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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4851号】第40回教団総会報告 東日本大震災救援対策本部報告 熊本・大分地震関連報告

2016年11月26日
東日本大震災救援対策本部報告  東日本大震災救援対策本部は、雲然俊美書記の司会・進行で報告を行った。まず飯島信担当幹事が本部報告を行い、国内外募金結果と支援・貸付金状況を説明し、本部主催の「こひつじキャンプ」、被災地支援演奏会と被災教会貸付金支援チャリティー・コンサート、東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」の活動を伝えた。  続いてボランティア・センター報告で「エマオ仙台」の佐藤真史教団派遣専従者がスローワークと出会いを大切にする活動、「エマオ石巻」の小川幸子教団派遣専従者が「お茶っこの会」や手芸を通しての交わり、「ハートフル釜石」の平田信之教団派遣専従者が仮設住宅での孤立を防ぐ「お茶っこの会」等の働きを伝えた。  「国際青年会議in京都」(プレ会議)について、飯田仰事務局長補佐は、「日本での原発事故発生時に教会に何ができるかを議論検討した」と報告した。片岡平和運営委員は、……

【4851号】消息

齋藤壽満子氏(隠退教師)  16年9月17日逝去、81歳。福島県生まれ。77年日本聖書神学校卒業。同年より銀座、新津田沼教会を経て00年隠退。  遺族は夫・齋藤宏さん。   津村 勝氏(塩釜東教会主任担任教師)  16年10月10日逝去、65歳。神奈川県生まれ。79年農村伝道神学校卒業。同年より中村、天童、塩釜東教会を牧会。  遺族は妻・津村香さん。   松本賢三氏(隠退教師)  16年10月10日逝去、80歳。東京都生まれ。61年日本聖書神学校卒業。同年より武生、岩内、三島、溝ノ口教会を経て00年隠退。  遺族は妻・松本明子さん。   鹿島利次氏(隠退教師)  16年10月12日逝去、95歳。神奈川県生まれ。58年日本聖書神学校卒業。同年より紅葉坂、奥沢、横浜明星、ひの木教会を経て04年隠退。  遺族は娘・……

【4851号】第40回教団総会 世界の教会と伝道協力を確認 来賓挨拶

韓国基督長老教会 クォン・オリュン総会長  韓国基督長老教会(PROK)は貴教団と長年パートナーとして歩み、アジアの教会が共に働くことの大切さを感じている。  日韓は緊張をはらむ歴史的課題を負っているが、先月、貴教団から長崎哲夫総幹事と高田輝樹職員がPROKを訪れた際、過去の出来事と真摯に向き合い、和解を求める姿勢を示されて感動した。貴教団は過去の出来事に対して韓国に謝罪と反省を示した初めての宗教団体であり、痛みあるところに主イエスの愛と癒やしの御手を差し伸べる、貴教団の熱い思いに感謝している。  PROKは東北アジア地域が真の平和を実現する日を夢見ており、そのために貴教団と心を合わせて国家間の癒やしと和解のために祈りたい。イ・ジェチョンPROK新総幹事とPROKの兄弟姉妹の貴教団への思いを伝え、教団総会での交わりとすべての協議に主の祝福を祈って私からの挨拶とする。 ……

【4851号】第40回教団総会議案第42号「教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件」(提案者 第66回九州教区定期総会)の取り扱いについて

 第40回教団総会に向けて、九州教区総会では教憲第9条の改正議案を可決しました。  教団は7月5日付で受理しました。  教憲の変更に関しては、同第12条に「教団総会開会3箇月前に議案を公表し」とあることから、ただちに同議案を公表すべきでありましたが、その適切な取り扱いをすることができませんでした。  その結果、第40回教団総会では同議案を上程することができませんでした。ここに、九州教区及び教団諸教会・伝道所に深くお詫びすると共に、左記に同議案を紹介いたします。 総会議長 石橋秀雄   議案42号 教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件 提案者  第66回 九州教区定期総会 議 案  現行の教憲第9条の規定「教師はこれをわけて,正教師および補教師とする」は、先の大戦下に宗教団体法(1940年施行)及び同施行令の命じるところに従って合……

【4849・50号】2016年秋季教師検定試験 正教師45名、補教師14名、転入1名、復帰1名、計61名受験

2016年10月22日
主の御前で召命を問い直し、召しに応える機会として試験を実施  本年度も大阪クリスチャンセンターを会場に、9月13日から15日にかけて、秋季教師検定試験が行われた。今回の受験者数は、補教師試験14名、正教師試験45名、転入試験1名、復帰試験1名の計61名であった。今回は例年よりも受験者数は少なかったが、それでもこれだけの受験者(献身者)が与えられていることは感謝である。特に今回の試験ではCⅢコース受験者が多く与えられた。  試験全体の印象として言えば、提出試験の釈義と説教については、近年しばしば言及しているように、力不足、研鑽不足を否めない。真剣に取り組んだことがうかがえるものもあったが、釈義を誠実に取り組む中で発見した喜びを感じられるものが少なく、それが結果として説教で喜びを語り切れていない面が多分にあるように思われる。説教者自身が聖書の言葉に最初に聴き、それを喜び、聖書の言葉……

