3教区から被災教会の状況が報告された
《東北教区》
診断あるいは方向性が出されているものを以下の3段階に分類。
①大規模補修もしくは新築を要し、支援を求める教会
いずみ愛泉(礼拝堂正面タイルの破損、集会室壁亀裂、会堂入り口階段の破損)/岩沼(礼拝堂損傷大、立ち入り禁止張り紙。特に塔部分が危険な状態)/鹿島栄光(玄関渡り廊下部分天井落下)/白石(会堂全体に亀裂。隣接塀倒壊。鐘楼より鐘が落ちて破損。牧師館、風呂場タイルが剥がれ、屋内の土壁崩落)/中村(会堂全体、塀、墓地に損傷)/福島(会堂解体撤去終了。伝道館にて礼拝)/福島新町(瓦、壁の一部崩落、損傷部分大きい。煙突部分解体終了)/郡山(牧師館屋根瓦暖炉煙突瓦崩落。建物亀裂、居住不可)/郡山細沼(石塀の崩れ、内壁落下)/常磐(礼拝堂全体に損傷)
②補修を要し、かつ支援を求める教会(検討中含)
仙台松陵/仙台北三番丁/仙台ホサナ/仙台東/角田/仙台五橋/名取/川俣
③補修を要するものの自己対応できる教会
仙台北/仙台長町/仙台広瀬河畔/安積/矢吹
④その他(軽微の損傷、地盤沈下、など)
石巻栄光/仙台愛泉/仙台青葉荘/保原/磐城/須賀川/三春/本宮
《奥羽教区》
三戸伝道所(礼拝堂の西側卒壁の亀裂拡大、要補修)/宮古(1階水没、床上は油泥により埋まる。応急処置としての電気工事や扉の修繕などを行った。教会関係幼稚園を中心に今後を検討する方向を模索中)/新生釜石(牧師館1階水没、床上は油泥により埋まる。礼拝堂はヘドロと瓦礫の山。現在、応急処置として礼拝堂・牧師館の壁床をはがし、たまっていた汚泥を取り除き始めている)/千厩(礼拝堂・牧師館共に危険建物となり使用不能。借家を確保。役員会で移転を視野に検討中。千厩町内で土地を探している)/北上(礼拝堂内外の壁)/遠野(礼拝堂壁面亀裂、牧師館の土台亀裂、雨漏り、2階屋内亀裂)/江刺(礼拝堂コンクリート土台の破損、天井を支える柱にひび割れ、牧師館内部壁ひび、雨樋損傷)/一関(礼拝堂内部壁面漆喰亀裂崩落)/秋南(横手会堂の塔に亀裂)
《関東教区》
①新築を検討中
水戸中央(水戸市より半壊家屋の認定)/宇都宮(老朽化した会堂であり、構造及び耐震補強が必要のため、建て替えが望ましい)/宇都宮上町(会堂内外モルタル壁落下一部危険な状態)
②大・小規模改修
伊勢崎/桐生東部/勝田/西那須野/日立
③診断(検討)中、その他
勝田教会常陸大宮チャペル/水戸自由が丘/鹿島/水海道/四條町/竜ヶ崎/泉町/桐生/安中/原市/行田
*アジア学院(補修費総額7億円の試算)
(秋葉恭子報)