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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4770号】東京信徒会勉強会 「改訂宣教基礎理論」 ―いま問われているのは何か

2013年4月6日
2月16日、鳥居坂教会において、宮本義弘前宣教研究所委員長を講師に50余名の信徒が「改訂宣教基礎理論(草案)」を熱心に勉強した。 開会礼拝でネヘミヤ記冒頭が読まれたのは、教団全体が「宣教基礎理論」改訂に当たって、悔い改めの業として取り組む。そこには罪の自覚が求められているからである、と祈り求める姿勢から説き起こした。 改訂に至る問題点の一つは、1963年版「宣教基礎理論」の特徴である「教会の体質改善」という考え方の神学的問題点として、教会の内向きの体質を批判し、社会の激変に対応するよう外向きの姿勢を取らなければならないとした点がある。これは、教会形成や伝道が主要な内容ではなく、社会への直接的関わり社会変革に力点があった。 しかし、キリストの体としての教会にとっては、内向き外向きである以前に、神との垂直的関係において教会が教会であることが問われなければならない。そのために必要なことは、……

【4770号】社会委員会 広範な社会的課題への取り組み

3月4日〜5日、第38総会期第1回社会委員会が開催された。開会礼拝の後、組織会を行い、互選により釜土達雄委員(七尾)を委員長に選任した。 冒頭、2月21日に3名の死刑が執行されたことに伴い、即日、前期社会委員長名で要望書(「死刑執行を繰り返さないよう要望します」)を内閣総理大臣、法務大臣宛てに送付したことが報告された。 協議では、前期委員会の「評価と展望」および「申し送り事項」を受け、社会委員会の扱うべき課題の多岐にわたることを確認した。その内、「社会活動基本方針」の見直しは長年の課題として引き継がれているが、これは教団全体の事柄であるゆえに、本委員会としては見直しの必要性を継続して訴えることとなる。現状では、同方針を踏まえ、総会及び常議員会において示された方針に従い、社会的諸課題を「いのちの問題」として協議、学習する。 社会的課題の一言で表される事柄の範疇は、教育、医療、福祉から始……

【4770号】世界宣教委員会 南インド合同教会訪問を報告

第38総会期第1回世界宣教委員会が、2月28日~3月1日、仙台のエマオを会場にしてもたれた。 招集者である秋山徹委員の祈りによって会議は始まり、互選により委員長には秋山委員、書記に吉岡光人委員が選出された。加藤誠幹事より、前期委員会からの活動報告を受けこれを承認、また今年度の活動計画案が協議され、これを承認した。 世界宣教委員会の主な働きは、教団と協力関係にある海外の諸教会に関する事項、宣教師受け入れに関する事項、在外教師の送り出しや現地での働きに関する事項、その他国際会議や海外での青年大会への派遣に関する事項など、扱う項目は大変多く、2日間ではとてもさばききれないほどの議事であった。 しかしながら、普段あまり触れることのできない、日本で宣教の業についている宣教師の働きや、その他在外教師の方々の働きを知ることがどれだけ大切なことであるかを改めて思い知った。 また会議中に、前期委員で……

【4770号】教師検定試験公告

2013年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。 1、受験要綱の申し込み 受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。 2、受験願書の提出 受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 ①教区締切 2013年6月7日(金)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。) ②教団締切 2013年7月4日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。) *受験料は正教師1万3千円、補教師1万円。 3、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト ①旧約 エレミヤ書18章1節~10節 ②新約 ヨハネによる福音書15章11節~17節 4、正教師の「神学論文」の課題 『今日における宣教の課題』に、「特に~をめぐって」とい……

【4770号】伝道推進室 発足記念大会、幼保講演会を開催準備

昨年7月に開催された37総会期第6回常議員会において、「伝道推進室設置に関する件」として「伝道委員会の下に伝道推進室を設置し、教団が伝道に進んで取り組み、教団内の諸教会の伝道の進展に寄与する」ことが可決された。 その活動内容は、「伝道方策の検討、伝道キャラバンの企画・実施、伝道トラクトの作成、伝道礼拝・集会等の講師派遣、諸教会の伝道相談への対応、教師・信徒の研修等」とされている。 37総会期の構成員は、石橋秀雄室長(越谷・関東)、岩田昌路書記(狛江・西東京)、北紀吉委員(愛宕町・東海)の3名(辞退による欠員1名)。38総会期は、3名が継続し、「伝道委員会の下に」を踏まえた伝道委員会選出委員として山畑謙委員(小金井緑町・西東京)が加わった。 37総会期(設置後3ヶ月間)は、4回の委員会開催において、『基本方針』作成、協力委員の選考、発足記念大会準備、日本伝道会(有志団体)主催の沖縄伝道……

