去る1 月28日(金)、教団B会議室にて、第36総会期第6回宣教師人事委員会が開催された。
この委員会は宣教師の人事手続を円滑に進める必要上、今総会期委員会の組織を待つことができないため、前総会期の委員会が総会期を越えて開催されたものである。
はじめに宣教師及び関係諸教会に関する報告、世界宣教委員会のもとにある各委員会の報告、幹事による宣教師訪問、事務局訪問者との面談報告等がなされた。
協議事項として、北米及びその他の地域からの宣教師の任期満了退任・任期継続・延長・海外渡航等、宣教師に関する人事事項を取り扱った。
3月末に任期を満了して退任する宣教師が4名、その中には、10年、20年という長い期間にわたり宣教師として奉仕した先生方がある。日本に福音を宣べ伝えるために、多くの時間を捧げて貰ったことを覚えて、心から感謝しつつ、退任を承認した。
今委員会では、外国人教師受け入れに関……
2011年1月27日、日本基督教団第37総会期第1回教育委員会が招集された。
教育委員会は教規47条に基づいて、宣教委員会のもとに置かれた常設専門委員会として、教会及び幼稚園におけるキリスト教教育の調査・企画、キリスト教教育主事の育成・指導に必要な事項、青年の指導に関する事項などを取り扱う。これらが具体的に展開するために、多くのプログラムを行う委員会である。
第37総会期教育委員会は岸憲秀委員(千葉本町)が招集者となり、次の各委員が招集された。
北畠友武(門司)、佐藤飛文(宣教協力学校協議会派遣)、清藤淳(和歌山)、塚本一正(信夫)、平田和子(吐田郷・信徒)、宮地健一(向日町)。
尚、担当幹事・野村和正、担当職員・草深茂雄。
第1回委員会では、内藤留幸総幹事による挨拶、及び教育委員会の司る事項についての説明を受けた後、委員会組織を行う。委員長は、招集者の岸委員、書記は清藤委員……
第125回神奈川教区総会は2月26日、清水ヶ丘教会で開会時正議員233人中、172人が出席して開催された。
冒頭の組織会で、北村慈郎氏が常置委員会推薦の推薦正議員となっていることに論議が集中。「何故推薦議員なのか。紅葉坂教会の欄を(未定)とするのでなく、北村氏(免職中)と書くべき」「北村氏は紅葉坂教会から議員として推されている。(未定)は教団の処分を認めることになる。紅葉坂教会議員として登録すべき」「原案の推薦正議員では○印がなく信徒扱いとなっている。信徒ならどこの教会信徒か」などの意見が続いた。
この中で、「北村氏を推薦准議員とする」「紅葉坂教会議員とする」の両案が動議として成立し、採決の結果、准議員案が投票総数179中、賛成39、紅葉坂教会議員案が賛成59でともに少数否決となり、原案通り、北村氏の推薦正議員が決まった。
議論の流れで、他の2人の推薦正議員についても「推薦准議員……
主の御名を讃美いたします。
3月11日(金)14時46分頃、マグニチュード9.0を記録する巨大地震が東北地方太平洋沖で発生いたしました。地震とそれに伴う津波により、岩手・宮城・福島を中心に大きな被害が出ています。被害の全容は未だ明らかではありませんが、被災した教会のために、多くの資金が必要となる事は、まちがいありません。日本基督教団では地震直後から情報収集を始め、12日には救援対策委員会を設置、支援のための準備を整えはじめております。
けれども事は急を要します。教団社会委員会では、ただちに募金を開始いたします。祈りをもってご協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。なお、本格的な募金は、常議員会が設置する委員会にて行なわれる予定です。
2011年3月14日
日本基督教団社会委員長 釜土達雄
記
◎募金期間 特に定めず
……
苦渋の決断...福島教会礼拝堂撤去
いわき市は、福島第一原発から半径30キロの屋内退避エリアに一部がかかっている。人々が避難し、物流も滞り、閑散としているこの町には、教団の3つの教会がある(磐城教会、常磐教会、勿来教会)。
