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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4869号】消息

2017年10月7日
木村武志氏(隠退教師)  17年8月7日逝去、74歳。福島県生まれ。69年東京神学大学大学院卒業。同年より油木、船越、鹿屋教会を牧会し、04年隠退。  遺族は妻・木村会津子さん。   髙橋義夫氏(隠退教師)  17年8月12日逝去、86歳。大阪府生まれ。55年東京神学大学大学院卒業。同年より山手、金町教会を牧会し、12年隠退。  遺族は妻・髙橋福子さん。   笹森建美氏(駒場エデン教会担任教師)  17年8月15日逝去、84歳。青森県生まれ。59年青山学院大学キリスト教学科卒業。同年より青山学院教会を牧会し、在外教師を経て、青山学院に務め、駒場エデン教会を牧会。  遺族は妻・笹森在子さん。   野波 洋氏(隠退教師)  17年8月23日逝去、73歳。大阪府生まれ。69年同志社大学大学院卒業。同年より松山東雲学園……

【4869号】インドネシア キリスト教世界青年大会

 今回、4月21日から25日にかけてインドネシアのミナハサ福音キリスト教会とインドネシア政府が共催した復活祭祝賀会(イースター・セレブレイション)に招待を受けて、秋山徹世界宣教委員長と共に参加した。これに合わせて、キリスト教世界青年大会2017(グローバル・クリスチャン・ユース・カンファレンス)がマナドで行われた。青年大会プログラムは数日間に亘って行われた。  この青年大会では、インドネシアの地元の参加者の方も含め、14カ国以上から来た青年が、「平和への渇望」という主題を掲げ、如何にして国境を越えて若い世代が国際的な平和実現のために協力して行くことができるかが話し合われた。  大会では、幾つかの講義を通して発題がなされ、その中の一人の発題者が、「若い力が集まる時に、様々な葛藤の中にある彼らの活力を如何に過激化ではなく、社会的貢献へと昇華させられるか」が一番大きな課題だと言ってい……

【4869号】部落解放青年ゼミナール

 毎年夏に行われる部落解放青年ゼミナールも、多くの方のお支えによって支えられ「第20回部落解放青年ゼミナール『踏み出す、一歩 つくり出す、解放~滋賀に来るなら平和どう?~』を8月22~24日に滋賀県近江八幡市の近江金田教会を会場に開催しました。30数名が参加し、多くの出会いや学びがありました。例年のように、入門講座や狭山事件学習会、フィールドワークなどのプログラムに加え、今年は八幡の名産である八幡靴をかたどった「ミニ八幡靴」のレザークラフトも行いました。元靴職人の方や、その方が普段クラフトを教えている教室の生徒のみなさんに教わりながら、靴作りの歴史の一端に触れることができました。  体験学習の中で、地域の方から「楽しさ」を前面に押し出した運動の歴史があった、というお話をお聞きしました。例年であれば、そこに被差別を体験された方の証言が伴うのですが、今回はそれがなかったことに違和感を覚え……

【4869号】人ひととき 末光 眞希さん 「神様の出来事」に聞く科学者として

 「聖書は、神様の出来事の実験ノート」、応用物理学者、そして熱心なキリスト者である末光眞希さんは、2つの足場を結び付けてこう語る。  クリスチャン4代目、親戚の信仰を辿れば主要な教派を網羅する「教派のデパート」のような家系に生まれた。大学紛争の残り火がくすぶる時代、確固たる人生の指針を求め、主イエスに尋ねて行く信仰を与えられた。大学生の頃から通う仙台東一番丁教会で、長老、聖歌隊指揮者、奏楽者、教会学校校長等の奉仕を担う。  一方、仕事は、高校時代に物理に関心を持ち、東北大学で学んだ後、研究者の道に進んだ。電気通信分野で最先端を行く東北大学電気通信研究所で、半導体結晶薄膜の成長を研究して来た。  「理系の人間と聖書の信仰は相性が良い」と末光さんは語る。神学者・大崎節郎氏のバルト研究会に参加する中で、「信仰の対極は思弁」、「思弁としてではなく事柄として」との言葉が印象に残った……

【4869号】その時の真実に生きる幼児

 毎年幼稚園の年長組は、幼稚園でお泊り保育をする。その開会礼拝でのことだ。礼拝の聖書の言葉は、年長組の今年度の主題聖句だ。その年度の始めに、その年その年の主題聖句を定めてきた。お泊りへの期待で子供たちの心が高まっている中での開会礼拝。「隣人を自分のように愛している人」との問いに即座に迷うことなく手を高く上げて一斉に「ハーイ」と元気が良い。この幼児の反応に感動。「隣人を愛している人」、「自分を愛している人」と重ねて問う問にも同様の反応だ。保育者は誰も手を上げない。「先生は手を上げないんだ」と言って同じ問を繰り返したが、結果は同じだった。「お友達に大好き大好きと言われたら、自分が大好きになるよね。反対にお友達から大嫌い大嫌いと言われ続けたら、自分が大嫌いになるよね」、「自分が大嫌いになったら悲しいね」と話した。  「隣人を愛している心」でのお泊り保育は、例年と違っていた。母親から離れて不……

