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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4728号】謝恩日献金、目標額の半分以下 第2回年金局理事会

2011年7月30日
第37総会期第2回年金局理事会がさる6月16日・17日(木・金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め28名(沖縄教区は欠員)が出席した。 「2010年度年金局事業報告ならびに決算に関する件」を審議し、承認した。この件は第3回常議員会に議案として提出されることとなった。 「年度末に発生した大震災で先ず受給者の方々の安否を心配したが、全員無事であったことを感謝して報告できた。769名の教師、その遺族に年金を、また5名に一時金、4名に脱退一時金を支給し、総計4億5、100万円を滞りなく支給できた。資産運用については、リーマンショック後の低迷から立ち直りつつあった時、未曾有の大震災に襲われ厳しい年度末を迎えたが、運用益は目標額を上回り4、298万円確保できた。保有の有価証券の評価はマイナス2億1、700万円で昨年度末より1、700万円評価損が拡大した」等報告された。 謝……

【4728号】「『今この時』 -日本基督教団の伝道-」 … 石橋議長による伝道講演会 …

6月27日(月)から28日(火)にかけて長野県の長野本郷教会、信州教会を会場に、第37総会期第2回の伝道委員会が持たれた。 今回は特に、信徒にも呼びかけての伝道講演会が、27日午後6時30分から行われた。 講演は「『今この時』-日本基督教団の伝道-」と題して、石橋秀雄日本基督教団議長によって行われた。講演には多数が参加し、教区外からの参加者もあった。 石橋氏は議長就任以来、「伝道に熱くなる教団、伝道に熱くなる教会へ」との目標を掲げてきた。今回の講演の骨子もそこに置かれていた。 氏は、この講演の前日に教会で使徒言行録を学び終えたことから話を始め、「教団の現在の状況の中で使徒言行録を学んできたこと」の意味、「教団での様々な働きを担う中で使徒言行録の御言葉を学び、神の言葉が神の言葉として礼拝の中で響くことによって支えられていること」の恵みと大切さについて述べた。 特に昨年10月の教団総……

【4728号】被災地現地訪問から課題を共有 第2回社会委員会

6月6日(月)~7日(火)、第37総会期第2回社会委員会が大阪のぞみ教会にて開催された。 村上恵理也委員の司式による開会礼拝を行い、委員会を開催した。第1回委員会議事録(案)を承認し、続いて担当幹事及び担当職員よりA)業務報告、B)会計報告、C)常議員会報告について報告を受け、それぞれ承認し、協議に入った。 今回の委員会では、「東日本大震災」被災地現地訪問について報告を受け、課題を共有し、今後の社会委員会の活動を協議した。 震災直後の訪問について森田恭一郎委員より、一ヶ月後の訪問について釜土達雄委員長、上森俊明委員より、二ヶ月後の訪問について大三島義孝幹事より報告を受けた。続いて、キリスト教社会事業同盟の震災関連の働きについて、原田史郎委員より報告を受けた。また、委員としての活動ではないが、村上委員も現地を訪問したので、その報告を聞いた。 以上の報告を受け、9月12日(月)~14日……

【4728号】「伝道する教団の形成」に向けて 第2回伝道委員会

第37総会期第2回伝道委員会が6月27日(月)~28日(火)長野本郷教会(1日目)と信州教会(2日目)にて開催された。 27日夜は、教団伝道委員会主催の伝道講演会を諸教会に案内して開催した。石橋秀雄教団議長により「『今この時』-日本基督教団の伝道-」との主題で講演がなされた。詳細は別枠の報告にゆずることにする。 今回は、張田眞宣教委員長、北紀吉伝道方策検討委員長の陪席も得て、両委員会の取り組みに聞きつつ「伝道する教団の形成」に向けて協議した。 特に「宣教方策会議」と「教区伝道委員長会議」のテーマ設定について連携して準備することを確認した。2012年6月25日(月)~26日(火)西千葉教会にて開催予定の「教区伝道委員長会議」については、地方教区の実情、教区格差の現実を踏まえつつも、伝道とは何かを確認すること、教職謝儀互助や伝道協力の共通基盤を確認すること、信仰の一致による伝道を目指すこ……

【4728号】新任教師オリエンテーションに併せて 第2回教師委員会

第37総会期第2回教師委員会が、天城山荘にて6月20日(月)・22日(水)に、新任教師オリエンテーションをはさんで行われた。 第1回委員会以降の委員長及び事務局報告が、道家紀一担当幹事より資料に基づいて報告され、質疑応答がなされた。雲然俊美教団書記(前教師委員)より、教規が定める職務に従事しない教師(休職、無任所、隠退)の中で、特に無任所教師について、資料に基づいて報告を受け、質疑応答の後、継続審議とした。総会期初年度は、教団立及び認可6神学校を問安することになっているが、その日程や内容について協議した。その他にも教師継続教育研修費、神学校日献金、人事交流、戒規問題について話し合われた。 第2回委員会の中心議題は、新任教師オリエンテーションであり、20日の委員会では、主としてオリエンテーションでの配付資料に基づき、出席者(新任教師49名、DCE〈キリスト教教育主事〉3名、教団四役・神学……

