第36総会期第10回教師検定委員会が、1月24日(月)~25日(火)、教団会議室において、委員7名全員が出席して行われた。
まず委員長・事務局報告において、第37回教団総会における昨秋の教師検定試験合格者承認について、また2011年春季教師検定試験の受験要綱送付と願書受付の状況について報告された。さらに、教師検定規則第4条変更に伴い、1年後に迫った変更規則に基づく試験実施に向けて、関係する3神学校との連絡について報告された。
次いで、2011年春季教師検定試験の準備を、以下のように進めた。
①学科試験および面接試験の日程と試験会場について確認した。個人面接は、受験者の居住地に配慮して、原則的に遠距離の方から行うこととした。
②補教師受験志願者58名と正教師受験志願者15名の受験資格を、個別に照合した上で確認した。
③他教派からの教師転入志願者について、提出書類により資格を審査し、学科試験と論文課題を決定した。
④事前に提出された、説教・釈義、神学論文等の採点結果を付き合わせ、合否判定、再提出等、それぞれを確定した。
⑤試験当日の学科試験問題を作成し、決定した。
⑥学科試験当日の委員の責任分担について相談し、確定した。
⑦受験費用援助に関して、申請書が提出された15件について検討し、承認した。
続いて、教師検定規則第4条変更に伴う試験実施の準備について確認し、2012年春季の該当する受験志願者に対し、各神学校において配慮ある指導をお願いする手紙を送付することとした。
最後に、東北学院大学学科改組(2011年4月)に伴うコース認定継続の申し出を受けて検討し、従来通り、いわゆる「Bコース」による受験として認定する方向を確認した。
春の試験は補教師試験の受験者が多数となる。試験を通しても、神の召しが真剣に問われ、確認されることを願いつつ、主の導きと祝福を祈るものである。
(東野尚志報)