インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4772・73号】台湾基督長老教会総会に出席して

2013年5月4日
4月8日~12日に台北市で開催された台湾基督長老教会(PCT)総会に、高橋和人東北教区議長、加藤誠世界宣教幹事と共に出席した。開会式の後、私が教団代表として挨拶をし、PCTが教団の東日本大震災支援に多大な献金をしてくださったことに感謝を述べた。選挙があり、新議長に、許栄豊牧師が選ばれ、新総幹事に林芳仲牧師が選任された。 この総会の主題は、「わが国家台湾を愛し、キリストの福音を宣べ伝える」であった。奇しくもわが教団の「伝道に燃える教団」という主題と共通していて、嬉しかった。 PCTは海外の教会との交わりを大切にしている。それは、海外諸教会からのゲストが多いことからもわかる。総会2日目に、PCTとミャンマー長老教会、及び東洋ローア・キリスト伝道教会との宣教協約調印式が行われた。東洋ローア・キリスト伝道教会は40の聾唖者教会を傘下に持つ日本の教会であることを、私は初めて知り、その代表の方々と……

【4772・73号】人ひととき 青木 一芳さん キリストの香りを放つ器として

1971年の千葉YMCA(以下千葉Y)設立に参加し、2009年に千葉Y総主事代行に任命された。 広島の大学で助手として働いていた時代に、上司である教授の紹介で教会の門をくぐったのがキリスト教との初めての出会いであった。2年後に受洗、それ以来、所属教会が変わっても、教会生活が日常生活という生活は変わっていない。 広島から東京の大学に転勤。そこで学生紛争を経験する。当時の学生の様子を教員の立場から見つつ、果たして学生がこのままの状況でよいのだろうかと案じていたころ、千葉Y設立に参加する道が示され、大学で教員として働く傍ら、千葉Yでの活動に参加することになる。2007年に大学を定年退職した後も、千葉Yでの奉仕を辞めることはなかった。 今年で42年を迎える千葉Yであるが、これまでの歩みは決して順風満帆と言えるものではなかった。特に、同様のプログラムを展開する大手企業には簡単に太刀打ちできるも……

【4772・73号】「ユースミッション2013-日米教会青年交流会」参加者募集

◎日  時 2013年7月20日(土)~30日(火) ◎受け入れ教会 第一シダーパーク合同メソジスト教会(テキサス州オースティン) ◎参加資格 15歳~22歳(未受洗者可) ◎費  用 10万円以内、渡航費の半額を日本基督教団が負担。日本国内の移動・宿泊費用は個人負担(但し、被災地、特に福島からの参加者の渡航費は別途補助) ◎必要書類 ①申し込み用紙 ②参加志望理由書(形式自由、A4用紙一枚程度、和文) ③牧師推薦状(形式自由、A4用紙一枚程度、和文) ④パスポートコピー ⑤保護者の同意書(18歳未満のみ)以上を郵送またはファックス送付 ◎申込締切 2013年5月15日(水)必着 ◎申し込み・問合せ先 伝道委員会・伝道推進室 (〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31 tel 03-3202-0544、 fax 03-3207-3918)

【4772・73号】第2回「東日本大震災国際神学シンポジウム いかにしてもう一度立ち上がるか-これから100年を見据えて-

3月27日、東日本大震災救援キリスト者連絡会、聖学院大学総合研究所、東京基督教大学主催、フラー神学大学共催で、第2回東日本大震災国際神学シンポジウムがお茶の水クリスチャン・センターを会場に開催された。「苦難に寄り添い前に向かう教会」をテーマに、日米の神学者たちがこれから100年先の日本のキリスト教会のあり方を見据えつつ教会に仕え互いに励まし合いながら現在なさなければならない働きについて論じ合った。 阿久戸光晴牧師(聖学院大学学長・理事長)の開会祈祷、挨拶があり、続いてリチャード・J・マウ氏(フラー神学大学院学長)より「『神の忍耐の時』の中で、苦難の救い主に仕える」との主題講演がなされた。 2011年に日本が経験した破壊と苦難を生ける神への信仰の中でどのように認識すべきかを共に考え、このような困難な状況下でどのように主に仕えるかという計画を提案したいと述べ、「神が御子の受肉により、私たち……

【4772・73号】安食教会献堂式 東京教区被災教会献堂成る

東日本大震災で被災し東京教区で唯一教会を建て替えざるを得なかった安食教会(中村一義牧師)は、教団救援対策本部から総工費4千273万5800円の約5割の支援を受けて昨年末に会堂・牧師館が竣工された。 3月20日に献堂式を行い110名が集まった。 また献堂式の中では千葉支区主催の東日本大震災2周年の記念の祈りも持たれた。 利根川の支流長門川のふじみ橋を渡り川沿いの桜並木を右に曲がると白い外壁に十字架もくっきりと映えた美しい安食教会がある。 安食の伝道は1877年(明治10年)メソヂスト教会のジュリアス・ソーパー宣教師が大貫文七宅で初めて伝道集会を行い「安食メソジスト組会」を設立したことに始まる。メソヂスト教会が千葉県で最初に伝道したところである。 安食は当時の主要交通路である利根川水運の河口であり、人の往来も多い要衝の地であった。1878年に下総安食教会が発足。相原英賢が定住伝道し、……

