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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4781号】それぞれの賜物を発揮して大会に参加 PCUSA青年大会》 参加報告

2013年9月14日

3年に一度のアメリカ合衆国長老教会(PCUSA)青年大会(Presbyterian Youth Triennium/PYT)が、7月16日から20日にかけて開催された。主題は「I am」。約5300名の高校生の年代の若者たちが全米また世界中からインディアナ州のパデュー大学に集まり、忘れられない5日間を過ごす。参加者は大学の寮で寝起きし、音楽と踊りと演劇に満ちた全体礼拝を中心に、分団での活動、ピクニックやダンスパーティーなどの多彩なプログラムの中で活動する。
この度、PCUSAからグローバルパートナーとして招待を受け、国際関係委員会が高校生を募集・選考し、エデフォスはんなさん(静岡英和女学院高等学校)と髙野夢さん(山梨英和高等学校)の両名を派遣した。引率は、望月麻生国際関係委員と高田輝樹職員。
7月中旬に海外の研修旅行へ出かけることは、日本の高校生にとっては試験や学校行事との関係で決して容易い決断ではない。また、参加対象者はアメリカ人の高校生を前提としているため、英語はできて当たり前の世界である。また自らの信仰に関しても学生たちはプログラムを通して深く問われる。もちろん教団を代表するという一面も持つ。つまり、このキャンプは誰でも容易く参加できるものではない。はんなさんと夢さんがインディアナ空港からパデュー大学へ向かうバスの中でどれほど緊張していたことかは想像に難くないだろう。
しかし彼女たちは自分の賜物を惜しみなく発揮し、多くの出会いと友情が与えられた。日本を紹介する出店では浴衣を着てアメリカの参加者たちに折り紙を教えた。日本語で参加者らの名前を書くサービスはとても喜ばれた。また、日本語の「主の祈り」を多くの人々に教えた。彼女たちの周りには常に大きな輪ができ、彼女たちの参加を多くの人々が喜んでいた。
また、PYTが終わってからの2日間、パデュー大学の近くにあるCentral Presbyterian Churchの方々にお世話になった。ホームステイをしながら主日礼拝への出席、信徒宅のプール付き庭で行われた青年会への参加など、アメリカでの教会生活を体験する良い機会となった。
多くの方々の支えと祈りをいただきながら無事に全日程を終えられたことに感謝である。
(望月麻生報)

山梨英和高等学校 髙野 夢
アメリカ合衆国長老教会青年大会(PYT)、それは私が思っていた以上に意義のあるもので、実りの多いものでした。世界各国から5千人以上の参加者が集まり、5日間共に過ごしました。
最初は不安もありましたが、私がアメリカで出会ったすべての人はとても優しく親切で、すぐに良い関係を築くことが出来ました。
PYTでは、各々の国の文化の共有や意見交換、ビデオ鑑賞など様々なことをしました。
その中でも特に心に残っているのは、ほぼ毎日行われた賛美の時間です。5千人がホールに集まり、歌ったり踊ったりしながら神を賛美します。これが心に残っているのは、ただ楽しかったからではありません。この時間を通して、賛美の奥深さを学んだからです。言葉や文化を越え、5千人の気持ちを一つにし、同じ時間を共有させてくれる賛美の時間は本当に素敵だなと思いました。
この5日間はとても充実していて、PYTでの経験や出会いは、私の一生の財産となりました。
多くの恵みを与えて下さった神様に心から感謝いたします。
† † †
静岡英和女学院高等学校 エデフォスはんな
まず、神様がPYTを通して私に夢さんをはじめ、多くの 出会いを与えてくださったことに感謝したいです。夢さんと一緒だったから体験できたことが沢山ありました。PYTで出会った人々は私の宝です。
また、PYTではワーシップでたまたま隣に座った人も道ですれちがった人も初めて会ったのも国籍が違うのも関係なく、みんな優しく接し明るく挨拶を交わしていました。その姿をみて、私はこれこそが神の家族なんだなと思いました。私が5日間楽しく過ごせたのもこの家族の暖かみがあったからだと思います。
私がプログラムの中で一番感動したは、ワーシップです。5000人以上の高校生が一つの場所に集まり賛美すると、そこには何か大きなエネルギーのようなものを感じ、礼拝することがどれだけ素晴らしいことか思いおこされました。
このようなことを日本で体験するのは難しいと思います。そのことを悲しく感じると同時に日本も近い将来このようになるように祈り続けようと決心しました。
どうかこの文章を読んでくださっているみなさんも、日本の高校生の救いのためにお祈りください。

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