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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4700号】地震被災教会再建感謝報告会開催 中部教区

2010年6月19日
  5月18日~19日、中部教区総会が、金沢教会を会場にして開催された。北陸石川地区での総会開催は実に21年ぶりということもあり、高橋潤議長による開会礼拝説教においてその意義と喜びが語られるところから総会はスタートした。 石川地区といえば、能登半島地震で被災した教会のほとんどが属している地区であり、1日目の夜のセッションにおいて、能登半島地震被災教会再建感謝報告会が行われた。地震当日の生々しい様子がスライドを交えながら複数の教職信徒により証言され、議場は改めて被災教会の痛みを共有した。しかし同時に証言者たちは、被災したからこそ与えられた神からの多くの恵みについて語り、中部教区を中心として、全国の諸教会の祈りに自分たちが覚えられており、具体的に支えられたからこそ再建の業が着実に進んでいることへの心からの感謝を述べた。 加えて1日目は、諸報告と教団総会議員選挙に関して主に……

【4700号】教団総会に2議案提案へ 兵庫教区

  神戸教会を会場に、兵庫教区定期総会が5月16・17日開催された。開会時出席正議員は228名中152名。基調講演に東北教区・仙台北教会の小西望牧師を招き、地区再編の取り組みから学んだ。 議長報告は11頁におよび、教区の現況と課題ならびに宣教活動について総括的な報告がなされた。 質疑ではまず36年に亘る「西神戸教会星陵台めぐみ幼稚園問題に関する件」について、当事者である推薦議員・准議員からの意見表明と質問がなされ、それに対し、特別委員会は終結するが、課題については、総会および常置委員会等にて担われていくことを期するとの応答がなされた。 議長報告をはじめ決算・予算議案および関連の各議案において、クリスチャン・センターの収支構造や運営について、繰り返し意見交換と質疑がなされた。会計に関しては、被災者生活支援・長田センター報告を巡っても、災害募金として寄せられた……

【4700号】教団問安使受け入れ 西中国教区

  西中国教区総会は5月5日と6日、カリエンテ山口で、正議員135人中、開会時、114人が出席して開催された。 議員点呼の際、教団問安使を准議員とすることについて質問があり、柴田もゆる議長から、次の趣旨の回答があった。いつまでも拒否する姿勢は本来的ではない、そのことに必要以上のエネルギーを使うのではなく、必要なやりとりがあれば受け、率直に意見を伝えたほうがよい、揺れの続きの中の決断である。 教団問安使を准議員としない、とする動議も出されたが、少数否決となった。 次に、議長総括報告の序において、柴田議長は、小さくされた者を軽視し、平和を脅かす力が大きく働いている時代状況の中で、「教会は福音に立脚し、『第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白』のもつ意味を実質化して歩むことを求められているように思います」と述べた。 議長総括報告について、昨年……

【4700号】教区・教団の伝道を支える大前提 西東京教区

  西東京教区総会は、5月30~31日、阿佐ヶ谷教会を会場に、開会時で、正議員201人中128人の出席により開催された。 大村栄議長の報告では、09年6月に「教区創立10周年記念感謝礼拝」を捧げたことに関連して、「教区が伝道する教区として出発した」こと、「教会を産み出す」ことが教区設立の目的であったことが強調された。 また、「『教憲・教規の規定に違反した聖礼典の執行をすみやかに停止するように求める』」通称『14号議案』を可決した」教区であることに触れ、これを「教区と教団の伝道を支える教会的一致の大前提だ」とし、立川開拓伝道の「夕礼拝」もこの大前提に立っていることが述べられた。 議長報告を巡る質疑では、聖餐問題を巡り、「教区の姿勢を高く評価する」感想が述べられる一方、この可決に基づく教区の対応が「一教会に集中しているのはおかしい」という批判を述べ、「自分の出……

【4700号】教区センター改革案否決 東北教区

  東北教区総会が、5月25~26日、仙台青葉荘教会と東北教区センター「エマオ」を会場に、開会時で正議員156名中119名の出席を得て開催された。 最も関心を集めた議案は、「新たに教区内各教会・伝道所を基本構成員とする東北教区センターを設立し、教区規則第46、47条に位置づけられていた東北教区センターを廃止する件」。議事は2日目の午後、他の議案審議を殆ど終えた後に2時間を残して行われたが、議論白熱、会期は10分刻みで延長された。また、前日夜には別途このために2時間の協議会を持った。 議案の内容は、センターの位置付け・性格を新しく整え、所謂「人格なき社団」とすること、及びこれに伴う規則改正を行うこと。以下が改革のメリットとして上げられた。①自主独立性が確保される。②教区内各教会・伝道所を基本構成員とすることで性格が明瞭になる。③独立した組織となり責任所在が明確にな……

