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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4720号】教師検定試験公告

2011年4月9日
  2011年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。 1、受験要綱の申し込み 受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。 2、受験願書の提出 受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 ①教区締切 2011年6月3日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。) ②教団締切 2011年6月30日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。) *受験料は正教師1万3千円、補教師1万円。 3、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト ①旧約 詩編139編1~12節 ②新約 ローマの信徒への手紙8章18~25節 4、正教師の「神学論文」の課題……

【4720号】召命の時 No.2

主の恵みに支えられて 川染 三郎(高松教会牧師) 気がつけば、伝道43年、古希を迎えていました。この時、思いがけず「召命のとき」を思いめぐらすことになりました。牧師引退の準備をしているときでもあり、不思議な思いで召命のとき、献身の志を与えられたときのことを思いだしています。 献身の思いを家族に話したとき、大反対されました。その理由は、牧師にふさわしくない、つまり牧師の苦労に耐えられないとのことでした。そこで7日間の断食をして、聖書を読み、祈ることにしました。自分自身の志を確認し、家族に理解してもらうために、これしか思いつかなかったのです。 洗礼を受けたのは、父の戦死から12年後に戦死の公報が出て、教会で葬儀をしていただいたとき、父の死の不条理に憤りを感じつつも、主の愛の御手に守られてきたことを知らされたことがきっかけでした。父は39歳で満州の現地で召集を受け、3ヵ月後に敗……

【4720号】《編集部よりお知らせ》

  ◎本号は、東日本大震災の特別紙面といたしました。通常の体裁と違ったり、記事内容に重複などがあります。 また、輸送状況や郵便事情によっては、一部地域に送付できなかったり、遅れが生じる場合があります。ご了承下さい。 ◎大震災に関する最新情報は、日本基督教団救援対策委員会のホームページで見ることができます(一部、英語・ハングル・中国語があります)。教会被災状況は、随時更新しています。 http://www.uccj-jishin.jpn.org/   *日本基督教団公式ホームページからもリンクしています。 http://www.uccj.org/  ……

【4720号】消息

  田中牧子氏(無任所教師) 11年2月2日、逝去。46歳。神奈川県に生まれる。'91年農村伝道神学校を卒業、同年国分寺教会に赴任、なか教会を経て、10年まで船越教会を牧会した。遺族は父・田中豊さん。 津島久雄氏(隠退教師) 11年2月26日、逝去。81歳。静岡県に生まれる。'67年長島聖書学舎を卒業、'72年光明園家族教会に赴任、04年まで牧会し隠退した。遺族は妹・梅元やえ子さん。  ……

【4720号】海外からの祈り・応援メッセージ 世界宣教部宛に

  震災直後に教団事務局世界宣教部宛に、海外の宣教協約のある教会はじめ各国の教会から、祈りと応援のメッセージが届いた。(一部を紹介=翻訳通り、また一覧は以下の通り。)   《台湾基督長老教会(PCT)》 3月11日(金曜日)16:30 私達はたった今、日本の北東部を今日の午後に襲ったマグニチュード8.8の地震についてのニュース報道に接しました。もちろん、報道は現時点では散発的なものですが、火災と津波の心配が既にあることを、私達は知っております。どうぞ、台湾基督長老教会の幹部やスタッフがこの困難を深く案じていることを、お覚えください。報道機関からの最新情報をさらに待ちますが、同時に、諸教会の皆様の視点や、抱えていらっしゃる問題も提供して頂けたら、助かります。主にあって。 ハンフリーズ総幹事秘書   《メッセージの届けられた海外諸教会・……

【4720号】3教区へ1千万円ずつの救援金

  震災直後の3月12日の第1回救援対策委員会に続き、3月23日(水)、第2回委員会を開き、下記の件について協議した。 *被災した3教区へ、各1千万円を送金する件について すでに、石橋秀雄教団総会議長による問安(3月13日~16日)に際して、各教区へ50万円ずつお見舞い金を渡しているが、さらに、石橋議長の要請により、被災した3教区へ各1千万円を送金することとした。 ただし、送金に際しては、以下のことを確認した。 ①これは「教区(総会議長 常置委員会)の責任において、被災教会・伝道所の救援に重きをおき、お使い下さい。」とする。 ②内藤総幹事が、各教区議長へ、上記の内容を個別に連絡をする。 《救援対策委員会委員》 内藤留幸、道家紀一、釜土達雄、藤盛勇紀、計良祐時、大三島義孝  ……

