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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4745号】希望を持って取り組んでいる 教区教育担当者会

2012年4月7日
2月7日から8日の日程で、大阪教会、河内長野教会を会場に、第37総会期教区教育担当者会を開催した。 17教区と東京の5支区で教会教育を担当している者が集い、情報の共有と、教会教育のための祈りが一つとされることを目的としている。 この会議は当初東北教区での開催を計画していたが、3・11の震災を経て変更を余儀なくされた。被災地への祈りをもって開かれた会議であったことも報告しておく。 北海教区、京都教区、沖縄教区、東京・西南支区をのぞく17教区・支区からの参加を得た。多くの参加者が与えられたことを感謝したい。 大阪教会・岡村恒牧師による開会礼拝に続き、各教区の教会教育の現場からのレポートを得た。17教区・支区の発表は、各々の置かれている状況や、地域性を反映したバラエティーに富んだものであった。どの現場でも独自の工夫があり課題があり労苦がある。一つひとつの活動の継続性という共通の課題がある……

【4745号】被災したお友だちを覚えて 第5回教育委員会

2月8日から9日の日程で、大阪教会を会場に第5回教育委員会が開催された。今回、大阪での開催となったのは委員会に先立って、教区教育担当者会議が当地で開かれたためである。 今回、委員会の協議事項の中心となった一つは、全国の諸教会に呼びかけたクリスマス献金の用い方である。今年度のクリスマス献金の全国の呼びかけ趣意書では「被災したお友だちを覚えて」ということをアピールした。このことを覚えてささげた教会・教会学校も少なくない。「被災したお友だちを覚えて」ということを具現化するためにどのように集められた献金を分配することができるだろうかと議論した。 協議の末、教団の救援対策本部の救援募金を通して、奥羽教区、東北教区、関東教区に、また一部は救援対策本部の活動のためにささげることとした。 またクリスマス応援セットの送付先の検討も行った。昨年度の応援セットの送付先である西伯法勝寺教会へ北畠友武委員が問……

【4745号】互いの課題と痛みを通して互いが近づき 第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会

「第13回台湾基督長老教会と日本基督教団との教会協議会」が、2月20日から23日にかけて台南の真理大学麻豆キャンパスを会場に行われた。 出席者は日本基督教団(以下教団)より、石橋秀雄議長、内藤留幸総幹事始め18名、台湾基督長老教会(以下PCT)より石蓮城議長、張徳謙総幹事始め37名。 東日本大震災と台湾において2009年に700人近くの犠牲者を出した大水害(八八水災)との共通の痛みに祈り、その対応を互いに学ぶことを通して両者の関係をより強固にしていくことが、今回の協議会の目的であった。 真理大学は、PCTが直接運営する大学であり、広大な自然の中に宿泊施設も備えられた豊かな会場であり、また八八水災により浸水し、貴重な図書などに被害を受けた現場でもあった。 20日の開会礼拝ではPCT総会議長の石連城牧師から、東日本大震災への慰めと祈りが語られ、PCTと教団との災害と宣教における協力関係……

【4745号】信仰者としての農に対する姿勢 松山で伝道委員会、「農」に関する協議会

第37総会期第4回伝道委員会 第37総会期第4回伝道委員会が2月27日~28日、松山城東教会(四国教区)において開催された。28日午後から同じ会場で開催される第8回「農」に関する協議会の、最終確認をも兼ねた委員会であった。 議事に先立って川﨑善三委員の説教による開会礼拝を行った後、以下の主な案件を取り扱った。 2012年度開拓伝道援助申請に関する件(3件)では、矢板教会(関東教区)、千葉北総伝道所(東京教区)、桃花台伝道所(中部教区)からの申請を受理し、各240万円の援助を行うことを決定した。 2011年度後期分会堂貸出金申請に関する件(1件)では、茨木東教会(大阪教区)からの申請を受理し、1千万円の貸出を行うことを承認した。 伝道アイデアアンケートについては、集計作業に時間がかかり、現段階で各教会に提供できる形には至っていない。任期中に発行できるようスケジュール調整を諮り次……

【4745号】イースターメッセージ 起き上がりなさい

横たわる人々 エルサレムというのは都です。王宮があり、また神を礼拝する神殿がありました。大きな祭りのときにはユダヤ各地から、また世界中に離散しているユダヤ人たちが集まって来ました。イエスも(弟子たちと共に)そのときエルサレムに上られたと記されています。 城壁のめぐらされた街ですから、出入りするいくつかの門がありました。その中の一つ、羊の門と呼ばれる門のかたわらにベトザタという池がありました。 そこに大勢の病気の人が横たわっていました。「横たわっていた」(ヨハネ5・3)というのはむろん事実を言っているわけですが、同時に、そこにいる人々の生きざまを表現している、とも言えるのであります。ぐったりと横たわっていた、というような姿であります。気力を失なっている様子です。 なぜそうした病人がそこに横たわっていたのか。一つの理由は、おそらく、都に来る人々の施しを受けるためであったでしょう。そ……

