9月3日・4日、教団会議室にて37総会期最後となる第7回教育委員会が開催された。8月18日〜25日に行ったユースミッション2012の開催後でもあり、会議全体はその内容の振り返りが中心となる。
ユースミッションには台湾からの青年7名と日本から4名の青年が参加した。その参加者のうちの一人廣中佳実姉の陪席を得て振り返りの時を持つ。
台湾・日本の双方に参加意義が曖昧なまま参加した者があったり、さまざまな面で準備不足であったことは反省される。しかしプログラムを終えるまでに、両国の青年の交わりを深め、祈りを共にし、国を超えて働かれる主の御業を共に仰ぐ者とされたという喜びの感想があがる。
ユースミッションの全体を通して、み言葉に基づいた日々のプログラム設定がきちんとなされたほうが良かった、というのは青年たちからの声。片方で青年たちが自主的にデボーションの時を持ち、日々の恵みをみ言葉から聞き取るなどしてプログラムの内容を自ら深めていたことは、意味深いことであった。
今回はプログラム中に「教会中高生・青年大会」があったために、これまでのユースミッションとは違って、より教会的な位置づけがなされたことも評価される。ユースミッションと教会中高生・青年大会は別プログラムであるが、教育委員会が双方に関わっていることからその関係性を深めていきたい。またそもそもユースミッションは台湾基督長老教会との宣教協約に基づいたものであるので、教育委員会だけでなく教団全体のなかでの位置づけがなされるべきとの意見もあった。このような豊かなプログラムがあることを広く知らせる課題も挙げられた。
ユースミッションの振り返りの他、クリスマスに向けて今回リニューアルする「みんなで生きよう」誌の誌面の確認作業を行う。
また第38回教団総会報告をまとめながら、今総会期の活動を反省する。そこで震災にいつも心を置き、祈りつつ開かれてきた教育委員会であったことを振り返った。
(清藤淳報)