小山晃佑氏(宣教師)
3月25日、逝去。79歳。東京都に生まれる。'52年東京基督教神学専門学校を卒業後、留学を経て、'60年日本宣教100年を記念して、教団よりタイ国チェンマイ神学校に派遣される。東南アジア神学院院長、ニュージーランド国立オタゴ大学を経て、'80年ユニオン神学大学に奉職、'84年神学部長、'96年退任。遺族は、妻・ロイス小山さん。
塚本 信氏(無任所教師)
6月26日、逝去。44歳。北海道に生まれる。'99年東京神学大学大学院を卒業、横手教会に赴任、東北学院榴ヶ岡高校、金城学院中高を経て、08年から東京池袋教会を牧会し、09年4月から自宅療養。遺族は、妻・塚本洋子さん。
牧野清子氏(隠退教師)
7月6日、逝去。81歳。東京都に生まれる。'52年日本聖書神学校を卒業後、'58年千葉通町教会に赴任、八千代台、元浦河、田園調布を……
6月23日~24日、第36総会期第2回社会委員会が開催された。
大川清委員による開会礼拝を行い、早速議事日程を確認し、議事に入った。
第1回委員会議事録を書記が読み上げ、承認した。
続いて担当幹事及び担当職員より教務・業務報告を受けた。その後、第1回宣教委員会、日本キリスト教社会事業同盟総会・研修会、日本キリスト教保育所同盟第1回理事会について、担当委員から報告を受けた。社会事業同盟からの出席委員は次回から原田史郎教師(千葉支区・南房教会)に交代することが報告された。靖国・天皇制問題小委員会は開催前であったため、開催予定日が報告された。
各委員会報告の後、ACT経由での海外支援活動について協議された。支援先を限定することについて異論はあるが、大量の情報から合意できることを考え、原則的に自然災害に対する援助を行っていくこととした。
協議終了後……
第36総会期第2回スイス・韓国協約合同委員会が、7月27日(月)教団会議室で開かれた。
日本基督教団(以下教団)が宣教協約を結んでいるスイスプロテスタント教会連合(SEK)および韓国、大韓イエス教長老会(PCK)・基督教大韓監理会(KMC)・韓国基督教長老会(PROK)と教団による三国間協議会は第1回が02年に韓国で、第2回は06年にスイスで開催された。教団は第3回を2010年に日本で開催するよう要請されていたが、このほどスイス・韓国両協約委員会はこの三国間協議会を2010年7月27日から30日まで東京で開催する方向で準備を進めることを決めた。
7月27日スイス協約委員会と韓国協約委員会はそれぞれ第2回となる委員会を合同で教団会議室において開き、第3回スイス・韓国・日本三国間協議会の開催について協議を行った。これまで2010年11月に開催する案が検討されてき……
第2回世界宣教委員会が7月17日(金)、教団小会議室で、日本キリスト教社会事業同盟より推薦された長沢道子委員他、陪席者、担当幹事、職員も加えて行われた。
冒頭で、内藤留幸総幹事より、7月7日の常議員会で原田謙委員の辞任にともない次点者である木下宣世委員の繰上げ当選が確定したので、委員長を兼任できないことが報告された。そのため、委員長を村山盛芳委員に交代し、書記・秋山徹、常任委員・木下宣世として組織を変更することとした。
報告事項として、世界宣教委員会所属の各委員会の報告、「受け入れ宣教師に関する内規」が承認されたことのほか、派遣宣教師2008年度報告書を読み、世界宣教委員が手分けして各地に遣わされている宣教師に返書を送ること、木原葉子宣教師の任期終了後の計画や神奈川教区で海員のための宣教を続けてこられたランベルト&アンジェリータ・ヴァリーノ宣教師の膝の病気・……
第36総会期第2回部落解放センター運営委員会が6月30日午後から7月1日にかけて、日本キリスト教会館4階教団会議室で開催された。出席者は陪席者をあわせて32名。活動委員長として谷本一廣が承認された。委員会の中で、日本基督教団全国同宗連事務局職員、NCC部落差別問題の担当者それぞれからの挨拶や報告の時間をもった。
会計監査報告の後、決算、予算及び活動献金について話し合われた。2008年度活動献金は611万円余りが献げられたことが感謝をもって報告された。今年度も700万円を目標に取り組むことが確認された。
6月13日~22日に開催された四国キャラバンが、四国教区の協力によって無事完走。各地で多くの出会いと交わりが与えられ、部落解放運動への取り組みを呼び掛けることが出来たことがキャラバン参加者から報告された。また、報告集の作成が承認された。今後の実施については継続……
