第38総会期第4回常議員会
議事第22号
日本基督教団に所属する諸教会・伝道所に対して、脱原発への働きに参与することを呼びかける件
提案者 議 長
議 案
2011年3月11日の東日本大震災により起こった東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、第38総会期常議員会は、日本基督教団に所属する教会・伝道所に対して、脱原発のために祈りを合わせ、その働きに参与することを呼びかける。
提案理由
2011年に起こった東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の問題は、今もなお深刻さを増しております。
この間、2012年5月5日に北海道電力泊原子力発電所3号機の定期点検に伴う稼働停止によって、日本中すべての原発が停止しました。しかし日本国政府は「国民の生活を守る」との理由により、同年7月1日に関西電力大飯原子力発電所を再稼働した(現在は定期点検のため停止中)ほか……
2014年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。
1、受験要綱の申し込み
受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。
2、受験願書の提出
受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。
①教区締切 2014年6月6日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。)
②教団締切 2014年7月3日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。)
*受験料は正教師1万3千円、補教師1万円。
3、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト
①旧約 創世記27章18節~29節
②新約 ルカによる福音書13章22節~30節
4、正教師の「神学論文」の課題
『今日における宣教の課題』に、「特……
「教区負担金配賦額」新算定方式可決
前週の大雪の影響が残る中、第4回常議員会が開催された。宣教基礎理論取扱い、教師養成制度検討についての議長諮問への答申、負担金新算定方式、事務局一時移転など重要事項を審議した。また、38教団総会より今期常議員会に付託となった原発関連、軍事基地撤去について決定した。
第38総会期第4回常議員会は、2月17、18日両日、教団会議室で、30人中29人が出席して開催された。
深谷春男常議員の説教による開会礼拝後、議事に入り、書記報告で雲然俊美書記は、2月3日、東京神学大学教授会と教団3役、総幹事、総務幹事が懇談し、「双方の近況報告、協力の在り方について意見交換した」と報告した。
長崎哲夫総幹事は、総幹事報告で、「東日本大震災募金は、国内6億6765万円(2月17日現在)、UMCOR(米合同メソジスト教会海外災害支援部……
この冬、仕えている教会としては比較的大きい100人、200人と集う葬儀が続いた。召されたのは90歳を間近にした姉妹、100歳を迎えた姉妹だった。おばあちゃんたちの葬儀にこれだけの出席があったことに教えられた。生前、良い証をしたことの現れだった。▼これまで葬儀で語ってきた式辞を思い返してみると、その兄弟、姉妹の人生のどこに、牧師として注目してきたかが分かる。兄弟、姉妹がいつキリストに捕われていることに気づかされたのか、信仰を告白し洗礼を受け、どのように教会につなげられたのか、ということだ。▼姉妹たちも彼女たちにしかないユニークな教会との出会いを経て、すべてのキリスト者が与ったひとつの洗礼の恵みを受けたことを覚えた。〈あめにたからつめるものは/げにもさちなるかな〉(54年版讃美歌513番)と歌うように、天に積まれてある宝が人生に明らかになるのが洗礼を受けるときだ。地上の人生で最も尊いときであ……
教師養成制度の検討に関する答申提出
第37総会期第3回常議員会(2011年7月4日~5日)で「日本基督教団教師養成制度の検討に関する件」が承認された。教師養成制度検討会議はこれに基づく諮問「日本基督教団における神学教育の歴史的経緯を踏まえた上で、現行の教師養成制度を批判的に検討し、教団の将来を担いうる教師養成のあり方について提言されたい」について、13回の会議を開催し、検討を行ってきた。
今常議員会に岡本知之座長より検討結果をまとめた答申が提出された。
