あの未曾有の大震災から6か月になろうとしています。夥しい数の命が奪われ、壊滅的被害とそれに伴う精神的ダメージは計り知れません。
大船渡教会の牧師から、捜索により明らかに大震災以後とみられる遺体が発見されることがあると、また大船渡教会にも犠牲者があり、大船渡教会を支えてきた医師は検視中に倒れ脳死状態にあるとお聞きしました。
主の慰めと助けを求める祈りと礼拝の時を、日本基督教団主催で大船渡教会で開きます。大震災で愛する者を失って絶望的悲しみの中にある方々を覚え、家を流され生活の基盤を失って明日への希望を見いだせない方々を覚え、また、懸命に復興の為に働いている方々を覚え、ボランティア等被災した方々を懸命に支援している方々を覚え、大船渡教会での祈りと礼拝に全国の日本基督教団の教会の祈りを合わせていただくことをお願いします。
911246(9月11日2時46分)この時を覚えて祈り合いましょう。
2011年8月25日
日本基督教団総会議長 石橋秀雄