第36総会期第2回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会(以下、委員会という)が、6月29日に、教団会議室で開催された。
前回委員会議事録承認後、事務局より「能登半島支援ニュース」第5号を4月に発行し、全国の諸教会・伝道所に発送、配布したこと「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援募金への引き続き協力お願いのチラシを各教区総会への出席のみなさんに向けて配布したとの報告があった。
また、現在(2009年6月)の募金状況、会計報告があり、募金状況は1億2100万円強であり、その内7000万円弱が再建された会堂等に送金されていることが報告された。
次に陪席された中部教区能登半島地震被災教会再建委員会の小宮山剛委員長より現在の再建状況、再建中の会堂等の様子を写真集で説明された。また、受諾のあった11教区の教区総会に出かけて、全国募金への感謝とお願いの挨拶を……
第36回総会期第1回靖国・天皇制問題小委員会が、2009年7月13日(月)~14日(火)、日本キリスト教会館4階教団会議室で開催された。
今期の委員には釜土達雄(委員長・七尾教会)、芳澤信(真和志教会)、沼田和也(宇和島中町教会)、七條真明(高井戸教会)、栗原清(武蔵豊岡教会)の5名が選任された。小委員会書記には互選により沼田委員が選出された。釜土達雄委員長による開会礼拝の後、自己紹介、書記選出に続き、報告・協議が行われた。
前総会期の小委員会から引き継がれた課題である1.信仰告白共同体としての日本基督教団の形成に寄与する働きを目指す。
2.1の大前提のもとに教団成立時から今日までの「教会と国家」の関係をどのように理解してきたかを検証する。
3.1、2を踏まえて「靖国・天皇制問題」を教会の課題、信徒の課題としていくために委員会として協議しながら担……
▼5000人のパンが、教会学校分級の聖書箇所となった。小3の男の子が、このパンは「かなり大きいぞ」と言い出した。「一つのパンを1000人で食べたのだから」。小6の男の子が、暗算した。「パン一つが100グラムだと、100キロ、150なら150キロ、お相撲さん並だ」。論より証拠、量った方が早いということになった。6枚切りの食パン一枚が72グラム、思ったよりも軽い。▼小6の女の子が言う。「重さよりも大きさよ。」計測し、計算した。11×12㎝。厚さは2㎝、1000枚だと、高さ20メートル。その後はかなり手こずったが、結局、110×120㎝、高さは2メートルが具合の良い大きさとなった。5000人が2枚ずつだと、この巨大パン10個。▼わかりきったことに無駄な手間暇をかけた気もしないではないが、子どもたちはこうして、主の恵みの業の大きさを実感した。▼実験と議論から得られた子どもたちの……
恵みや労苦を分かち合う
新任教師61名が良き学びと交わりの3日間
2009年度の新任教師オリエンテーションが、6月15日(月)~17日(水)、静岡県伊豆市の天城山荘にて開催された。「教団の教師として宣教を共に担う」を主題とし、新任教師61名、関係者24名の計85名が参加した。各地に遣わされておよそ3ヶ月を経た新任の教師たちが共に集い、顔と顔を合わせて、それぞれの働きの場での恵みや労苦を分かち合う良き学びと交わりの3日間をもった。
この度のオリエンテーションのプログラムは以下の通りである。
第1日目、松井睦教師委員長による開会礼拝の後、山北宣久教団総会議長による講演があり、夕食後、交わりの時間をもった。
第2日目午前は佐々木美知夫教団総会副議長による講演、および内藤留幸教団総幹事による講演がなされた。
午後には「教団……
91年間の生涯を全うし、その絶えざる祈りの聞き手の方の許に凱旋された元教団総会議長 吉田満穂牧師の葬儀に列した。
高知教会牧師として42年間、千葉の我孫子に転じての19年間も多くの教会で礼拝説教をなしつづけられ、福音伝道に捧げきったご生涯であられた。
しかし深く広い牧会伝道のお働きに従事することを時代は吉田満穂牧師に許さなかった。
1969年、第16回臨時総会はいわゆる九・一~二の徹夜討論集会での要求を受け入れて開催されたものであったが、激しい討論集会に終始、議長の総括表明をもって終結した。
翌'70年1月の常議員会で高崎毅副議長が辞任。このあとを受けて副議長に就任されたのが吉田満穂牧師であった。
'71年飯清議長の辞任を受け2月常議員会で議長に就任された。
万博問題、東神大機動隊導入問題、教師検定試験をめぐる混乱等まさに「荒野の40……