3回部落解放全国会議に参加したことであります。その全国会議に参加したことにより、私は今までみんなの後についていこうとしていた解放運動が"自分がやっていくぞ"に変わりました。参加者の何人かが、立ちあがり「部落民宣言」をする、また、他の人が自分の部落解放への思いを語る、元気の無い発言があると、「もっと頑張れ」「元気がないぞ」とかのやじやエールが飛んでくる。みんなが一体となって部落解放の取りくみをしていこうという気概を感じました。差別を受けて苦しんでいる人、悲しんでいる人と共に生きていこうという熱い思いが感じられました。ストレートに思いが伝わってきました……
2010年5月24日(月)~25日(火)に亘ってルーテル市ヶ谷センターで「障がい」を考える小委員会第3回委員会を持った。
篠浦千史委員長が一身上の都合で欠席のため、6名で委員会を行い、加藤幹夫書記が代わりに議長を務めた。
「障がいを考える全国交流会」が、2010年6月22日(火)~23日(水)に同センターで開催される。「障がい」を考えてゆく上で、目に見える障がいによる苦しみのみならず、心を病むことから生じる様々な障がいは大きな課題となっている。特に牧会者ならびにその家族の精神的ケアの課題を考えることは現代において急務の課題であるため、今回は「牧会者ならびにその家族の精神的ケアを考える」というテーマで交流会を企画した。当日の委員の役割分担や、分団の割り振り等、詳しい打ち合わせを行った。
「ホームページ」に関しては、2011年3月末まで加藤委員が現状のまま……
教区活動連帯金は現在以下のような課題を負っている。
①拠出留保を行っている教区、脱会を表明している教区、配分方法について異議のある教区があるため、全額の執行が行われない。
②連帯金の運用が教団の組織に位置づけられていないため、教団に報告がなされず、監査が行われていない。
③拠出、受け入れが教区間の話し合いで行われており、判断基準が明白でない。
④拠出、受け入れの差額だけが執行されているために全教区拠出、全教区受け入れの主旨が曖昧になっている。
この委員会の役割として、短期的には現在の状況を正常化するために、拠出留保中などの教区に意見を聞き、関係に復帰してもらうこと。長期的には抜本的な改革を行うために、新たな制度設計を提案することとする。
また、各教区へのアンケート調査を行い、15教区から回答を得た。全体的には現制度を生かした継続を求め……
第36総会期第4回年金局理事会が去る6月17、18日(木、金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め25名(欠席1、代理1、沖縄教区は欠員)が出席した。
まず、東京教区代表理事であった教師の他教区への転出に伴い、教区から推薦された後任の岸俊彦教師(経堂北教会)について常議員会の正式承認を前提にこれを承認した。
「2009年度年金局事業報告ならびに決算に関する件」「2011年度標準報酬月額ならびに掛金表に関する件」および謝恩日献金1億1千万円を含む「2011年度年金局財政計画額に関する件」を審議し、承認した。この3案は第36総会期第5回常議員会に議案として提出されることとなった。「2009年度の決算で資産運用益は厳しい経済環境の中であったが、計画額の4000万円を達成することが出来た。年金局は7割が非リスクといえる金融変動に大きく左右されな……
5月31日~6月1日、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて日本基督教団教誨師会設立総会が30名の出席で開催され、記念講演会、教区代表者会が行われた。
教誨師会設立については、4年前から全国教誨師連盟への宗団分担金拠出問題や教団教誨師の位置づけが論議され、他宗教との関係の中で教団教誨師の働きを明確化する必要が生じてきたことによる。教誨事業協力会は、1968年教団機構改正により刑務所伝道委員会が消滅し、その働きが教誨師有志によって継承されてきたが、昨年、教誨師会設立準備委員会が設置され、会則制定を始めとする設立準備を進め、協力会を解散、新たに日本基督教団教誨師会設立に至った。
設立目的は「日本基督教団における教誨師の働きを支え合い、宣教の使命を果たすこと」とし、具体的には、教誨師の研修、会報発行、教誨師の連携・協力、教誨活動のための募金、他宗教・海外教……