【4720号】東日本大震災緊急救援募金のお願い

  主の御名を讃美いたします。 3月11日(金)14時46分頃、マグニチュード9.0を記録する巨大地震が東北地方太平洋沖で発生いたしました。地震とそれに伴う津波により、岩手・宮城・福島を中心に大きな被害が出ています。被害の全容は未だ明らかではありませんが、被災した教会のために、多くの資金が必要となる事は、まちがいありません。日本基督教団では地震直後から情報収集を始め、12日には救援対策委員会を設置、支援のための準備を整えはじめております。 けれども事は急を要します。教団社会委員会では、ただちに募金を開始いたします。祈りをもってご協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。なお、本格的な募金は、常議員会が設置する委員会にて行なわれる予定です。   2011年3月14日 日本基督教団社会委員長 釜土達雄 記 ◎募金期間 特に定めず ……

【4720号】被災者と共に歩む教会の救援を 疋田國磨呂

  この度の「東日本大震災」の被災者の皆様の上に、神の慰めと憐れみと助けをお祈りいたします。3万人近い死者・行方不明の方々がおられ、愛する者を失われた方々の上に、神の特別な慰めと支えがあるようにお祈りいたします。 この大震災は、北海教区、奥羽教区、東北教区、関東教区、東京教区と五教区にわたる広範囲の地域で、未曽有の地震・津波の被害をもたらしました。関東教区では、4つの教会と3つの関係学校と幼児施設が、建直しと大きな補修を必要とする被害を受けました。また交流を持っていたインドネシアの兄弟姉妹の大洗ベツレヘム教会が津波の被害を受けましたが、幸い皆の命は無事でした。 しかし、奥羽教区や東北教区の太平洋沿岸で、津波で壊滅状態になった町々の映像を見て言葉を失っています。幸いにして助かった多くの人々は、着の身着のままで避難所の生活をされています。その町々に立てられている教団……

【4720号】神の慰めと憐れみと助けを祈り 騒ぎ立つ心に「落ち着け」と言い聞かせて

息長く粘り強く希望をもって 高橋和人 あの時、くぐもった緊急地震情報の警戒音から、異質な時間が始まりました。押し寄せる破壊と恐怖の怒涛、不安と混乱、緊張感の継続。地震、津波、原発事故と広範囲で複合した災害。物と人身に加えられた破壊から、生活、心、共同体へとその傷の深さ。いまだ犠牲者の数もわからないほどの規模、あらゆる分野への波及。信頼に足る情報のなさ。支えあうこともままならないもどかしさや苛立ち。時間感覚さえもあいまいになります。騒ぎ立つ心に「落ち着け」と言い聞かせています。 しかし、祈りに覚えられていることに、今ほど力づけられていることはありません。弱る思いが支えられるのは主にあって結ばれたものたちの祈りです。 真っ先に教団救援対策委員会より石橋教団議長と調査委員3名が駆けつけ、つぶさに現地を見、全面的な協力を申し出て下さった。 また、奥羽教区議長と共に教区・教団……

【4720号】地震と津波 なぜ、なぜ

教会被災状況、奥羽教区 邑原宗男 被災地を訪ねて、やっと見つけることができた方から、「なぜ、どうして、」という声の前にただ黙しているのみです。聞こえてくる声の中には、「遅い」と。まさに遅いです。でも、この大震災は、もちろん、東日本全域にわたっているから、奥羽のみをいうことはできません。でも、いかんせんこの広さ、岩手県のみで四国全域と同じ中を鉄道網は壊れ車も規制された。道路事情は、国道4号線を中心に三陸海岸に櫛の歯のように道路が伸びている。沿岸沿いの道は寸断されていて直接回れなかった。それもガソリンがなくなり近隣教会の牧師の車からガソリンをもらい走ってたずねた。 宮古教会、津波のために海岸線に近い街並みは、なくなり、教会付近は瓦礫の山。1メートル70センチの高さの泥水に浸かってしまった。その中で森分和基牧師は避難所にいる方々を支援し、教会は役員が、溜まっていた泥をスコップでかき出……
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