【4770号】教育委員会 「教会中高生青年大会」提案受け入れ

3月4日~5日に教団会議室で、第38総会期第1回教育委員会を開催した。 出席者は清藤淳、有澤慎一、兼清啓司、加藤孔二、筧伸子、増田将平の各委員。 まず委員会組織を行い、委員長に清藤委員、書記に有澤委員を選んだ。 次に、今回初めて教育委員になる者が多かったので、自己紹介をした上、委員会の担うべき事項を一つ一つ確認し、役割分担を決めた。 教育委員会の担うべき事項は次の通りである。 教会教育プログラムの作成、「教師の友」編集委員会への委員派遣、キリスト教教育主事認定試験、クリスマス献金と「みんなで生きよう」広報誌の作成、精勤生徒表彰、教区青年担当者会、教会中高生青年大会、全国教会幼稚園連絡会、キリスト教学校との関わり、教会教育セミナー、教区教育担当者会、台湾基督長老教会の青年交流プログラム、宣教委員会との連絡など多岐にわたる。 教会中高生青年大会への共催・参加に関しては伝道委員会から……

【4770号】教区議長会議 原子力発電所・関連施設問題について報告

2月12日、日本キリスト教会館会議室にて、教区議長会議が開催された。出席者は教団三役と各教区議長(またはその代理者)15名(兵庫教区と沖縄教区は欠席)、および長崎哲夫総幹事ほか幹事4名であった。 石橋秀雄議長による開会祈祷の後、同議長が、本会議は教規39条(2)の規定による開催であること、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染問題に対する教団としての取り組み等について、各教区議長から意見を聞く時間をもつために本会議の開催を呼びかけたことを述べた。 会議では、教団における東日本大震災救援活動について、教団救援対策本部報告と救援対策室報告がなされ、さらに、被災教区(奥羽、東北、関東、東京の各教区)からの報告がなされた。 次に、福島第一原子力発電所事故と放射能汚染問題に関連して、各教区から、原子力発電所および原子力関連施設の問題に関する取り組みの報告がなされた。 その報告では、……

【4770号】各地で3・11記念礼拝・特別礼拝

東日本大震災2年を迎えた3月11日、直近、10日の主日をはさみ各地で記念礼拝が行なわれた。奥羽教区では、秋田、北東(青森)、北西(同)、岩手各地区にて「2年を覚えての礼拝」が持たれた。東北、関東には、台湾基督長老教会から布興議長が訪問、今後の教団との支援協力が確認された。 台湾総会議長、被災地を視察 3月10日、仙台北三番丁教会主日礼拝で、前日来日した布興大立(プシン・ターリ)台湾基督長老教会総会議長が説教を行った。「昨年夏、台湾から送り込んだ多くのボランティアをこの教会に泊めて戴き、感謝しています」と前置きして始まった「悪霊を追い出す」(ルカ11・14〜23)と題した説教は、中国語の説教を入江玲子姉が通訳、同時にプロジェクターで字幕を映して行われた。 「イエスが追い出した悪霊は一つではなく、数種の悪霊がいた。第1は、口が利けなくなる悪霊。正義が話せなくなる。どの国にも本当の……

【4769号】総幹事・牧師を兼任して

2013年3月23日
総幹事就任以来、兼任となった渋谷の東京山手教会の聖書集会に仕事の合間を縫って通っている。 わたしは、牧師となった若い日から教会の集会を休んだことがない。ただ、60歳を過ぎたある年の8月、前立腺ガンの全摘手術で3週間止むなく入院したが、もともと8月は週日の諸集会を休会していたので、その間の主日礼拝説教2回は信徒が代行した。 何を言いたいかと言うと、10月の教団総会で現任牧師の総幹事選任は、前任の竹前昇牧師の時もそうだったが、3月末の牧師退任まで相当負担であることだ。    「集会は休まない」と言ったが、これまで、教会では主日と、説教をつくり面会もする土曜日以外、次週の週報原稿書きは月曜日朝、火・金曜日朝と水・木曜日夜の聖書集会を行なって来た。要するに牧師としてのわたしは、牧師として教会を休むことはいけないことのように思う古い時代のタイプの部類なのかも知れぬ。      都会の事情もあるが……

【4769号】人ひととき 鈴木 秀信さん 伝道する教団の前進のため

第38総会期第1回目の常議員会において、前事務長である森啓一兄が委員長に任ぜられたため、森兄から引き継ぐ形で、「隠退教師を支える運動」推進委員会事務局長に任ぜられた。他に東京教区東日本大震災救援募金委員に名を連ねている。委員会の中でこの人事案が示された当初は躊躇する思いしかなかったが、世代交代という一言は重かった。祈りつつ、神の御心と信じ、受ける決断をした。 委員として初めてこの運動に関わったのは2007年。千葉支区の推進委員という立場であった。その後、東京教区の推進委員となり、今日に至っている。これまで推進委員としてこの運動をアピールすることが主な務めであったが、、今回実際の事務業務に初めて関わることとなり、その仕事量の多さに驚いている。 務めの内容に変化はあるが、運動に対する思いは変わることはない。これまでも、そしてこれからも大切にしたい思い、それは第一に、この運動の原点は、北海教……
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