第60回総会が5月23~24日、倉敷教会を会場に行われた。開会時、正議員97名中78名の出席があった。
議長報告では、特に東日本大震災被災地支援が取り上げられた。また、第37回教団総会における議事運営を不当とし、キリストを告白し、聖書に立ち、対話を大切にし、歴史を直視する教団を再生していくことが大切だと述べられた。また、倉吉復活教会の教団加入が3月22日に承認されたこと等が報告された。
「常置委員会報告・教勢・教務報告」においては、教会数49に対して教師数が46名であり、兼務、代務が12教会あること、2005年~2010年の6年間で現住陪餐会員が207名減少していること等が報告され、伝道に向けた取り組みの大切さが強調された。
また、教区が2年前から5年計画で開始したプロジェクトチームの報告があり、以下が提案された。①負担金予算のスリム化と有効活用、「聖域なき見直し」を掲げる「教区機構……
第65回/「合同」後42回定期総会が、5月15~16日に開催された。会場は、ユニトピアささやまという保養施設であった。神戸市内の教会以外を会場にするのは2004年以来ということである。神戸市内で開催するよりも、交通費・宿泊費などの問題で総会の費用は倍程度必要になるが、このことで教会同士の横のつながりを再確認しようという兵庫教区の姿勢があらわされたといってよいだろう。総会のテーマとして、「共存共感~分かちあい、響きあう豊かさ~」が掲げられたことも、この総会の方向性をよくあらわしていた。総会開会時の議員数は、正議員213名中157名であった。開会礼拝後、東日本大震災関連の報告のときがもたれた。報告では特に、今回の震災における被災者生活支援・長田センターの働きについて報告された。その他、教区内の信徒大会についての発題と、教区内教会互助についての発題がなされ、それを受けた形で、夕食と同時に分団のと……
第61回総会は、5月24~25日、名古屋中央教会に正議員203名中、開会時189名が出席して開催された。
1日目は、来賓挨拶、諸報告、三役選挙、常置委員選挙が行われた。
問安使として派遣された岡本知之教団副議長は、「2011年度教区総会への挨拶」に加えて、沖縄教区訪問の経過を報告し、更に東日本大震災について、海外と国内それぞれから募る献金額と、その具体的な用い方について説明した。
2日目は隠退教師感謝会から始まり、5名の准允式後、常置委員選挙結果が発表され、諸報告が続き、議案へと進んだ。
大きな議論を巻き起こした報告や議案はなく、すべて賛成多数で、承認あるいは可決された。その中で、教区がどう主体的に伝道に関わることができるか、という課題が示された。
例えば、開拓伝道を教区の責任において実施するという決議のもとに進められてきた桃花台伝道所について、移転場所の検討が続けられているが、……
第66回総会が、5月24~25日、奥羽キリスト教センター(盛岡)を会場にして開催された。開会時、正議員114名中100名の出席を数えた。
組織会を終えて直ちに、按手受領願いを全会一致にて可決し、1名の正教師按手を執行した。
「議長報告」で、邑原宗男議長は、東日本大震災における津波、地震による被災教会として宮古、新生釜石、大船渡、八戸小中野、千廐、また内丸を挙げた。関係施設を含めるとなお多くの被害が及んでおり、今後の調査継続に言及した。常置委員会の下に緊急支援委員会を組織し教区内被災教会支援募金を立上げ、奥羽キリスト教センターを中心に救援物資受付・配給、広報活動に務めてきたことを報告した。
また、福島における原発事故を受けて、教区内に核燃料サイクル基地を持つことから、今後の取組みの必要を述べた。
教区内の教勢減少は顕著で、今期長期宣教基本方針を開始した03年度に比べ、10年度現住陪餐……
東日本大震災で被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。教団でも数次に亘り対策会議を開催し、被災地支援の大綱を策定し、順次着手しております。
今後「新報」等にて詳細が報告されますので、皆様におかれましても何卒ご確認くださいますようお願い申し上げます。 さて震災発生以後、「風評被害」という言葉が様々な媒体において多用されるようになりました。
風評被害とは「存在しない原因・結果による噂被害」を意味しますが、最近この言葉が本来の意味とは異なって用いられるケースが相次いでいるように思います。
