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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【5024号】第12回「農村伝道」に関する協議会開催(3面)

2024年10月26日
第12回「農村伝道」に関する協議会開催 ◎日程 2025年2月18日(火)〜19日(水) ◎会場 アジア学院(栃木県那須塩原市) ◎参加者 各教区より1名と伝道委員、自主参加希望者 ◎内容 主題講演を荒川朋子校長に依頼。その他、発題や現アジア学院アシスタントティーチャー(卒業生)の話を聞く時間を持つ。学院見学、農作業参加も可能。

【5024号】♦在日大韓基督教会との宣教協約締結40周年記念集会♦ (2面)

課題に向き合い、恵みを深める  9月16日に、在日大韓基督教会大阪教会で、在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協約締結40周年記念集会が行われた。参加者は在日大韓基督教会から61名、日本基督教団から48名であった。  開会礼拝では、在日大韓基督教会聖歌隊の賛美の後、雲然俊美教団議長が「共に歩み続ける神の民」と題して、説教を行った。雲然議長は、荒れ野を40年歩んで神の民とされたように、在日大韓基督教会と教団との歩みも、協約を結び歩んだ40年を通して、関係が形作られてきた。その歩みは途上にあり、更に協約の内実を深めていきたいと語った。  この後、共同の司式により聖餐式が行われた。出席者から、聖餐に共に与り、協約の恵みの姿を見ることができたとの言葉が聞かれた。  礼拝後、李清一牧師(在日韓国基督教会館名誉館長)と佐野道夫氏(東京純心大学客員教授)によって、記念講演があった。李牧師は、自……

︎【5024号】教区青年担当者会・教育委員会(3面)

「バトンをつないで」との講演を聞く 教区青年担当者会  9月9日、第14回教区青年担当者会がオンラインで開催された。2009年から始まったこの会は2014年より毎年開催されており、今回のテーマは昨年に引き続き「青年担当者は何をする?」パートⅡとし、「青年担当者の研鑽となる講演」、「青年担当者の側に立った学びの場」を目標に据えた。  講演者の宮岡信行氏(大阪女学院中学校・高等学校宗教主任)は「バトンをつないで」という題のもと、大阪女学院での宗教教育について紹介した。そして、人口推計から世代別の人口比や地域差など具体的な数値を挙げながら青年期の特徴を示し、そこからわたしたち大人(青年担当者)が心がけるべきことや「キリストの福音につなぐ」、「渡されたバトンをつなぐ」という方向性を資料をもとに分かりやすく希望を持って語った。講演ののち、小グループに分かれて参加者それぞれが遣わされた場での体験……

【5023号】第42総会期第12回 臨時常議員会(2面)

2024年9月28日
「教師論」について協議会を開催  第12回(臨時)常議員会が8月30日、常議員27名が出席して行われ2つの議案を審議した。  第43回教団総会推薦議員の内1名、宣教協力学校協議会からの議員が教団の信徒ではなかったことを受けて、デイビッド・リーディ宣教師(青山学院大学)に変更することを承認した。また、「第42回教団総会議事録」を議事録精査委員会の報告を受けた上で承認した。  常議員会の後、陪席者が加わり、7月の第11回常議員会に教師養成制度検討委員会から提出された「教規から導き出される日本基督教団の教師論」について、理解を深めるための協議会が行われた。冒頭、菅原力委員長が、提出に至る背景について説明した。第37総会期(2011年)から2総会期にわたって「教師養成制度検討会議」が審議して答申書をまとめ、第39総会期に設置された「教師養成制度検討委員会」が、神学校を訪問しつつ検討を重ねる中……

【5023号】2024 平和メッセージ(4面)

幸いかな。平和を実現するものたちは。 日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之  現在、日本政府は防衛費倍増、敵地攻撃能力保有という「軍拡」の道を推し進めています。2022年12月、岸田政権は安保関連3文書(「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」、「防衛力整備計画」)の改訂を閣議決定し、2023年6月には「防衛力強化2法」(「防衛財源確保法」、「防衛生産基盤強化法」)を成立させました。加えて、今年の3月26日、次期戦闘機の第三国への輸出解禁を国家安全保障会議において決定しました。また、今年の1月には自衛隊の神社参拝常態化が明らかになりました。現在の私たちの国の問題は以下のようにまとめられます。 1.敵地攻撃能力について  敵基地攻撃能力の保有は、対中国ミサイル包囲網を構築しようとする米軍の計画に呼応しています。これにより、宮古島、奄美大島、石垣島、沖縄本島(うるま市)にミサイル部隊が……

【5023号】各教区それぞれに、夏の行事を開催(3面)

