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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4684号】教師検定試験公告

2009年10月3日
  2010年春季教師検定試験を左記の要領で行います。 一、受験要綱と受験願書の提出期限 受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 なお、正教師受験志願者は「教師検定規則第12条②」によるものに限ります。 ①教区締切 11月16日(月) (教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください) ②教団締切 12月7日(月) (各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です) *受験料は正教師1万3千円、補教師1万円 二、補教師について ①「説教」「釈義」の課題テキスト 旧約 エレミヤ書 4章1~4節 新約 エフェソの信……

【4684号】献身のとき No.7

牧師になる決意をしたころのこと 加藤 久孝(新潟愛泉伝道所牧師)   公立高校教諭で、翌3月に定年という10月10日、長女の結婚式で上京し、洗足教会のウェディング・ロードを踏みました。直後、両家お近づきの小宴会場への途上、義妹が定年後の予定はお決まり?と尋ねました。今日の格好は素敵で、牧師さんになったらいいのに、と突拍子もないことを言い、おいおい、と私も笑い、それはその時限りの笑い話のつもりでした。 それから一週間、後で思えば誰かが私の扉を微かに押し続けるように、小さな便りが幾つも舞い込みました。定年になるので教会の奉仕に本気になるつもり、とか、帰郷を機に母教会に戻るとか。それらを無意識に重ねました。事実、無関係なことだったのでしょう。 そこに一通、来年の年賀欠礼状が参りました。福音派の牧師夫人である旧友が、私より一歳若いその御夫君の急逝を知らせたも……

【4684号】消息

  杉田常夫氏(隠退教師) 8月24日、逝去。82歳。奈良県に生まれる。'59年東京神学大学大学院を卒業、同年奈良高畑教会に赴任、'70年より香里教会を牧会し、'99年隠退した。遺族は、妻・典子さん。 八束潤一氏(米子教会主任担任教師) 8月31日、逝去。62歳。東京都に生まれる。'79年東京聖書学校を卒業、同年淀橋教会に赴任、新居浜教会を経て04年から米子教会を牧会した。遺族は、妻・真佐美さん。  ……

【4684号】教区コラム 東北教区

  宣教共働について 高橋和人   教区総会資料には逝去者の名簿が載せられている。毎年五、六〇名の名前が数えられる。寡黙に教会を支えてきた人々である。 東北伝道が順調であった時代は限られていた。信仰の先達たちは風土との戦いにおいて、また経済的にも苦労を重ねてきた。さらに今日、東北は共同体を維持することができない限界集落を多く抱えている。寂れて行く町。しかし賑わいのあるところも、まねたものばかりで空疎である。教会はその中に命の実質のあるものとして立ってきた。 今、この教会を後の世代に繋いで行くことが急務である。東北教区はそのために2004年に機構改革を行った。教会の「共働」(共に働く。つまり教会の孤立をなくし互いが支え合うこと)を地区が主体となって進める。教区はそれを後押しするようにした。 教区独自に使うことのできる予算の半分にあたる規模の……

【4684号】新たな信仰問答書について協議 第3回宣教研究所委員会

  9月7日~8日に第36総会期第3回宣教研究所委員会が開催された。 冒頭担当幹事が道家紀一幹事に代わったことが総幹事より報告された。 今回の委員会で協議された大きな課題の一つは「信仰問答」に関することであった。宣研では、今の教団には新たな信仰問答書が必要なのではないかという判断である。どのような信仰問答書かと言えば日本基督教団信仰告白に対応するところの信仰問答が必要とされるのではないかと考える。日本基督教団信仰告白自体が諸教会において、また所属の教師信徒においてしっかりと受け止められていくためである。そしてそのことが一人ひとりの信仰生活において力となっていくためである。日本基督教団信仰告白は簡易信条ではあるが、基本信条や福音主義教会の諸信仰告白を踏まえた充実した信仰告白である。もしその内容が教団内において充分に受け止められていないとするなら残念なことである。せ……

【4684号】「青年伝道の現状と課題」について発題 第3回教育委員会

  教育委員会の第3回委員会が、9月1日~2日、教団小会議室で開催された。各委員担当の部門の経過報告がなされたが、特に2008年クリスマス献金の「教会学校応援セット」を贈呈した教会を、委員が分担して問安した報告が感謝のうちになされた。困難な状況にありながらも、懸命に教会学校の活動を展開しようとしている一つ一つの歩みが、「クリスマス応援セット」の業をとおして、全国の教会(学校)に結ばれていることを、大きな喜びと共に知らされるものであった。またクリスマス献金をお献げした団体への問安も感謝のうちに報告された。2009年のクリスマス献金も準備が進められている。 8月31日に教団会議室で開催された「青年担当者会」の反省と展望が話し合われた。今回の「青年担当者会」は、山北宣久教団議長のメッセージによる開会礼拝をもって始められ、続いて学生・青年伝道にたずさわる宣教師のネイサン・ブラ……

