【4695号】人ひととき 金井 次夫さん

 

主の憐れみのもとに95

 

金井次夫さんが受洗したのは15歳の時、80年の信仰生活となる。母方の曾祖母まで遡ると四代目のキリスト者である。つまり、「母の胎にあるときから、あなたはわたしの神」(詩編2211節)と仰いで来たと言ってよい。その生涯は、まさに主の憐れみのもとに置かれた95年ということができよう。現在も、体調不良の数回を除いて、主日の礼拝を休むことはない。1年間、ほぼ皆勤である。

受洗のきっかけとなった出来事は印象深い。当時、腕白な中学生であった次夫さんは、学業成績が振るわず、ご両親が学校に呼び出されたことがあった。そのとき、当然、ご両親からきつく叱られることを覚悟していた。しかし、ご両親は、箴言第101節「知恵ある子は父の喜び、愚かな子は母の嘆き」との聖句を示し、祈ってくれたのである。このことを通して、次夫さんは信仰へと導かれ、現在の伊勢崎市にある旧メソジストの島村教会にて、百瀬正賢牧師より受洗した。

その後、青山学院専門部に進み1936年卒業、数社でサラリーマン生活を経験したのち、1949228日、電話の交換機器の部品を主に製作する双葉通信機株式会社を創立。

台湾にあった会社に勤務していたときには、台北メソジスト台南伝道所の設立に尽力。日本に戻り勤務したM社では、労働組合の委員長を務めたこともある。労働組合運動とキリスト者であることの間に葛藤がなかったかという質問に、次のように答えてくれた。「私は、当時、ガンジー等の非暴力やシュヴァイツァーの平和主義を学んでいたので、労使交渉はあくまでも話し合いによって進めることに心を砕いたものである。また、過度な労働争議に明け暮れるユニオンや新左翼の影響のもとにあった労働組合には加盟せず、企業組合として、独立の立場を保持することを志していた」。

次夫さんは、創立した双葉通信機(株)における企業理念として、「正直」を掲げている。それは、人と業に正直に仕えることが神に仕えることになるという信仰によるものであった。

 

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