東海教区/青年修養会、九州教区/平和セミナー 東海教区中高生・青年修養会2024  「罪ゆるされて生きる」を主題に  東海教区は年一度、中高生・青年修養会を開催しています。7月の海の日を基準に前日の日曜夕方から月曜昼まで行ない、今年度は7月14〜15日、御殿場東山荘で「罪ゆるされて生きる」の主題のもと、青年6、中高生0、委員他17、当日病欠2で全参加者23でした。少ないようですが毎年の参加者の他、新しい参加者もあり、活発な会となりました。  例年は講師を教区外から立てていましたが、今回は担当委員が二度の講演、開会閉会礼拝、早朝祈祷、讃美伴奏など、総ての役割を担いました。このような集まりでは参加者が来て良かったと思えるような全体の流れや雰囲気が特に重要です。会後の感想から参加者の満足度の高さが伺われました。講演も、内容を受けとめての今後の歩みへの影響も、ある深さまでは及んだのではない……

【5023号】能登半島地震報告《ボランティアから》(2面)

心が癒されるための継続的支援を  8月5〜8日、教団が実施するボランティア(第一次日程)に参加しました。  今回の作業内容は、牧師館の整理と信徒宅での貴重品の探索でした。ここに書けることは限界があります。この報告で端的にお知らせしたいことは「できれば行って、見て、力になってください」ということです。今後、この支援活動が継続し、意義あるものとなっていくことを願って報告します。  現地の状況をざっくり言うと、大きな傷痕を残しつつも、生活に必要な物は整えられてきているという印象でした。地面は亀裂が入り、車で走ると凸凹です。全て補修したのであろう新しい道路、半分になってしまったのを補修した道路、階段のような隆起を埋めた道路を走るだけで、ここまで整えるのにどれだけの労苦があっただろうと思います。  輪島の街は、崩れた家や建物が多く残っていました。電柱や信号機はどれも傾いていますし、朝市は文字……

【5023号】I Love Taiwan Mission「目標を目指してひたすら走る」(1面)

I Love Taiwan Mission 2024年7月4日〜19日  5名の青年をボランティアとして派遣  台湾基督長老教会(PCT)青年委員会主催の I Love Taiwan Mission(ILT)が開催され、教団の台湾協約委員会から5名の青年を派遣した。日本以外に、カナダ、アメリカ、韓国、ニュージーランドとインドの教会から合わせて23名、PCT受入青年が37名、計60名が集った。  今年のテーマは「目標を目指してひたすら走る」(フィリピ3・13)。初めの3日間は新北市崇光高校にて、オリエンテーションを行い、その後、10日間、青年たちはボランティアとして台湾各地の教会へ派遣された。派遣後、新竹聖書学院に集まり3日間の報告会を行った。  教団から派遣した5名の青年は、台北中会の士林教会に1名、台中中会の復興教会へ2名、排湾中会のKazangiljan(佳義)教会に1名、Ci……

【5023号】記事一覧

【5023号】I Love Taiwan Mission「目標を目指してひたすら走る」(1面) 【5023号】荒野の声(1面) 【5023号】▼︎教師継続教育研修会・教師委員会▲︎(2面) 【5023号】能登半島地震報告《ボランティアから》(2面) 【5023号】第42総会期第12回 臨時常議員会(2面) 【5023号】各教区それぞれに、夏の行事を開催(3面) 【5023号】事務局報(3面) 【5023号】教師検定試験公告(3面) 【5023号】2024 平和メッセージ(4面) 【5023号】人ひととき(4面) 【5023号】沖へ漕ぎだして、網を打て(4面)……

【5023号】沖へ漕ぎだして、網を打て(4面)

 コロナで落ち込んだ礼拝出席者数がなかなか戻らない、という教会は少なくない。高齢者が戻りにくいのは分かるが、礼拝堂に集まることに必然性や必要性を感じなくなっている人々が若い世代にも広がっている。  他教会員や求道者から、「ふだんはオンラインで礼拝に参加しています」とか「ネットで聖書を学んでいます」という話を聞く。同じ感覚で、どこかの教会の集会にも出てみる。そうした信仰生活に問題を感じているわけではなく、むしろそれは「ふつう」なのだという。  富士見町教会では2020年4月から、主日礼拝のオンライン配信を開始した。その時点では、今のような状況も想定はしたが、これほど早く「ふつう」になるとは思わなかった。おそらく他の教会でもそうだろう。  ネット上ではすでにインターネット教会、オンライン礼拝や聖研の類いが溢れていて、内容の充実したものもある。「教会に所属する必要があるのか」、「礼拝堂での……
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