【4684号】部落解放青年ゼミナール 差別の現実と向き合う

  毎年8月の上旬に行っている部落解放青年ゼミですが、今年は参加者が参加しやすい日程を考え、25日~28日と8月の下旬に青年ゼミを行いました。おかげで気候にも恵まれ、それぞれが充実した学びと交わりの時を過ごすことができたように思います。 私自身は、今年は実行委員長という立場での参加で、やはりそれなりの責任を感じながらの日々ではありましたが、参加者皆に支えられ、おかげで今までで最も自分と向き合い自己を解放することのできた4日間となりました。 今年の青年ゼミは「『あわいこそ』へ入ろう ~ただいま解放中!~」をテーマに、皆で差別の現実と向き合いました。 「あわいこそ」とは、被差別部落に存在した(地域によっては今も存在しています!)、人がすれ違えない程の狭い道のことで、この道は狭い地域に密集して住むことを余儀なくされた部落の人々に対する差別を如実に表しています。私……

【4684号】社会委員会フィールドワーク 広島・岩国で学んだ事、出会った事

  「学んだ事、出会った事のたったひとつの証しは、自らが変わる事、変えられていくという事だ」 (灰谷健次郎) 広島・平和記念資料館 9月7~9日にかけて広島及び岩国で教団社会委員会が開かれた。7日午後、広島駅到着後すぐに広島平和記念資料館に向かい原爆の実相を知る。そのあと久保まさかずさん(ピースリンク広島・呉・岩国、広島の歴史をみてまわる会)の案内で平和記念公園(爆心地)を碑めぐりを中心にフィールドワークする。原爆投下前の町並み復元図を見ながら今、立っているこの場所に人々のかけがえのない生活があり、家族がいて、それぞれの人生があったこと、そして原爆によって一瞬にしてその命が、生活が、家族が奪われてしまったことを思うと胸が張り裂けそうになる。「あの日」どれほど多くの人々が苦しみもだえながら水を求めて元安川に飛び込んだことだろうか。そして死体で埋もれたことだろ……

【4684号】台湾「婦女霊修会」に派遣されて 全国教会婦人会連合

  8月12~14日、台湾基督長老教会(PCT)の婦人宣教委員会が主催した「全国平地婦女霊修会」から招待を受け、全国教会婦人会連合(婦人会連合)より茨木公子と成松が出席した。 「霊修会」は修養会のこと、「平地」とは台湾人の大半が住む、西側の平地に位置する都市や町村である。 2週間前には、先住民(台湾では原住民)婦女霊修会が開催されたそうだ。別にする理由は言語の違いからで、13ある先住民族の言葉による会が持たれたとのこと。 台北近くの新竹市に立つPCT所有の聖書学院が会場で、現在は信徒訓練所として活用されている。今回は合計340人の参加だ。 主題「主の前に黙して、主を待ち望め」(詩篇37・7)をもとに開会礼拝が捧げられ、次に学院長による主題説教では、「イエスの祈り」として聖句を引用しつつ、祈りの意味、祈りが実るとはなどを明快に語られた。 翌日の「……

【4684号】悩んでもいい、あたふたしても良い 東支区中高生連合キャンプ

  8月4日から7日、野尻湖YWCAキャンプ場に於いて、東支区中高生連合キャンプが行われた。 このキャンプは東京教区東支区に属する50の教会が協力し、中高生の信仰育成のために企画されている。中高生キャンパー22名、青年リーダー12名、教職(講師含む)3名、計39名が参加した。 今年は講師に北千住教会の伊藤大輔牧師を招き「楽に行きましょう」という題で講演を聞いた。師はエリ・ヴィーゼルの言葉「答えは人を分け隔て、問いは人を結びつける」を紹介し、世間の価値観や常識に捕らわれるのではなく、問うこと、自分で考え悩むことの大事さを話す。また、お互いに自分の答えに固執し(師は「ぎゅっと握りしめる」という言葉でそれを表現する)批判しあうことの無意味さを説く。最後に、信仰そして聖書の御言葉は私たちを束縛するものではなく自由にするものであると締めくくる。 哲学的な内容を含む講……
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