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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4870・71号】伝道委員会・伝道推進室 千葉北総教会を会場として開催

2017年10月28日
 第3回委員会が、9月25~26日に千葉北総教会にて行われた。  1日目は伝道推進室との合同委員会を行った。山畑謙推進室書記より資料に基づき伝道推進室設置の経緯や現在の状況などが説明された。小宮山剛伝道委員長より今期の委員会内で「伝道に関する発題」が行われていることが伝えられた。石橋秀雄推進室長より伝道対策検討委員会立ち上げも踏まえ、教団のこれからの伝道について思いが述べられた。これらの報告の後、伝道方策の検討に入り、中高生大会の毎年ではなくとも継続的な開催や、利便性を踏まえ個人が献げる機会を増やすためネット銀行からの献金について提言することが確認された。  2日目に伝道委員会の議事が進められた。大三島義孝幹事より業務報告及び会計報告を受けた。伝道委員会内の各担当の報告を受けた。2017年度前期貸出金に申請のあった3件(関東教区・浦和別所教会、西中国教区・隠岐教会、九州教区・別……

【4870・71号】委員会コラム 教育委員会 青年伝道部署の設置

 教団の財政面を憂える2020年問題も気になります。教勢の著しい低下。  そのような中で教団は宗教改革500周年事業の一環として「日独ユースミッション」へ若者たちを派遣しました。夏には「リフォユース500中高生大会」を開催しました。来春には教団としは初めての超教派イベント「ユースカンファレンス」が開催されます。さらには「台湾ユースミッション」への派遣があります。  9月に開催された教区青年担当者会「若者に届く説教を目指して」は大好評でした。この流れで、教団に青年伝道に特化した部署設置への強い要請の声が上がりました。これは教育委員会の中で継続協議されてきたことでもあります。是非とも具現化させたいと思います。  明けて1月には教区教育担当者会が開催されます。教会教育セミナーにおいては子どもたちに届く説教を求めていきます。  教会幼稚園の働きを通して、地域に仕え、主のご栄……

【4870・71号】消息

小林拓哉氏(香住教会主任担任教師)  17年9月13日逝去、31歳。佐賀県生まれ。09年関西学院大学卒業。13年受允、同年より香住教会を牧会。  遺族は母・小林よう子さん。   石坂幸雄氏(隠退教師)  17年9月23日逝去、89歳。東京都生まれ。60年東京神学大学大学院卒業。同年より水戸自由ヶ丘、水戸中央、水戸自由ヶ丘教会を牧会し、10年隠退。  遺族は妻・石坂大さん。   牧野由紀子氏(前アラハバード農業大学農村婦人指導者養成所主事)  14年2月15日逝去、73歳。神奈川県生まれ。91年日本新約教団より転入。同年よりインド、アラハバード農業大学(現サム・ヒッギンボトム農工科学大学)に務める。  遺族は夫・牧野一穂さん。

【4870・71号】東日本大震災被災地問安

 教師委員会では、9月25~26日、福島の被災地の教師を問安した。25日午後、東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」を訪ねた。服部賢治事務局長より「いずみ」の働き(健康相談と検診、保養プログラム、訪問と傾聴)について丁寧に説明をしてもらった。宮城県は甲状腺の検診をする必要がないとしている。それゆえに、「いずみ」が医師の奉仕の下でしていることの大切さを聞くことができた。  その後、福島県に移動して福島教会を訪ね、保科隆牧師に話を聞いた。震災で会堂が崩れてしまったが、教団や教区の支援、全国の募金等により立派な会堂が再建されたことの感謝を述べた。  翌26日は、レンタカーで福島県内の教会と牧師を問安して回った。信夫教会では、佐藤秀吉牧師の話を聞いた。浪江町の出身であり、福島の地で伝道をしている心意気を聞くことができた。特に今、「十字架献金」を募り、教会の上に十字架を建て地域に知られる……

【4870・71号】伝道のともしび この地にある教会としてのあゆみ

 2011年3月11日午後2時46分、宮城県沖を震源とする東日本大震災が起こりました。テレビなどではあまり多く報道はされませんでしたが、東北から少し距離のある群馬県でも大きな被害が出ました。桐生東部教会のある桐生の町ではその時、震度5強~6弱を記録しています。  桐生東部教会の会堂は1973年に建てられた旧会堂と1999年に建てられたエレベーターのある建屋が隣り合って建っています。新しい建屋にはエレベーターに加え、男女別のトイレ、身障者用のトイレ、集会室があり、バリアフリーの良い働きをなしてくれています。しかし、震災の時に旧会堂と新しい建屋が別々の揺れ方をしたために互いにぶつかり合い、旧会堂側は大きな被害を受けました。  具体的には、建物同士の接合部分や3階の牧師室、4階の牧師館に被害が出たばかりでなく、1階の駐車場のコンクリートの下では一部土台が沈下した場所もあり、建物と土地……