【4868号】日本基督教団 宗教改革500周年記念事業

2017年9月16日
リフォユース500中高生大会  500年目の礼拝を皆で捧げるために  8月9日から11日にかけて、2泊3日の日程で、日本基督教団宗教改革500周年記念リフォユース500中高生大会が「来て、見なさい」(ヨハネ1章46節)を主題聖句として、恵みシャレー軽井沢を会場に開催された。各礼拝の説教者として、青山学院大学の塩谷直也教師と、北陸学院中学校・高等学校の堀岡満喜子教師が立てられた。  沖縄から北海まで全教区から、91名の中高生が集められ、スタッフの教職、付き添いの教職・信徒を含めると200名以上の規模での大会となった。  2014年に御殿場で行われた教団主催の中高生大会以来の再会を喜ぶ参加者もおり、それは教団の若者向けのプログラムが継続性を持っている恵みを表す光景であった。  今大会のプログラムは、講師の講演を聞いて分団で分かち合うという形ではなく、最終日に捧げられる礼拝……

【4868号】荒野の声

 教会学校の夏期キャンプで毎年、鱒つかみを子供たちとする。川原にいけすを作って、そこに人数分の虹鱒が養魚場から運ばれてきて放たれる。これを子供たちと捕まえる。捕まえたものは昼ご飯の塩焼きとなる。塩が目一杯効いた虹鱒と、大きなおにぎりを川原で子供たちと頬張るのがここ毎年の恒例となっている。▼今年のいけす作りは、牧師と高校生とで担当した。いけすがあまり広く深いと魚は自由に逃げ回り捕まえにくい。そもそも囲いの石が隙間だらけでは魚も川に逃げていってしまう。指が入るような石の隙間でも鱒は頭を入れて逃げ隠れようとする。隙間なく、程よい広さと深さにいけすを作るのだ。この何年かでだいぶコツをつかんだ。川の流れは年によって一定でない。雨の多い年、少ない年でずいぶん違うし、直前の天候にも左右される。その分、年ごとの楽しみがある。今年も一尾も逃すことなく皆の胃袋に収まった。▼復活の主が岸に立たれ命じられた漁は大……

【4868号】I Love Taiwan Mission 2017 都市、地方、そして民族の異なる教会に派遣

 今年も台湾基督長老教会(以下PCT)青年委員会が主催するI Love Taiwan Mission(以下ILT)が「君の名は」というテーマで6月28日~7月15日に行われた。ILTは海外教会との関係を更に深めるために現在PCT総幹事である林芳仲牧師を中心に2002年に立ち上げられた。  今年は参加者とスタッフを合わせて約120名。ILTの特徴は青年が企画、運営を行っている点である。始めの3日は国内外の青年が集いオリエンテーションを行い、その後10日間台湾各地の教会に派遣される。その後、再度全体で集まって報告会を行う。派遣教会の背景は様々で、都市や地方の違いだけでなく、民族等も異なっている。現地教会での奉仕を通して、国内外の青年が台湾の教会、文化、歴史、人々を更に知り、大きな出会いが与えられる。  教団も台湾協約委員会を通して2009年から青年を派遣している。今年も2名を派遣す……

【4868号】教師検定委員会 秋季検定試験願書受付け、実施準備

 第2回教師検定委員会が、7月31日~8月1日、教団会議室で開催された。今回は9月12~14日、大阪クリスチャンセンターで行われる秋季教師検定試験の準備に多くの時間を割いた。現在、補教師10名、正教師52名の願書を受付けた。併せて正教師転入志願者1名の審査を行う。  主から託された教団の大切な使命は、日本伝道のために教師を検定し、立てることである。受験志願者もその召命が問われるし、検定する側もまた、その召命が問われる。主から与えられた緊張感をもって準備に当たった。  既に課題として受験志願者より提出された旧新約聖書の釈義・説教、神学論文、組織神学論文の採点結果の確認をした。合格点に達しなかった受験志願者にはレポートを提出してもらう。更に、試験当日の補教師の一般宗教史・日本宗教史、旧新約聖書緒論、ギリシャ語初歩、旧約歴史、宗教教育、教憲教規・宗教法人法、旧新約聖書神学、組織神学、……

【4868号】第8回夏期研修会 ♦ 伝道推進室主催・教師委員会後援 教会における葬儀を主題に研修

 今年も伝道推進室主催「教師継続教育『第8回夏期研修会』」が、8月15日から17日にかけて開催された。会場は、今年も厚意により日本聖書神学校であった。参加者は総勢67名(内、講師・スタッフ23名)であった。  主題は5年サイクルの中の「葬儀」とし、「教会における葬儀とは何か」を総主題として、7人の講師により主題に触れた講演を聞いた。特に、今年はトーマス・G・ロング著「歌いつつ聖徒らと共に」という書物を土台として葬儀を考えた。講師は、平野克己(代田教会牧師)、大住雄一(東京神学大学学長)、朴憲郁(同教授)、小泉健(同教授)、神保望(日本聖書神学校校長)、奥田幸平(葬儀社「輝」会長)、伊藤瑞男(隠退教師)の各氏で、ロングの著書の紹介、旧約・新約からの死と復活について、更には、実際の葬儀での体験や葬儀説教演習と葬儀社からの葬儀の実際を紹介してもらうなど、多彩な切り口で教会の葬儀はどうあるも……
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