それは、政府やマスコミによる情報の隠蔽や誤魔化しが横行する中で、確かな根拠によって真実を指摘した者、またその意見を、「風評被害を流す者またその行為」として非難する風潮です。
「平安がないのに平安、平安」と言う偽りの預言者を重用し、真実を語る預言者を迫害する人間の心根は、今も同じで……
死を前にする隣人の言葉に聞くために
一人の医師との死別が、宍戸さんに死を前にした人々のために何かすることが出来ないかを考えさせるきっかけとなった。
大学卒業間近に、宍戸さんは難病を負い、命を取留めた後も長期治療を要した。病名すらわからなかった病だったが、原因を突き止め完治に導いてくれたのが先の医師だった。自分と同い年の医師が50歳を越えて間もなく逝去したことに大きなショックを受けた。
命を救ってくれた医師の死後、宍戸さんはホスピスでのボランティアを始める。死を目前に緩和ケアを受ける人々が語ることをベッドサイドで聞く奉仕である。このボランティアを通して、人に寄り添い、話に聞くことのできる自分を発見した。
死にゆく患者とその家族の側にいて、患者本人とこれを看取る家族の間に、死を受容するための時間差があることに気付かされる、と言う。多くの場合、患者本人は既に死を……
主の御名を讃美いたします。
第37総会期、「伝道方策検討委員会」も設置され、伝道について審議の最中です。
伝道委員会でも委員会の務めの範囲内で諸計画を進めています。
その一環として、下記の計画をたてましたので、ご案内いたします。
伝道講演会
◎日時 2011年6月27日(月)午後6時30分~8時
◎場所 長野本郷教会
(電話026-241-4362)
◎講演 「今この時」-日本基督教団の伝道 -
◎講師 石橋秀雄牧師(日本基督教団総会議長)
後日、チラシを送付します。
ご予定もおありのことと思いますが、教会員の皆様にご出席をお勧めいただきたく、何卒よろしくお願いいたします。
2011年4月5日
伝道委員会委員長
米倉美佐男
担当幹事
大三島義孝
……
東日本大震災による被災教会の状況が明らかになって行く中で、能登半島地震被災教会の七尾教会会堂献堂式が、4月29日行われた。
献堂式には、内藤留幸総幹事、高橋潤・中部教区議長、疋田國磨呂--関東教区議長、富山、石川地区諸教会の教職・信徒、北陸学院関係者など県内外から125人が出席した。
釜土達雄牧師は説教で、「会堂を求める信徒の祈りに主は応え、許して下さった。だが、建物は神にとって必要だったのではない。今日の御言葉(列王記上9・1?5)で、神はソロモンの宮殿に住むといわれたのではなく、『聖別し、わたしの名を置く』といわれた。キリストの教会といわれるが、会堂は、集り祈るため私たちに必要だった。主はこれを良しとして、建てさせて下さった。会堂を父なる神に献げ、正しい礼拝を守り抜く決心をしたい」と力強く述べた。
新装成った会堂は、鉄筋コンクリート2階建て延べ313㎡、総工費5800……
西村 哲氏(隠退教師)
11年1月23日、逝去。84歳。福井県に生まれる。'53年同志社大学を卒業、同年旭東教会に赴任、舞鶴青葉教会、松山城南高校を経て、'96年まで長崎外語短期大学の宗教主任を勤め、07年隠退した。遺族は息・西村真人さん。
中島 渼(なみ)子氏(隠退教師)
11年4月10日、逝去。95歳。富山県に生まれる。'35年バプテスト女子神学校を卒業、'58年小諸教会に赴任、'77年まで牧会し、隠退した。遺族は息・中島弘光さん。
上 良康氏(無任所教師)
11年4月17日、逝去。97歳。鹿児島県に生まれる。'41年日本神学校を卒業、'42年両国教会に赴任、'47年より'98年まで(旧名・和田本町教会)十貫坂教会を牧会した。遺族は妹・上齋(いつき)さん。
赤阪英一氏(無任所教師)
11年4月18日、逝去。78歳。東京都に生まれる。'57年同志……
幼稚園の土地拡張、増改築、新築のため、幼稚園融資金2011年度分を次の要領で募集します。
◎金 額 50万円~300万円
◎返済期限 5年以内
◎利 子 期限内 年1%(東日本大震災関係は無利子〔最長10年〕)
期限後 年2%
2011年度は総額600万円を2~3の教会幼稚園に貸し出します。希望幼稚園は、教区事務所を通して教団教育委員会まで申し込んでください。
◎締 切 8月31日
◎問合せ 融資規定、申請書は教育委員会へ。(TEL03-3202 -0544)
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