【4700号】2010年度教区総会報告② 

  東北、西東京、西中国、兵庫、中部 教区総会、各地で議論白熱

【4699号】神様とのお約束

2010年6月5日
  「神様とお約束して礼拝に出席したいのです」と述べた。小学校5年生の女の子が洗礼志願をした。「どうして洗礼を受けたいの」と尋ねた時に所信を述べたのである。 生まれたときから、両親と共に教会に出席している。キリスト教教育による教会の幼稚園を卒業し、そのまま子どもの教会に出席しつつ成長している。両親が礼拝中は別室で過ごしていた。その部屋にもモニターテレビで礼拝を放映している。礼拝堂にいなくても、礼拝に出席していることになる。しかし、この一年くらい前からは両親と共に礼拝堂で礼拝をささげるようになった。説教もメモを取っている。B4紙一面に、メモが記されている。思いつくままに、劇画を描いたりしている。エレミヤの召命のくだりは、「若者にすぎません」と言っているエレミヤ、神様が「わたしがあなたと共にいる」と励ましている絵を描いている。説教者は関連してモーセの事例を引用しているが、……

【4699号】人ひととき 岸本八郎さん・祐子さん

  家造りの恵みを生きて   「家を建てる人は、希望に満ちている」そう語るのは八郎さん。大手企業のサラリーマンとして20年を過ごした後、不動産業を営む実兄に乞われて建築の道へ。「居心地の良い住まい造り」を求めて10年前に独立、株式会社住暮楽(すみくら)を設立した。地元京都産の北桑杉を用いた「近くの山の木で建てる家」、太陽熱を上手に利用して自然環境に近い環境を実現するOMソーラーなど、最良の家造りを提供するために努力を惜しまない。 八郎さんは京都上賀茂の生まれ。上賀茂神社の荘園のような土地柄で、お寺すらない環境。キリスト教に触れたのは、後に伴侶となる祐子さんとの出会いからだった。祐子さんは、熊本バンドの宮川経輝に連なるクリスチャンホーム育ち。当然、結婚式は洛北教会で挙げた。それから程なくして、祐子さんの身内の葬儀が相次いだ。八郎さんは今まで経験したことがない……

【4699号】中国青海省大地震救援募金のお願い

  主の聖名を賛美します。 去る4月14日、中国青海省玉樹チベット族自治州でM7.1の大地震がありました。死者は2,220人に達し、負傷者は1万人を超え、10万人が避難生活を余儀なくされていますが、被災地は3,700mの高地にあるため救援は難航しています。 社会委員会ではすでに被災者支援活動を始めたACTの呼びかけに応え緊急救援募金を行います。ご協力をお願い致します。 2010年5月6日 日本基督教団社会委員長 福井博文 記 ◎募金期間 2010年6月末 ◎目標額 特に定めず ◎送金先 加入者名/日本基督教団社会委員会 ◎郵便振替 00150-2-593699 (通信欄に「中国青海省大地震救援募金」とお書きください。)   〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31 ……

【4699号】お知らせ

  ◇参加者募集◇ 台湾基督長老教会と日本基督教団との青年交流会 (Youth Mission) ◎期  間 2010年8月10日(火)~23日(月) ◎募集人数 6名 ◎応募資格 日本基督教団の教会および関係学校・団体の牧師・教務教師の推薦を受けた青年 ◎交通費 半額負担(SCFが半額を負担)、帰りの交通費とお小遣い等(約4万円)は自己負担 ◎滞在費 無料(台湾基督長老教会が負担) ◎締め切り 7月9日(金) ◎申込先 日本基督教団教育委員会 (東京都新宿区西早稲田2-3-18) 電話(03-3202-0544) ◎担当職員 草深茂雄 ◎メール (kusafuka@uccj.org) ◎主  催 日本基督教団・台湾基督長老教会 ◎後  援 学生キリスト教友愛会(SCF) &nb……
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