【4849・50号】荒野の声

 長老たちと牧会をテーマに学びを続けている。学びの中の一つの講演で、全信徒の祭司性という課題はプロテスタント教会が宿題として負っている、と聞いた。福音主義的告解はいかにしてあるべきか、宗教改革500年を迎えてなお手探りだ、ということだ。▼罪の赦しがどのようにして兄弟姉妹たちに届けられるか。赦罪の言葉を聞けなくなってしまっている兄弟姉妹たちにどうしたら赦しが伝えられるか。この務めに、牧師だけでなく、長老、信徒も携わる仕方を祈り求めながら学び模索している。▼牧会ということを学びながら気付かされたことは、この課題もきわめて伝道的な課題だ、ということだ。十字架のキリストゆえの罪の赦しは、教会の外にも内にも語られ続けなくてはならない。信者にも未信者にも。▼信者は、罪の赦しを聞いた礼拝から福音を聞けなくするような喧騒に満ちた世に出てゆく。そこで赦しを覚え続けることができるように。福音を聞けないで人生を……

【4849・50号】▼教区伝道委員長会議・伝道委員会▲伝道の使命を共有、教区の固有性を確認

《教区伝道委員長会議》  9月12~13日に、教区伝道委員長会議が、新潟・東中通教会にて行われた。テーマを「福音の喜びを伝えるために~教区の伝道の現場から~」とし、17教区中15教区から16名の出席(開催地である関東教区から2名の出席)があった。  発題は、熊江秀一教師(新津教会、関東教区副議長)から「新潟地区の伝道~にいがた たがいに~」、鈴木功男氏(目白教会、教団常議員)から「東京信徒会-何を受け継ぎ、どこへ行くのか-」と題してなされた。  続いて各教区報告がなされた。今回はテーマにあるように共有する伝道の使命を確認すると共に、副題に定めたように教区による固有性を具体的に覚えることを狙った。  熊江教師の発題に触発され、各教区からの報告も置かれている地域の特性がしばしば伝えられた。鈴木氏による発題は、信徒会と関わり合いつつ、教区を超えて教団全体に影響する働きがなされ……

【4849・50号】▼全国財務委員長会議・予算決算委員会▲17年度予算案、前年比337万円減を提示

《全国財務委員長会議》  予算決算委員会主催により、全国財務委員長会議が9月12日と13日に、耐震改修工事を終えた教団会議室で開催された。  教団にとって教区の財政現状を知る大切な年1回の会合である。愛澤豊重予決委員長は出席への感謝を述べ、祈りをもって会議に入った。  主な議題は、①各教区の財務状況報告、②教団財務状況報告、③2017年度教団原予算案および負担金について、④「教団財政の今後」についてであった。  沖縄教区を除く各教区の報告は、都市部と地方の区別なく現住陪餐会員数の減少、兼牧教師の増加、負担金未納教会、負担金の軽減を求める教会が生じているなどであった。また、これらは教区財政に影響し、教区活動の縮小、委員会回数の削減、委員数の適正化を検討、予算案の削減、活動費10%カットの断行など、対応策を考え教区活動の維持に取組んでいる報告であった。  教団の財務状……

【4849・50号】▼宣教研究所委員会▲次期委員会継続事項を確認

 第6回委員会が9月13日、教団会議室にて委員5名の出席によって開催され、松井睦委員長による聖書朗読、祈祷の後、議事に入った。  宣教研究所編『陪餐問題に関する資料ガイド』(1991年)についての諸意見の整頓に関する研究プロジェクトについては、『新・陪餐問題に関する資料ガイド』(案)としてとりまとめた目次案に従い、執筆担当の箇所を決め作業に入っている。その中間報告がなされた。作業の完成にはなお一定の期間を必要とすることから、委員会として、中間報告で示された作業内容を確認し、引き続き、研究員の委嘱を含め、次期委員会に作業の継続を申し送ることとした。  「『青年伝道を考える』研究プロジェクト」については、研究員として、木下喜也(金城教会牧師)、森島豊(青山学院大学宗教主任)の両氏が委嘱され、本委員会後、教団会議室を会場に、第2回研究員会を開催する旨、報告を受けた。委員会として、今後……

【4849・50号】▼社会委員会▲沖縄にてフィールドワーク実施

 第6回社会委員会が、9月26~28日に行われた。初日は沖縄でフィールドワークを行った。ひめゆりの塔、平和祈念資料館に行き、沖縄戦の悲惨な状況を学び、戦跡を見学した。  2日目は、渡嘉敷島に渡り、金城重明牧師(隠退教師)の案内で、「強制集団死」の場所を巡り、話してもらう予定であったが、台風の影響で渡航ができず、日本基督教団真和志教会を会場にして講演してもらった。金城牧師は「強制集団死」の生き残りであり、『「集団自決」を心に刻んで』の著者である。  なぜ「強制集団死」が起こったのか、その背景に明治以来の国家がほどこした皇民化教育があること、「強制集団死」の悲劇を詳細に語った。しかしその中で生き残り、戦後その苦悩の中で生きることとなった。この絶望の中でどう生きるか、その時にキリスト者の青年に出会い、キリストに導かれた。その後、神学校に進み、牧師として福音伝道と教育に仕えた。 ……
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