インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4860・61号】消息

2017年5月6日
橋口徳四郎氏(隠退教師)  17年1月23日逝去、84歳。兵庫県生まれ。56年関西学院大学大学院卒業。58年より泉大津、夙川東教会を牧会し、夙川学院に務め、鷹取教会を牧会し03年隠退。  遺族は息・橋口望さん。

【4860・61号】人ひととき 平田由香里さん 与えられた主の恵み

 平田さんは、クリスチャンの母親に幼い時から弟と一緒に教会に連れられ、1999年のクリスマス、12歳の時に洗礼を受けた。11歳の時、父親の死をきっかけに、生きる意味について問いが生まれた。そして自分の力で「逃れる道」(Ⅰコリント10・3)を見つけようと努力していた。大学4年生の就職活動で行き詰っていた時も、「誰に頼っても、私の代わりに面接を受けてくれるわけではない。だから、頼っても仕方ない」と思いこんでいた。しかしそんな時、「主に自らをゆだねよ」(詩編37・4~5)との御言葉にとらえられ、「神様が再び私に現れてくださった」と感じた。  その2週間後に就職先が備えられる出来事を通して、「すべては、自分の力で得たものではない。今までは神様に支えられて自分が努力した結果ここまでこられたと思っていたが、本当は私の努力にかかわらず、私にとって必要なものをすべてその時期にあうように備えてくださっ……

【4860・61号】共に伝道を推進するために

 新しい年度の歩みが始まって一ヵ月が過ぎた。  新たに教師(牧師、伝道師)を迎えた教会においては、教会員と教師との間で丁寧な関係づくりがなされていることと思う。両者に信頼関係が無ければ教会の伝道の進展は望めないからである。  そして、教会および教師においては、各地区や分区・支区、さらに教区の他の教会との関わりも必要となる。その関係が災害等の場合に支え合うことだけではなく、教会同士で相互に祈り合い、学び合い、力を合わせて共に伝道を推進する、いわゆる協力伝道が求められるからである。  ところで、3月のある日のこと、朝、鳥の鳴く声が聞こえて空を見上げると、白鳥十数羽がきれいな逆V字編隊で北の方角に向かって飛んでいた。  聞いたところでは、渡り鳥が逆V字編隊で飛ぶ理由は、先頭の鳥の羽ばたきによって上昇気流が生まれ、後続の鳥が楽に飛ぶことができ、先頭の鳥が疲れると最後尾に回っ……

【4859号】イースターメッセージ 何ものも神の愛から引き離すことはできない 関川祐一郎

2017年4月22日
だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。「わたしたちは、あなたのために一日中死にさらされ、屠られる羊のように見られている」と書いてあるとおりです。しかし、これらすべてのことにおいて、わたしたちは、わたしたちを愛してくださる方によって輝かしい勝利を収めています。わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。 《ローマの信徒への手紙8章35〜39節》 東日本大震災・原発事故から6年  今年もイースターを迎えました。6年前に石巻の教会に赴任して以来、受難節からイースターへと向かう季節は同時に東日本……

【4859号】東日本大震災救援対策本部終了にあたって

断固たる告白に導かれた 東日本大震災救援対策本部長 石橋秀雄  日本基督教団の東日本大震災救援対策本部の活動を終える時を迎えた。被災地の抱える課題の深刻さは時の経過と共に変わるが、被災者への祈りは終わることがない。しかし主の憐みを受け、被災者支援、被災教会支援と、計画された支援活動を終結する時を迎えた。  私は2011年3月13日から16日まで幹事たちと被災教会を問安し、3月28日〜31日は、神学生と共に「祈りと奉仕」の旅をなしたことによって二つの力が示された。  一つは、御言葉が与えられたこと。石巻の津波の凄まじい破壊の中、衝撃を受けて言葉を失って歩く中で、詩編124編8節「わたしたちの助けは天地を造られた主の御名にある」との御言葉が心に響いた。この御言葉を掲げて「東日本大震災に関する議長声明」を出し、この御言葉に導かれて大震災の重い課題に取り組んだ。  二つ目は、……

