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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4787号】社会事業奨励日メッセージ

2013年12月7日
 東日本大震災を覚えて、多くの祈りが捧げられてきました。被災された方々を覚えて、多くの祈りが捧げられてきました。宗教法人立、社会福祉法人立、その他の法人立にかかわらず、また無認可のボランティアの皆様を覚えて、祈りが捧げられてきました。特別の思いをもって、働きを担っておられる皆様を覚えて、祈りが捧げられてまいりました。そして今も、祈りと共に、全国の諸教会から、日本基督教団東日本大震災救援募金が捧げられています。深く深く感謝をいたします。  今年も12月第一主日の「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」を迎えます。日本全国に、多くの働き人が散らされています。十分に光の当たっていないところには、さらに光を当てようとしているわたしたちの仲間がいます。継続が大事な福祉を、心を込めてこれからも続けようと努力している仲間がいます。そして東日本大震災の中で、心のこもった福祉を実践しようと心がけている仲間……

【4787号】《東中国教区宣教部社会委員会主催》部落解放劇

東中国教区にて初めての試み  10月28日、東中国教区宣教部社会委員会主催の部落解放劇が岡山教会に於いて行われた。これは東中国教区で初めての試みであった。  今回のテーマ「希望を生みだす」(ローマ5・3〜5)によって行われるのは4度目であった。  劇の内容はある教会で過去におこった部落差別が問われるものである。  5年間無牧の教会があった。そこに転任してきたばかりの、新牧師は部落差別問題などの研修に力を入れていく。ある日役員の南森に「もっと大事なことがあるのではないのですか」と言われ教会のあるべき姿が問われていく。そんな中で牧師は教会の女性谷田から牧師になりたいと相談をもちかけられ、また狭山事件に取り組む青年やまぐちの後押しもしていくことになる。やがて牧師は近隣の居酒屋のおかみから教会で5年前にあった部落差別について聞かされる。  やまぐちの活動が問題視されるも、……

【4787号】委員会コラム 部落解放センター運営委員会 全ての差別がなくなるため 東谷 誠

 私は依頼を受けて教会や神学校にお話に伺うことがよくあります。その中で様々な声があります。ある集会で「私はクリスチャンです。聖書には、みんな神様に愛され、平等だと書かれています。だから差別をしたことがありません。私は、被差別部落の人が差別を受けて大変苦しい思いをしているのを知っています。だから、私の家族がこんな事になったらと思うと被差別部落の方との結婚に反対します。そんな親の気持ち分かって下さいますね」と話されました。結構多くの方の思いです。私はその方に部落差別の起こり(現代であれば差別されない事象)、なぜ今も差別が残っているか、それをなくしていくにはどうしたらいいか、そして聖書はどのように語っているかを話します。差別はどのような理由があってもよくないです、と話します。  部落解放センターは日本基督教団の業務機関として設立されました。教団の大阪分室としてセンターが開所して32年になり……

【4787号】消息

河村 博氏(高円寺教会主任担任教師)  13年9月30日逝去、69歳。神奈川県に生まれる。'73年日本聖書神学校を卒業。同年志布志教会に赴任、溝ノ口教会、蒲田新生教会、調布教会を経て、13年より高円寺教会を牧会した。  遺族は妻・河村英子さん。 榮 英彦氏(隠退教師)  13年11月4日逝去、82歳。樺太・豊原に生まれる。'57年東京神学大学大学院を修了。同年奄美大島で開拓伝道、瀬戸内町伝道所、瀬戸内教会('61年設立)、札幌教会、麻生伝道所、麻生教会('72年設立)を牧会し04年隠退、07年復帰後12年まで札幌教会を牧会、隠退した。  遺族は妻・榮潤子さん

【4787号】「隠退教師を支える運動」全教(支)区推進協議会を終えて 信徒の篤き祈りによって溢れ出る奉仕へ

 隠退教師を支える運動」全教(支)区推進協議会が、去る10月8日より9日の二日間、教団会議室で開催されました。出席者は長崎哲夫総幹事、田安晴年金局理事長、櫻井淳子年金局業務室長の陪席を頂き、計良祐時監事、高橋豊監事共々、31名でありました。  会議に先立って、開会礼拝が捧げられ、長崎総幹事により、コリントの信徒への手紙二8章1〜7節のみ言葉による「パウロの慈善の業と奉仕」と題する説教を戴きました。  「『施すこと』『奉仕をすること』は、豊かな中にある有り余るものにおいてなされるものではない。貧しくとも、自ら進んで豊かになす所のものだ。パウロは福音の伝道者としてその生涯を語り続けると共に、エルサレムの貧しい聖徒のための托鉢を貫いた。献金は、究極的に献身すなわち、『自らを主に献げる』こと、しかも喜んで献げることによって、主にあって豊かにされるからである。パウロはその大事業を、十字架……