【4744号】教区活動連帯金について

2012年3月24日
先の総会からの継続事項の一つに教区活動連帯金配分に関する新制度の提案がある。単に配分方法を再検討するだけではなく、教区活動における連帯とは何か、また連帯の方法についての新たな提案をなすことが求められている。 この使命を託された委員会は、常議員会に対し2度にわたり新たな制度設計を提案してきた。 第27総会の決議に基づき、教団に所属する全教会が経常会計の1%を拠出し、これを3等分して教区と各個教会の伝道活動に用いるという提案である。詳細は教団新報関連記事をご覧頂きたい。 この提案は発表以来、各個教会の負担増に繋がるというご批判を頂いている。尤もなご心配であると思う。 これについて私は、この提案と同時進行で検討すべきことがあると考えている。 それは教団総会の思い切ったスリム化等に収斂するであろう教団政治機構の大幅な縮小ということである。全てのことを、現在の教団の実力に見合ったものとし、……

【4744号】人ひととき 布施 英雄さん ウェスレーの騎士を目指して

1924年生まれ。社会福祉法人愛隣団・財団法人共愛館理事長、キリスト教社会事業同盟顧問、頌栄教会員。 終戦間もないある日のこと「教会ではパンと葡萄酒が出て、歌も歌える」と聞き、仲間を誘って4人で出掛けた。パンと葡萄酒はダメだったが、気分よく讃美歌を歌えた。みんな優しくて、居心地がよくて、教会に行くのが楽しくなった。生齧りの信仰だったが洗礼も授けられ、念願のパンと葡萄酒に与れた。日曜学校の小学科を担当し、開拓伝道にも参加した。 1949年、大学の建築科に進むと決めたころ、ボランティアを頼まれて行ったのが社会事業施設の愛隣団。創立者のサンビー宣教師が、奉仕によって主に仕える「日本のウェスレーの騎士団」になぞらえて命名した。意義深い働きだが、自分の人生とは別の世界だと感じていた。 そのとき「上野で収容した浮浪児たちが、ベッドの上でなく下に潜って寝ている。そのほうが安心して眠れるという。……

【4744号】謝恩日献金、祈りをもって努力する 第3回年金局理事会

第37総会期第3回年金局理事会がさる1月27日(金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め23名(沖縄教区は欠員)が出席した。 謝恩日献金1億1千万円を含む「2012年度年金局財務計画」、および2008年7月に承認・改正された「教師退職年金等規則」により、反映される「教師退職年金審査会規則」と「退職年金等規則施行細則」の条文番号を訂正すること、同時に名称「退職年金等規則施行細則」を教師退職年金等規則施行細則」に変更する2議題を討議し、承認された。この議題は2月開催の第37総会期第5回常議員会に提議され、承認を求めるものである。 謝恩日献金の状況は昨年同時期より減少傾向にある。各教区代表理事が教区の状況を報告した。大震災の影響、高齢化、人口減少等で教会員、教会、教区の財政も苦しいが「必要な物は神様に献げるという素朴な思いで謝恩日献金に祈りをもって努力する」とある教区代……

【4744号】主の召しに応えて 伝道のともしび

わたしは福音を恥としない 高原教会牧師 大坪 直史 私たちの教会、日本基督教団高原教会は、1918年、米メソヂスト教会婦人部が派遣した婦人伝道者の開拓伝道により、日本メソヂスト泡瀬教会として創立されました。その後、日本基督教団、沖縄キリスト連盟、沖縄キリスト教会、沖縄キリスト教団、再び教団所属の教会として歩み、名称は、立地の移転に伴い、三浦教会、桃原教会と改称し、1952年には、現所在地である沖縄市高原(旧・美里村字高原)に落ち着きました。 戦中、教会堂と牧師館が焼失しましたが、信徒たちは山中にて礼拝を守り続け、戦後は米軍払下げのコンセット・ハウスを教会堂として用い、それが台風によって倒壊するという困難にも見舞われましたが、度重なる危機的状況の中、神は、その都度、高原教会をお支え下さり、伝道のともしびが絶やされることはありませんでした。こうして私たちの教会は今年94年目の歩みを迎えさ……

【4744号】教団年鑑係からのお知らせ

『2012日本基督教団年鑑』の正誤表(A5判1ページ)が出ました。ご希望の方は年鑑をお求めになった書店または事務局まで直接お申込み下さい。 日本基督教団事務局総務部〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18(03-3202-0541、FAX 03-3207-3918、E-mail:somu-b@uccj.org)
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