趣旨は、「教団はこれまで、教団立神学校と認可神学校に教師養成をゆだねてきたが、教会をとりまく社会環境の激変と教勢の著しい低下に直面し、豊かな伝道力をもって教会と地域に仕えることのできる人材を育成するために、神学教育の一層の充実を図ることは焦眉の急務であるとの認識に至った。教団における教師養成のあり方を根本的に見直し、21……
教区活動方針について議論、原案を可決
第131回神奈川教区総会は、2月22日、清水ヶ丘教会で正議員235名中、160名出席で開催された。 2名の准允と2名の按手礼が執行された。なお、執行前には志願者の所信表明がなされた。
今総会で最も活発に議論されたのは、次年度教区活動方針関連であった。教区宣教の項目冒頭に「教区を挙げてイエス・キリストの福音を伝道することに全力を注ぐ」を付加する修正案も一括上程されたが、議場から「修正案に関しては、伝道との言葉を入れることに意図的なものを感じる」、「全力とは何を意味しているのか」との声が挙がった。修正案には、文言を教区活動基本方策案の前文に置く修正動議が提出された。これ以降も議論は続き、「原案において、伝道は自明であり、大前提であるので、敢えて挿入する必要はない」、「私たちが信頼するのは、福音の力である。神が与える福音の基盤に立って全力を……
第38総会期第4回予算決算委員会が1月30日に教団B会議室において行われた。
冒頭、総幹事より会館問題の現状について検討資料と共に報告がなされた。
以下の議事がなされた。
1.2013年度第一次補正予算に関する件
一部の委員会において予算の枠を越えた支出が見られるため、予算主義の原則を再確認することを担当幹事に求めると共に、支出超過となった原因を調べて当委員会に報告してもらうこととした。
以上を踏まえた上で、補正予算を承認した。
2.負担金算定に関する件
負担金算定方法はここ数年、各教区の収入と支出の差に基づいて算定する方法をとってきたが、教規では経常支出に基づくと定められているため検討を重ねてきた。これについて、収支差額方式は既に慣例となっており、各教区は納得しているのではないか、今この時に変える必要性があるのかとの意見も出されたが、教規に基づくと……
第7回教区活動連帯金検討委員会は1月27日教団会議室において開かれた。
今回は、「伝道資金規則案」に対する反応についての検証が中心となった。
主に、10月に開催された全国財務委員長会議、また第3回常議員会での意見から問題点を整理した。
大別すれば次の2つに集約できる。
⑴現在の「教区活動連帯金」についての理解。
⑵「伝道資金規則」の基本理念についての理解。
それぞれについて要約するとおおよそ次のようなことが言えよう。
⑴は、第27総会の決議に基づいて平衡交付金から名称変更して引き継がれていることについては共通理解がある。しかし、その基となる第15回総会の「機構改正」決議には基本理念があり、それについての理解があるとは言い難い。第15回総会機構改正に伴う推薦事項を引用すれば、「一つの信仰告白を告白し、教憲および教規に従うところの全教会全信……
原田讓治氏(無任所教師)
13年11月2日逝去、55歳。東京都に生まれる。07年東京神学大学大学院修了。同年阿佐ヶ谷教会に赴任し、09年まで牧会した。
遺族は、妻・原田裕子さん。
福士卓司氏(隠退教師)
14年1月17日逝去、70歳。兵庫県に生まれる。67年日本伝道隊関西聖書神学校を、74年日本基督教会神学校を卒業。84年聖愛ホーム(九州教区)に赴任、東郷教会、呉平安教会、釧路教会を経て、12年まで伊勢崎教会を牧会し、13年隠退した。
遺族は妻・福士克子さん。
菅原一夫氏(隠退教師)
14年1月29日逝去、70歳。宮城県に生まれる。67年東京神学大学卒業。73年名古屋教会に赴任、有田教会、香椎教会、フィリピン合同教会を経て11年まで出水・水俣伝道所を牧会し隠退した。
遺族は、妻・菅原マグダレーナさん。
1月28日~29日に青山教会と教団会議室で、第4回教育委員会を行った。委員出席6名。
1日目は前委員会の記録の承認をした後、教師の友編集委員会報告、全国教会幼稚園連絡会報告、キリスト教教育主事認定試験小委員会報告を受けた。
続いて協議事項について話し合った。直前に行われた教区教育担当者会、教団教育セミナーの反省をした。6月30日~7月1日に第5回教育委員会を教団会議室で行う。
各教区青年担当者会は毎年行うこととし、2014年は9月1日~2日に仙台の東北教区センター「エマオ」を会場にして行う。台湾長老教会ユースミッションについては、2014年7月~8月に7名の青年を台湾に送る。リーダー2人を委員会から依頼し、残り5名の青年を募集することとなった。
キリスト教教育主事認定試験については、1名の受験志願者があったので、3月7日に大阪クリスチャンセンターで試験を行……