2024年秋季教師検定試験 補教師9名、正教師33名、他2名
保留が多く、厳しい結果に
9月17日から19日まで、大阪クリスチャンセンターを会場に、2024年度秋季教師検定試験が行われた。秋季は正教師試験の受験者が多い回であり、今回の受験者数は、補教師試験9名、正教師試験33名、他に、補教師復帰試験1名、正教師転入試験1名であった。昨年度の秋季教師検定試験(補教師9名、正教師34名)とほぼ同規模であった。
開会礼拝は「主よ終わりまで」(『讃美歌21』510番)の前奏で開始され、「すべての人に」(『讃美歌21』405番)を歌って主なる神を賛美した。説教は川島直道委員が担当。ヨハネによる福音書1章43〜46節から、これは弟子の召命の記事の一つであるが、「誰かが主イエスのところに連れてくることで弟子としての歩みが始まる。主との『接点』がある者がいることで、人は主のもとに行くことができる……
第64回「キリスト教教育主事」 認定試験公告
第64回(2025年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。
◆受験願書提出期限 2024年12月9日(月)
(提出物1〜7を教区に提出)
◆論文提出期限 2025年1月31日(金)
(試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出)
◆試験日時 2025年3月7日(金)
午前11時〜午後2時
◆試験会場 大阪クリスチャンセンター会議室〒540−0004大阪市中央区玉造2−26−47
◆試験科目
イ.筆記試験 日本基督教団教憲、教規および諸規則(60分)
*試験時間に日本基督教団「教憲教規および諸規則」を貸し出します。
ロ.面接
ハ.6000〜8000字(400字詰め原稿用紙15〜20枚)「日本におけるキリスト教教育の歴史と展望」
◆提出物
◎以下の書類を整え必ず期限までに教区事務所に提出し……
財政状況悪化、互助財源の枯渇が課題
全国財務委員長会議
第2回全国財務委員長会議が、9月24日、25日にかけて教団会議室(オンライン併用)で行われた。一日目は網中彰子総幹事の挨拶の後、沖縄教区を除く16教区(オンライン出席8教区)の財務委員長より各教区の財務状況が順次報告された。尚、沖縄教区からは報告書の提出があった。
各教区からの報告を通して、現住陪餐会員の減少に伴う財政状況の悪化が示された。特にコロナ期間で減額された教区負担金を以前の水準に戻せないため、不足分を特別会計の積立金を繰り入れなければ新年度の予算が立てられない教区が散見された。また、各教区の互助制度の拡充が図られる一方、互助を維持する財源が枯渇している状況も確認された。
各教区から出された現状の課題への対応については、旅費規定の見直し、教区職員の勤務体系の改定、会議等のオンライン活用による支出削減を目指すことで……
コネクト-なかま・イエスさまとつながる
9月16日11時から16時半、日本基督教団青年大会2024を開催した。テーマ、「コネクト−なかま・イエスさまとつながる」のもと、全国6会場、北海道会場(札幌教会)、仙台会場(東北教区センター・エマオ)、東京会場(三崎町教会)、名古屋会場(金城教会)、大阪会場(茨木教会)、九州会場(福岡中部教会)を備え約270名の中高生、大学生、社会人、教職者らが集められた。開会礼拝のメッセンジャーとして野田沢師(学生キリスト教友愛会SCF総主事)、講師として久保哲哉師(聖学院中学校・高等学校チャプレン)、堀岡満喜子師(北陸学院学院長、中学・高校校長)を迎えての開催となった。野田師は北海道会場から、久保師は東京会場から、堀岡師は大阪会場からの奉仕だった。また東京会場にはこの大会のために原田恵兄(更生教会)を中心とした賛美チームが形成され、青年を中心としたバンドチー……
9月に高知市立自由民権会館友の会主催の講演会で講演を担った。歴史研究者でもない牧師に、なぜこのような依頼がきたのか戸惑った。主催者の言葉では、土佐の自由民権運動とキリスト教との関わりについて、一度キリスト教の立場から話を聞きたいということになったとのことだった。講演題は「土佐自由民権運動とキリスト教」で、出席者は50名余り、約3分の2は教会関係者以外であった。