常磐教会は、この地に赴任して6年目の武公子先生が牧する。週日は併設する保育園の働きを担っているが、地震直後、園児の家庭を回っていた同労者が突然亡くなった。地震のショックに加え、ライフラインが途絶えた上、原発事故が起り、不安と緊張の中で過ごす。27日になって、教会員と共に礼拝を捧げることが出来た。15名程の教会員がいるが、礼拝出席は7名程であった。保育園には、53名の園児がいるが、登園しているのは9名程である。
磐城教会には、この4月から、上竹裕子牧師が遣わされた。引っ越しが出来なかったために、スーツケース一つだけを持っての赴任である。役員の桜井姉が最低……
真理を求めた44年 大坪 章美 (札幌中央教会牧師)
私は、1942年、錦州(旧満州)で警察官の父と陸軍看護婦の母との間に生まれました。引き揚げ後は、長崎に住みました。
4月8日生まれの私は母から「仏縁がある」などと聞かされて育ち、人一倍宗教に関心を持っていました。中学の頃から無性に「人生のバックボーン」を求めるようになりました。
就職の時期になり私は或る大手メーカーに内定し、1966年初めて九州を出て大阪に赴任しました。ところが、1970年の結婚後間もなく、オイルショックを境に会社は大きなダメージを受け、私はそれこそ、土日も無いほど忙しくなりました。
その頃妻は母子家庭のような家を一人で守り、疲れ切ってしまい、ある時近所のご婦人から教会の礼拝に誘われたのを機に夫婦で出かけるようになりました。
教会に通い始めて、受洗の気持ちが湧いてきた頃、東京への転勤が決まり……
「教団新報」4720号4面「教師検定試験公告」6、補教師「説教」「釈義」の課題テキスト①旧約 イザヤ書42章<1~14節>を<1~4節>にお詫びして訂正いたします。 教師検定委員会
安藤恵三氏(隠退教師)
11年1月5日、逝去。78歳。旧満州・大連に生まれる。'57年同志社大学大学院を修了、同年坂祝教会に赴任、蘇原教会を兼務し、世光教会、野洲教会、福岡城東橋教会を経て、02年まで高鍋教会を牧会し、隠退した。遺族は妻・安藤豊子さん。
去る1月21日、日本基督教団会議室で開催された第69総会期第6回東京教区常置委員会で、「2009年度に行った教区活動連帯金拠出留保を解除する」との、全教団的に見ても重大な提案がなされた。この日、長崎哲夫議長は下記の提案理由を上げた。
1.三里塚教会問題に対する他教区並びに一部常議員からの発言が止んだ。2.沖縄教区は教団と距離を置き、問安使さえ拒否しながら教区活動連帯金並びに教団沖縄宣教連帯金だけは受領していたことについて、問題は解決していないが、教団が当該教区宣教連帯金を段階的に減額している現状。3.兵庫教区は阪神・淡路大震災関連の第二次募金に関し、教団との間で解決が見られないものの、第37総会期第1回常議員会が「第二次募金」の内、その役割を終えたものと、関東教区からの「新潟中越沖地震救援募金」の残金繰り入れの申し出を受けてスタートする議案23号「救援対策基金設置……
第37総会期の第1回信仰職制員会が2月28日(月)~3月1日(火)に、委員7名全員の出席のもと教団遺愛会議室で行われた。
まず委員の自己紹介がなされ、続いて組織会を行い、互選により委員長に菅原力(弓町本郷教会牧師)、書記に小堀康彦(富山鹿島町教会牧師)が選出された。委員長より、信仰職制委員会に関する規定及び職務について説明がなされた。
今回提出された諮問は、前委員会から引き継いだものを含めて5つあったが、「①モルモン教からの転入会に関して『先例集94.モルモン教徒が転会を申し出た場合の処置』によればモルモン教における洗礼を正しいと認める判断が下されていますが、この判断を正しいものとして受け入れて良いでしょうか。また既に、キリスト教会の洗礼を行わずにモルモン教からの転入会を認めた者がいる場合には、改めて洗礼を行うまでは、名簿から除籍し、陪餐を停止すべきでしょう……