【4870・71号】部落解放センター運営委員会

 9月11~12日、大阪KCC会館5階会議室において今総会期第2回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は運営委員他31名。開会礼拝は宮田誉夫運営委員に説教をしていただいた。  狭山の取り組みとして15教区(東海、沖縄以外)の取り組み報告を聞き、10月31日の日比谷野外音楽堂での狭山市民集会への参加を喚起した。また、狭山第3次再審の最大の山場を迎えているので、教団、全教会・伝道所に狭山再審の署名を依頼する。  各報告、各教区報告など様々な取り組みについての報告、2016年度経常・特別会計報告、監査報告、活動献金報告がなされた。2016年度も多くの活動献金を捧げてくださり感謝であった。それぞれの教区がもっと活発に運動をしていけるように、センターと密接に連携していくことが承認された。  2018年は通年であればキャラバンを行うが、今回は関西で活動者会議を2018年6月……

【4870・71号】人ひととき 宮島アトゥ- インドからやって来た牧師夫人

 世界第5位の面積を持つインドは、世界有数の多言語の国である。公用語ヒンディー語に、17の地方公用語、各地の方言。「共通語は英語」と良くいわれるように、今でも英語を補助公用語としている。  多言語の国は、言語感覚に鋭い人を輩出する。インド東北部コヒマ生まれの宮島アトゥーさんの話す日本語を、音声だけ聴いたら、まず外国人と思わないだろう。その話す力の確かさには多言語地域の生み出す天性のものがある。  アトゥーさんは、大学卒業直後の93年、アジア学院(栃木)にやって来た。そこで出会ったのが、ボランティアとして、働いていた牧人氏だった。教師役と生徒といっても、同年生まれの若い二人は、恋に落ちた。アトゥーさんが結婚を決意した時、牧人氏は岩手のカナン学園に勤務しており、アトゥーさんは、来日2番目の居住地を岩手に移して、新たな生活を始めた。  その2年後、牧人氏は召命の心につき動かされ……

【4870・71号】隠れた奉仕と祈り

 幼稚園の桜に真新しい竹箒が何本もまとめて立てかけられていた。落ち葉掃きの季節が来たのである。これから毎朝、子どもたちが登園する前に教諭たちが落ち葉を掃き、庭を整えてくださる。そこに新たに落ちる桜の葉を子どもたちは楽しむのである。夕方までに落ちた葉も翌朝にはなく、きれいになった園庭がまた子どもたちを迎える。ただ竹箒だけが少しずつ磨り減って教諭たちの業を伝えている。箒の変化に気づく子はいないであろう。ただ、いつの間にか大きな桜の木に殆ど葉がなくなり、遊ぶ自分の上に青空が拡がっていることに気づくのである。  幼稚園でも教会でも、人々に気づかれない奉仕が多く続けられている。整えられているのが当たり前のように思っていることが、ある日を境にそうでなくなることがある。そして“あの方が担っておられたのだ”と気づき、遅い感謝を持つことがある。また“今度は私が担う番だ”と、静かに決心してくださる方があ……

【4869号】在外宣教師からの報告

2017年10月7日
アメリカ「キリストとの出会いを与える「種蒔き教会」として」 カリフォルニア・シカモア組合教会  私に与えられている働きは、アメリカの地における日本語での宣教である。「外国人」として生きる海外生活者は、たとえその地の言葉を流暢に使い、その地の文化に深く溶け込める人であったとしても、やはり母国語を愛し、母国の文化に触れることができるコミュニティーを求めている。  シカモア組合教会は、1904年の創立以後、そうした人々の心に寄り添いながら、日系移民1世や2世の人たちを中心に歩みを進めてきた。しかし、3世の時代になると、日本語を話すことのできる日系人は激減する。そこで教会は、英語部を創設し、日語部と英語部に分かれて、一つ屋根の下で共に宣教を担うようになってきた。時代の変化に対応して、教会は「日本人教会」から「日系教会」へと形を変えたのである。  ところが、日本語を話す2世の方々が高……

【4869号】荒野の声

 9月の暦にある敬老の日に合わせて、幼稚園ではおじいちゃん、おばあちゃんを招いてのプログラムを準備している。全ての祖父母が参加できるわけではない。住まいが遠かったり、高齢で移動が難しかったりだ。そこで、誰々ちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんということではなくクラス全部で参加してくれた方たちをもてなすことを考えているようだ。▼イスラエルの民は、シナイ山にて、父母を敬え、と教えられた。父母を敬うことは当然であったであろうが、改めて教えられることに意味があろう。わたしがここに存在し、生きているのは、一人の父が必ずいて、一人の母がいてくれたからだ。たとえ敬うことの出来ないような父母であったとしても、結婚がどのようなかたちであろうとも、わたしのはじまりに父がいて、母がいる。祖父母を敬うことは一世代置いているとは言え、やはり父母を敬うことである。わたしたちの隣人関係のはじまりに父と母がいてくれる。▼神……
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