講演では、行き詰まっていた自由民権運動を進めるために板垣退助が宣教師に協力を求めたこと、自由民権運動の拠点であった立志社の少なくない若者が高知教会員であったことなどを話した。また、どうしてキリスト教が土佐の自由民権運動の精神的基盤となったのか、キリスト教の内容に踏み込み説明した。
講演後、主催者からは、「自由民権運動とキリスト教の関わりがよく分かった」、「自由民権運動の原動力が分かったように思う」と言われ、講演を担った私も……
教師検定委員会では、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を左記のように実施します。
2025年秋季試験以降に新たにCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を 2025年1月17日(金)までにご提出いただき、左記日程の面接にご参加ください。
なお、面接要領・提出書類用紙については、110円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。
★認定面接
日時 2025年2月27日(木)午後
場所 日本キリスト教会館
なお、認定面接予定者には、書類受付後、案内通知を送付します。
2024年10月26日
日本基督教団教師検定委員会
〒169−0051 東京都新宿区西早稲田2−3−18−31(電話03−3202−0546)……
第6回委員会を9月30日にオンラインで開催。協議では、宣教委員会のもとにある「『障がい』を考える小委員会」、および「牧会者とその家族のための相談室委員会」の継続を常議員会に求めることを決めた。
また今回、コロナ禍を経て久しぶりの開催となった青年大会(9月16日)について振り返った。そこで、各個教会において少ない青年が一堂に集まることが励ましとなり、力となった等の意見が出された。そして、このような取り組みを総会期によって途切れることなく継続していくことの意義について一致し、青年大会実行委員会を継続していくことを宣教委員会として決議した。
(小宮山剛報)
社会福祉施設援助金への推薦のお願い
本年も、前年度分のクリスマス献金を社会福祉施設援助金に充当いたします。教区において下記の条件に該当し、援助を必要とする施設がありましたら、別紙にて推薦くださいますようお願いいたします。
*「教団の教会または教区が何らかの形で関係し、無認可の法人格を持たない開拓的社会事業で、経済的援助を必要としている」(原則1教区1施設)。
申込締切 2024年12月末日(期日厳守)
(教団HPのダウンロードコーナー参照)
第42総会期 社会委員長 柳谷知之
第12回「農村伝道」に関する協議会開催
◎日程 2025年2月18日(火)〜19日(水)
◎会場 アジア学院(栃木県那須塩原市)
◎参加者 各教区より1名と伝道委員、自主参加希望者
◎内容 主題講演を荒川朋子校長に依頼。その他、発題や現アジア学院アシスタントティーチャー(卒業生)の話を聞く時間を持つ。学院見学、農作業参加も可能。
課題に向き合い、恵みを深める
9月16日に、在日大韓基督教会大阪教会で、在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協約締結40周年記念集会が行われた。参加者は在日大韓基督教会から61名、日本基督教団から48名であった。
開会礼拝では、在日大韓基督教会聖歌隊の賛美の後、雲然俊美教団議長が「共に歩み続ける神の民」と題して、説教を行った。雲然議長は、荒れ野を40年歩んで神の民とされたように、在日大韓基督教会と教団との歩みも、協約を結び歩んだ40年を通して、関係が形作られてきた。その歩みは途上にあり、更に協約の内実を深めていきたいと語った。
この後、共同の司式により聖餐式が行われた。出席者から、聖餐に共に与り、協約の恵みの姿を見ることができたとの言葉が聞かれた。
礼拝後、李清一牧師(在日韓国基督教会館名誉館長)と佐野道夫氏(東京純心大学客員教授)によって、記念講演があった。李牧師は、自……