【4859号】《関東教区》 東日本大震災被災6周年記念礼拝 揺り動かされるもの  動かされないもの

 関東教区・被災6周年記念礼拝は、教区被災教会中、最後に再建された水戸中央教会(2016年7月17日献堂式)で行われた。  司式、飯塚拓也宣教部委員長。竜ケ崎教会の子どもたちが礼拝文の先唱や聖書朗読を分担した。震災後に生まれた子どもたちによって、被災を乗り越えて生きる命の強さと、命を守り育ててゆく大人の責任が示された。  説教は、秋山徹教区議長。ヘブライ12章より「揺り動かされるもの」と「揺り動かされないもの」の対比が示された。建物は揺り動かされ壊れたが、主イエス・キリストにある信仰は揺るがされることなく、世界中からの支援を得て、より素晴らしい礼拝堂が与えられた。すべてのことは相働いて益となる一例である。  再建を終えた教会ではどこも礼拝出席者や信仰を求める人々が増えている。大きな苦難であったし、今もその苦難の中に私たちはあるが、御言葉は揺らぐことなく、その御言葉に押し出……

【4859号】▼救援対策本部会議▲6年間、通算53回の会議を終える

 3月6日、教団救援対策本部最後となる40総会期第3回(通算第53回)会議を教団会議室にて開催した。  会議に先立って教団派遣専従者からの報告を受けた。平田信之専従者(ハートフル釜石)からは、復興公営住宅の入居状況のほか、お茶っこサロン活動継続について釜石市社会福祉協議会と相談していること等が報告された。佐藤真史専従者(エマオ仙台)からは、祈りとスローワーク(出会いとコミュニケーション)を中心とした活動を続けることができたことの感謝と共に、今後被災地にあっては「心の復興」が課題となるとのことが報告された。小川幸子専従者(エマオ石巻)からは、高齢の方たちへの在宅支援、子どもたちへの支援の必要性等が報告された。報告の後、それぞれの働きに対して感謝の祈りをささげた。  会議においては報告事項として、1月末現在で国内募金が10億2819万9823円、海外からの献金が4億811万2041……

【4859号】第137回神奈川教区総会

 第137回神奈川教区定期総会が2月25日、清水ヶ丘教会で開催された。出席者は議員総数232名中開会時171名。開会礼拝は大野高志牧師の司式により行われた。孫裕久副議長により「神奈川教区形成基本方針」が朗読され議事に入った。  まず、笹野信治氏、飯田瑞穂氏の按手礼執行が可決され執行された。  次に2017年度教区活動基本方策案および活動計画案が原案通り承認された。2017年度教区予算案については一部修正のうえ可決され、各教会負担金割当額については、財務委員長より修正案が提出され、可決された。2017年度会計監査委員として窪田秀幸氏、石川孝幸氏、和田明氏が選任された。  今回の教区総会は例年になく議事が順調に進み、選挙を除く議事は予定時間内に終了した。しかし、常置委員の選挙結果は、総会後、旧常置委員による臨時常置委員会にて開票結果を確認することとなった。  旧教区三役……

【4859号】▼社会委員会▲教務委員会としての位置づけを確認

 40総会期第1回社会委員会が、2月27~28日、教団会議室で開催された。  開会礼拝の後、組織会を行い、互選により委員長に森下耕、書記に石井佑二を選任。委員は加藤孔二、松本敏之、高承和、髙橋真人、原田史郎(日本キリスト教社会事業同盟より派遣)である。  諸報告がなされ、特に前総会期からの「申し送り事項」を確認し、今総会期委員会の方針及び計画に関して、基本的に前年度を踏襲することを可決した。特にその中で、日本キリスト教社会事業同盟との関係を保ち深めること、基地問題・死刑制度・放射能問題など「命」の問題を継続して取り扱うことを確認した。  大三島義孝担当幹事より、本委員会は教規第42条4項に基づく委員会であり、「活動委員会」ではなく「教務委員会」としての機能を持つ委員会として位置づけられてきたことが説明され、今総会期においても同様の働きを果たすことを確認した。  社会……

【4859号】消息

志知馬太一氏(隠退教師)  16年11月9日逝去、94歳。51年日本神学専門学校卒業。同年より浜松元城教会を牧会し96年隠退。  遺族は妻・志知和子さん。   淡路多恵子氏(隠退教師)  17年1月22日逝去、85歳。大阪府生まれ。96年日本聖書神学校卒業。同年より弓町本郷教会を牧会後、信愛報恩会に務め、06年隠退。  遺族は息・淡路雅彦さん。   池上 昭氏(隠退教師)  17年1月31日逝去、85歳。東京都生まれ。85年受允、88年受按。85年より八千代台、相良、塩尻アイオナ、上山教会を牧会し07年隠退。  遺族は妻・池上正子さん。   嶺重 知氏(隠退教師)  17年2月23日逝去、92歳。山口県生まれ。57年関西学院大学大学院卒業。同年より札幌、山崎、主恩、小阪、東梅田、泉北栂教会を牧会し05年隠退。 ……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan