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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4719号】人ひととき 鎌川 文子さん

2011年3月19日
  信仰の灯を点し続けよう   福島で生まれ、姉と共に教会学校に通い、受洗した。1966年、獣医師である夫の赴任に伴い、夫の郷里である三宅島に移る。 夫の両親が保阪松太郎牧師と親しく、その縁で教会生活を送ることとなった。6~7人で守られていた伝道所だったが、若い母親のための会には15人も集まるなど、活動は盛んだった。 しかし次第に信徒が高齢化し、礼拝に来られなくなっていった。「保阪牧師も本当に貧しくて、私も今なら一人くらい支えられるのですけれど、当時は若くて、子どもも小さくて、力になれなかったんです」と語る。 保阪牧師が隠退、無牧となった。会堂も老朽化、'83年の噴火以前に集会は個人の家庭を転々とする状態が続いていた。鎌川さんも民宿だった自宅を積極的に開放した。この頃のことを「放浪の時代」と呼ぶ。本土から訪れたキリスト者や、東支区からの牧師・信……

【4719号】教団ホームページ、ご存知ですか?

URL www.uccj.or.jp 2008年10月より、日本基督教団公式サイトが正式稼働しています。 *教団新報、教団ニュースレター 毎号主要な記事を掲載しています。見出しから検索、バックナンバーもご覧になれます。

【4719号】◇ 公募 ◇

  ①台湾基督長老教会での宣教体験プログラム  アイラブ台湾  《6月28日~7月14日》 *内容 現地各個教会の子供、青年向け夏期学校に参加する、要英語力、35才まで   ②ドレスデンでのドイツ・プロテスタント教会大会  《6月1日~5日》 *2名まで、②の詳細はwww.kirchentag.de   ①・②とも ◎自己負担 往復旅費等 ◎応募期限 4月15日 (必着)、書類選考あり ◎問合先 世界宣教部  (03-3202-0544)  ……

【4719号】召命の時 No.1

  網走開拓伝道の使命 神様は日本にすばらしいことを期待 森下 貴史(教団教師)   2001年4月、東京聖書学校を卒業し、伝道師として初めて赴任したのは、日本基督教団北九州復興教会でした。21世紀初めに晴れて伝道師としてのスタートをきり、この教会の出張伝道所である曽根集会所の担任教師として遣わされました。そこでの働きは、私にとって、聖書の見方、福音の見方を180度方向転換させる貴重な時間であったと感謝いたしております。 その3年間で、被差別部落出身の方や在日韓国人との出会いがあり、今でも、人権侵害を受け、義務は負うが権利は認められない世界が、豊かなこの日本にあることを身をもって教えられました。この経験が、イエス・キリストとの出会いであり、神が人になられたイエス・キリストの福音の隠された大きな柱ではないかと示されました。 私は、ホーリネスの流れ……

【4719号】消息

  相原一博氏(波佐見伝道所 主任担任教師) 11年1月3日、逝去。60歳。福岡県に生まれる。'76年関西学院大学院を卒業、'77年千里ニュータウン教会に赴任、北千里教会、福岡中部教会、大牟田正山町教会、広島キリスト教社会館を経て、'98年より波佐見伝道所を牧会した。遺族は妻・相原美智子さん。  

【4719号】第1回年金局理事会 開催

  第37総会期第1回年金局理事会が、さる1月28日(金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め26名(沖縄教区は欠員)が出席した。 先ず、新理事長選出に関しては、招集者である籔田安晴氏が推薦され、満場一致で年金局理事長に選任された。 次いで、常任理事には疋田國磨呂、池田浩二、中林克彦、川原正言、各理事を推薦する提案がなされ、一同はこれを承認した。年金局常任理事会は内藤留幸総幹事を加え6名で構成される。常任理事会の下には、従来通り制度検討諮問委員会と資産運用諮問委員会を設置する。 制度検討諮問委員会は中林常任理事が担当し、資産運用諮問委員会は川原常任理事が担当する。このこともあわせて承認した。 資産運用と経済状況について、2010年3月末と比較して、日経平均株価が約8%低下し、為替が円高になったので、同年12月末の資産の評価損が約……

【4719号】教区コラム 西南支区

  独立的な姿勢が強い中での協力 佐野 英二   西南支区は、渋谷区、港区(一部南支区)、世田谷区(一部南支区)の3区、44の活動教会から成り立っております。その内の10教会は幼稚園を併設しています。また支区内には、キリスト教主義の学校が、大学を含め3校あり、社会施設は4施設あります。 次に東京教区における各支区の現住陪餐会員数を%で見てみます。(支区名...2003年度・5年後の2008年度の順です) 西南...27%・27%、東...18%・18%、南...16%・15%、北...22%・22%、千葉...17%・18%。数的には殆ど変化はありませんが5年後の2013年の統計が注目されます。 西南支区の諸教会は、独立独行的な姿勢が強いと言えます。その中で"協力"し合うことに着眼して、一昨年「西南支区教会フェスティバル-とにかく集ろう!……

【4719号】東北学院学科改組後も「Bコース」認定 第36総会期第10回教師検定委員会

  第36総会期第10回教師検定委員会が、1月24日(月)~25日(火)、教団会議室において、委員7名全員が出席して行われた。 まず委員長・事務局報告において、第37回教団総会における昨秋の教師検定試験合格者承認について、また2011年春季教師検定試験の受験要綱送付と願書受付の状況について報告された。さらに、教師検定規則第4条変更に伴い、1年後に迫った変更規則に基づく試験実施に向けて、関係する3神学校との連絡について報告された。 次いで、2011年春季教師検定試験の準備を、以下のように進めた。 ①学科試験および面接試験の日程と試験会場について確認した。個人面接は、受験者の居住地に配慮して、原則的に遠距離の方から行うこととした。 ②補教師受験志願者58名と正教師受験志願者15名の受験資格を、個別に照合した上で確認した。 ③他教派からの教師転入志願……

【4719号】「部落解放関東教区キャラバン」の成功を願って 第1回部落解放センター運営委員会

  1月31日(月)~2月1日(火)、教団会議室において今総会期第1回部落解放センター運営委員会が開催された。 出席者は30名。組織会がなされ、運営委員長に東谷誠(大阪教区)、書記に多田玲一(九州教区)が選出された。新しい運営委員が紹介され、毎回新しい運営委員が組織される度に確認してきた「運営委員の役割」が再確認された。常任運営委員会、活動委員会が組織され、また活動委員会や各担当も同時に承認された。また、新しく会計監査を担当する駒木和男監事(大阪教区)が紹介され、2名の会計監査監事が承認された。 定例の活動はこれまで通り継続されることが承認され、新しい予算が承認された。第11回全国会議の決算、報告書の作成が承認された。次回の全国会議開催地選定は継続審議となった。 今年6月から7月にかけて関東教区で開催される「部落解放関東教区キャラバン2011」の計画が関東……

【4719号】荒野の声

  ▼誰もが一度や二度は「さかだち」をした経験を持っていると思う。控えめに言っても、多くの人が何度も挑戦し、そして退けられている。その動機は、大抵健康問題にある。医者に勧められてという場合が殆どかも知れない。理屈では分かっていても、なかなか実行できない。体調不良の自覚があって、初めて、真剣に取り組むことになる。▼さて、覚悟を決めて、エイヤっとかけ声をかけても、最初からうまくはいかない。無理をしないで、少しずつ、少しずつだ。三日坊主に終わらないこと、継続することが、肝要だ。一ヶ月二ヶ月と続けられたら、次第に確かな効果が現れる。▼しかし、効果が出た時が、大きな危機だ。とりあえずの目標を達成する、体重が減る、体調が良いとなると、最初の必死な思いが、萎えてしまう。そして、目標を喪失し、気が付いたら元の木阿弥ということさえ。リバウンドだ。▼その時に、何かしら新しい動機付けがあったら、……
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