【4772・73号】神学校等人権教育懇談会 フィールドワークを実施

3月22日、第26回神学校等人権教育懇談会が、日本基督教団いずみ教会(大阪府和泉市)にて開催された。神学校教員、部落解放センタースタッフなど12名が参加した。 まず全体の開会に先立って全員で水平社宣言を読み上げた。開会礼拝ではコロサイ書1・9〜20が読まれ、関西学院大学神学部の岩野祐介が、学問として神学を教える学校であることと、社会において行動する主体であることとは不可分であるが、それを本当に実行するのは困難であり、ともに祈りあう必要があるのではないか、とメッセージを述べた。 続いて参加者自己紹介の後、部落解放センターの運営委員長であり、いずみ教会教会員でもある講師の東谷誠さんから、和泉市の被差別部落とその歴史についてお聞きし、フィールドワークへと向かった。 フィールドワークでは、葛葉稲荷神社、聖神社、聖神社から排除された部落の人々が自分たちの神社として建てた八坂神社、水平社の支部が……

【4772・73号】教師検定委員会 13年秋季検定試験準備に着手

第38総会期第1回教師検定委員会が、3月25日~26日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって行われた。 冒頭において長崎哲夫総幹事からの挨拶を受け、改めて教師検定委員会の任務の確認が、「教憲教規および諸規則」に基づいてなされた。そして試験時における委員のなすべき事項が確認され、おのおの主に託されたその使命の重さを受け止めなおした。 今総会期から新しく加わった2名の委員をはじめとして各委員の自己紹介を行い、その後、委員長、書記の選出が行われた。その結果、前総会期の書記であった渡部和使(名古屋北)が委員長として選出され、書記は鷹澤匠(信州)に決まった。 議事日程が確認されたあと、委員長から、前総会期の報告および前総会期からの申し送り事項が説明された。特に重要な事項については丁寧な議論が交わされた。それらを踏まえた上で、今総会期の委員会方針が議論された。 結果、「第32総会期第……

【4772・73号】救援対策本部会議 国内募金5億円超を報告

3月19日、教団会議室にて、38総会期教団救援対策本部第2回(通算第20回)会議を開催した。 先ず、3月19日現在の国内募金総額が5億1188万1427円、海外からの献金が2億3377万1283円との報告がなされ、国内募金が5億円を超えたことを委員一同感謝した。 続いて救援対策室から、メモリアルマンス関連(各教区での震災2周年記念礼拝・集会実施など)、台湾基督長老教会関連(同議長来日報告、石橋秀雄議長訪問計画など)、救援対策本部会計等の報告がなされた。 被災教区からの報告として奥羽教区からは、千厩教会の会堂建築工事の状況(4月に完成引渡しの予定)、被災教会の再建に向けての検討状況、大震災2年を覚えての礼拝の実施(教区内6カ所、計337名出席)等が報告された。 東北教区からは、被災者支援センター関係(ボランティア登録状況、活動記録『エマオへの道』発行など)、建物復興計画の進捗状況、東……

【4772・73号】宣教研究所委員会 「改訂宣教基礎理論」最優先に

第1回委員会が3月20日教団B会議室で開催された。招集者である佐々木美知夫(静岡)の他、飯田敏勝(大曲)、熊江秀一(新津)、小泉健(東京神学大学)、寺田信一(横須賀小川町)、林牧人(西新井)、松井睦(聖徒)そして担当幹事の道家紀一が出席、自己紹介をした。その後、長崎哲夫総幹事の挨拶を受けた。 議事ではまず、現行「宣教研究所規定」を確認し、今期委員会の任務について協議した。その結果、今期は「改訂宣教基礎理論」の案文を確定するための作業を最優先することを申し合わせるに至った。 また、第37総会期宣教研究所委員会からの申し送り事項に関して、道家幹事から資料「『改訂宣教基礎理論』作成の経過」ならびに「第37総会期 第9回宣教研究所委員会議事録」に基づいて説明を受けた。 しかしこの際、前期委員会が常議員会において配付した第1次草案を一部削除訂正して各教区へ送るはずであったものが、事務上の誤りで……

【4772・73号】日本基督教団伝道推進室発足記念大会 2013・3・31 於:銀座教会

伝道を推し進めるために 3月31日、復活日夕刻、伝道推進室発足記念大会が銀座教会にて開催された。第1部記念礼拝は銀座教会の主日夕礼拝に合流して守られ、第2部に記念講演が行われた。 記念礼拝には、説教者として小島誠志氏(久万 教会牧師)が御言葉を取り次いだ。「夜明けの岸辺」と題し、ヨハネ福音書21章1〜14節をテキストとした。 一晩中、全く収穫がなかった弟子の徒労、岸辺に立つ者からの命令に「結果はわかりきっているとの思いで、仕方なしに網を打った」弟子たちのあきらめから語りはじめられた。 夜が明けて、岸辺に立つ者によって、決定的な場面転換が起こっていることにまだ弟子たちは気付いていない。しかし、新しいときを既に迎え、「復活の主が弟子たちの働きに手を添え、弟子たちの働きの意味が決定的に変わっている」。弟子たちが主に気付くときは、「自分の不信仰を思い知らされ、伝道する者が経験する、祝福……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan