【4823号】人ひととき 福岡 恒忠さん キリストへのホットライン

 世の人々の中に通信士と呼ばれる人々がいる。通信士こそ、おのずからの中に信仰生活の素養を備えさせられる仕事は少ない。神と人とを結ぶ唯一本の線、それはイエス・キリストでもある。しかもその線は極めて細い。線の彼方から送られてくる符号、それは神と人との間に約束された御言葉であって、その一言一言を全く信じるのでなかったならば、彼方の世界のことは何一つ知ることは得ない。そこにはただ、『僕聞く、主よ語り給え』という柔順な、そして真剣な僕の姿あるのみ。やがて聞き取った御言葉は、内に保留のなし得ない伝道へと進み、しかもその御言葉に、誤謬は許されないのである」。若き日の福岡さんは、語る。〔1950年当初の教会報〕

 福岡恒忠さんは終戦の年、逓信省の講習所へ入所、翌年からトンツーの通信士として郵便局に勤務。その後、40年間NTTに勤続した。若き青年の頃、戦後の精神的空虚感から求道、北陸学院におけるキリスト教の講演会に出席し、教会へ導かれる。1948年10月3日、日本基督教団白銀教会にて洗礼を受ける。この日は、当時の日本基督教団における「青年の日」。以来、教会役員として52年間、CS教師として39年間、ひたすら主に仕えてきた。1977年、福岡さんは斉藤友紀雄牧師から「東京いのちの電話」の働きを聞き、心を動かされる。

 その翌年、現・公益社団法人「金沢こころの電話」を知り、37年間、ボランティアとして心の悩みを聞き続けてきた。電話の相手を、主から送られてきた隣人と思い傾聴に心がけ、現在もその働きは継続している。また、教会生活において白銀教会百年史の編集長を担い、自身が大事に保管してきたアルバム26冊分の写真、教会に通い始めた頃から保存してきた週報が用いられたことが喜びだったという。

 福岡さんはまさに教会において、社会において、一人の信仰者として主イエス・キリストへのホットラインを繋ぎ続けてきたのである。

1930年、金沢で生まれる。67年間、白銀教会員。

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