【4728号】2011年度新任教師 オリエンテーション 新しい出会いと交わりの恵みを味わう

《1日目のプログラム》 開会礼拝 1日目、開会礼拝から始められた。小宮山剛委員長は、開会礼拝説教において、新任教師であった頃の地方伝道の経験に基づいて、伝道の主人公は主御自身であると語った。 講演「教会に仕える」 その後、石橋秀雄教団総会議長による講演「教会に仕える」がなされた。講演では、日本基督教団は合同教会であり、教団信仰告白と教憲・教規に基づいて教会形成に励むべきと語り、特に正しい聖礼典執行について強調した。さらに教団の教勢の減少について触れ、その中にあって、主によってなされる伝道について語った。 交わりの時 夜には交わりの時がもたれた。新任教師以外の出席者も加わり、自己紹介を中心にして、いろいろなゲームが行われ、新しい出会いと共に、交わりを深めた。 《2日目のプログラム》 「信仰に生きる」 東日本大震災で被災した教会に遣わされた……

【4727号】原町教会、原町聖愛保育園への緊急支援 原発30㎞圏内で、礼拝を守り、子どもたちを守る

2011年7月16日
すでに第4725号の紙面で報告されたように、福島第一原発の30㎞圏内(自主避難区域)にある原町教会と隣接の原町聖愛保育園に、教団の救援対策本部から調査員が派遣されたのが5月31日であった。状況を詳しく知った岡本知之委員、藤掛順一委員と藤盛勇紀幹事は、その調査の帰路、この教会と保育園の働きは、原発30㎞圏内という状況の特殊性からしても、教団として緊急にこれを支援し、さらに内外にこの状況と働きを知ってもらうためにも、情報を発信する必要を強く感じさせられた。 早速、調査員は、救援対策本部の各委員に対して、原町教会の調査報告と共に具体的な支援の提案を行ったところ、救援対策本部各委員の了承が得られ、高橋和人東北教区議長に連絡の上、直ちに緊急支援が行われることとなった。 この緊急支援の内容は、原発事故の深刻な影響下にあって礼拝の群を守り、地域の人々の救いのために伝道・牧会に励んでいる原町教会の朴貞……

【4727号】三宅島伝道100周年 記念礼拝と伝道リサイタル

6月13日(月)~14日(火)、三宅島にプロテスタントのキリスト教が伝えられ、伝道所が立てられてから100年経ったことを記念する集会が行われた。集会は記念礼拝と島の人への伝道を兼ねた、森祐理リサイタルを二本の柱として行われた。 この会は三宅島伝道が100周年を迎えることを覚え、東京教区東支区の中で実行委員が立てられ、その後月1回の礼拝のために本州から牧師が訪れた時に実務が行われるという形で準備された。 間に海を挟む形での準備の時は、陸続きの中では考えられない手間や労苦を生んだという。2月には東支区書記(当時)である国府田祐人牧師(荒川教会)が島を訪れ、ノアの方舟の出来事を通して力強く慰めと励ましを語った。4月から島の施設に赴任するため、礼拝に新しく加わった方もともに主の食卓を囲み、三宅島伝道の希望が失われていないことが確認された。今回の集会は、そのようにして関わった本州の牧師と島の信徒……

【4727号】消息

山室 光氏(隠退教師) 08年2月26日、逝去。95歳。東京都に生まれる。'69年日本聖書神学校を卒業、和泉多摩川教会を'68年(伝道所開設、'77年2種教会設立)より、03年まで牧会し、隠退した。遺族は息・山室真平さん(和泉多摩川教会主任担任教師)。 久山隼兒氏(隠退教師) 11年3月19日、逝去。82歳。岡山県に生まれる。'49年日本基督教神学専門学校を卒業、'50年洗足教会に赴任、'54年より'99年まで江戸川松江教会を牧会し、隠退した。遺族は息・久山康彦さん(在外教師)。

【4727号】今年7月開催予定の協議会開催断念 第9回三国間協議会実行委員会

第9回スイス・韓国・日本の三国間協議会実行委員会は、4月11日(月)に教団会議室で開催された。 冒頭から、東日本大震災を受けて、今年の協議会自体が開催可能かどうかが話し合われた。 まず参加予定各国からの反応が、担当幹事から報告された。スイス、韓国両国からは、教団はこの未曾有の災害への対応に集中して欲しいとの励ましをいただいた。しかし同時に、福島の原子力発電所からの放射能漏れに対する憂慮があることも表明されており、今年の協議会開催は延期することが現実的ではないかということであった。 次に日本側の受け入れ態勢についても話し合われた。協議会ではアジア学院へのフィールドトリップが計画されていた。しかし、震災の影響で、アジア学院は多大な被害を受け、非常に厳しい状況であることが報告された。 また実務的なことについては、加藤誠幹事が、東日本大震災の救援対策本部担当幹事の働きを担うことになり、差し……
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