【4787号】▼世界宣教委員会▲ 宣教師派遣式行われる

 第38総会期第3回世界宣教委員会が10月18日教団会議室において行われた。  韓国・釜山で開催される第10回WCC総会に、当委員会の秋山徹委員長が出席することが報告された。また、吉岡光人委員が出席したスイス・チューリヒで行われた「宗教改革5百年記念準備会議」の報告があった。  委員会に引き続いて、在外教師としてシンガポール日本語キリスト教会に赴任する松本章宏牧師の派遣式が鍋谷憲一委員司式、秋山委員長の説教により行われた。    松本宣教師の任期は2013年3月1日から2016年3月31日までである。同牧師は既にシンガポールに赴任し同教会での働きを始めているので、今回、一時帰国に合わせて派遣式という運びとなった。  派遣式にはシンガポール日本語教会の現会員や元会員、更には松本牧師の前任地であるインドネシア・ジャカルタ日本語教会の関係者の出席もみられた。日本語教会のメン……

【4787号】人ひととき 小林 香太さん 賜物をお返しする讃美を

 音楽の素養はすべて教会の礼拝で歌われる讃美歌によって培われました」と語る小林香太さん。幼少期から、キリスト者である両親に連れられ教会に通う。幼児洗礼を受け、15歳の時に信仰告白をした。物心ついた頃には、讃美歌のメロディーとオルガンのハーモニーの虜になり、家のエレクトーンで夢中になって讃美歌を弾いていたそうだ。  本格的に声楽曲を歌うようになったのは、高校2年生の頃。オペラをやっていた音楽教師を通して歌うことの楽しさを教わった。  大学進学を考える頃、音大への想いもあったが、たまたま出かけた同志社大学グリークラブの演奏会で、一瞬で心変わりし、進路が確定したという。  「歌う体育会」と呼ばれることもある、1904年からの伝統がある同志社グリーで合唱漬けの日々を送り、後半2年間は指揮者を務めた。  学内礼拝での奉仕はもちろん、国内のみならず海外への演奏旅行等、活発に活動……

【4786号】第38総会期第3回常議員会 ①

2013年11月23日
伝道資金、教規に基づく負担金として提案  前回、第2回常議員会より継続となった会館問題に関して、本常議員会では、耐震診断報告を受け会館問題特別委員会が設置された。また、検討が続けられてきた改訂宣教基礎理論第二次草案が宣教研究所から常議員会の取り扱いとなった。その他、伝道資金規則制定、原発問題等、重要事項が審議された。  第38回総会期第3回常議員会は、10月21、22日両日、教団会議室で30人全員が出席して開催された。篠浦千史常議員による開会礼拝後、陪席者の点呼に入り、沖縄教区を除く16教区議長、議長代理が陪席した。  総幹事報告で長崎哲夫総幹事は、まず、「台風26号による伊豆大島土石流災害で、大島元村教会の役員信徒女性1人が死去した。深く哀悼の意を表する」と述べ、総幹事報告を行った。  「第2回常任常議員会の議決に基づき、会館管理組合に会館の建て替えを含めた検討を申し……

【4786号】第38総会期第3回常議員会 ②

「宣教基礎理論」常議員会で議案化へ  宣教研究所委員会より「改訂宣教基礎理論第二次草案」を含む委員会報告がなされた。第38総会期の委員会は、前総会期委員会が作成した「改訂宣教基礎理論第一次草案」に対して抜本的な変更の必要性はないと判断しながらも、常議員会、各委員会、各教区から寄せられた意見を検討し、更なる作業を加えて、第二次草案を作成した。常議員会1日目夜のセッションで、佐々木美知夫委員長より「改訂宣教基礎理論第二次草案」作成経緯の報告を受け、引き続き2日目最後のセッションで議論された。質疑応答はまず第二次草案をどのように取り扱うのかという手続きの事柄に集中した。  石橋秀雄議長は「37総会期から大事なこととして扱ってきた。意見をまとめた上で第二次草案が出てきた。何としてもこのことを常議員会で検討し、39総会に提案できれば良いと考える」と述べた。  佐々木委員長は「常議員会か……

【4786号】全国財務委員長会議 「伝道資金規則案」について報告

 9月30日午後から10月1日午前、第38総会期第1回全国財務委員長会議が教団会議室で開催された。  予算決算委員会の愛澤豊重委員長より2日間の日程が示された。⑴各教区の財務状況を互いに理解し共有する。⑵被災教区への支援について。負担金の減免措置が3年目の今年度で終わるため、減免を継続するか否かについて意見をうかがいたい。⑶教区活動連帯金検討委員会にて検討を進めている「伝道資金」に対する意見をうかがいたい。  第1日目の会議は、小平正宣委員の祈祷をもって開会した。  ⑴各教区の財務状況の報告。教区へ教会からの負担金減額要請や教区財政の見直し、教師謝儀の減額など厳しい財務状況が報告された。  ⑵被災教区への支援についての意見交換。奥羽、東北、関東教区から、多くの支援への感謝と具体的な意見・要望があった。①2014年度から3年間を予算額の4分の3、4分の2、4分の1と順……
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