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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4767号】向こう岸に渡ろう

2013年2月23日
ルカによる福音書8章22〜25節 メッセージ 雲然俊美 主イエスの呼びかけ 「向こう岸に渡ろう」、主イエスは弟子たちに呼びかけられました。「向こう岸に渡ろう」、主イエスは私たちに呼びかけておられます。 弟子たちと同様に、私たちも主イエスの呼びかけに応えて、福音を宣べ伝えるために一歩を踏み出します。伝道は主の呼びかけを聞き、その促しに応え、主と共に出かけることです。 私たちはさまざまな理由(言い訳、口実)を上げて、なかなか一歩を踏み出そうとしないことがあります。そのような時にこそ、私たちは自分の思いにではなく、主のみ声に聞き従わなければなりません。 風と荒波の中で 弟子たちは船出しました。しかし、その舟路は決して楽なものではなく、風に悩まされ、荒波にもまれる旅路でありました(22~23節)。弟子たちの中には、かつてその湖で漁をすることによって生計を立てていた……

【4766号】直感と行動

2013年2月9日
朝、幼稚園の園庭で遊んでいるとベテランの保育者が私のところに来て言った。 「ともちゃんはジジそっくりね」 (私の孫が幼稚園年長組) 「どこがそっくりなの?」 「直感で行動して結果として周りに迷惑をかけている」 そばにいた副園長が言った。 「そうそう、昨日、園長先生はボールをいきなり蹴飛ばして、そのボールが水溜まりに落ちて、泥水が回りの園児にかかって迷惑をした」と追い討ちをかけた。 確かに直感で動くことが多いということは否定しない。 その結果として迷惑をしていると言われると抵抗があるが、教会員も同じように思っているに違いない。 迷惑をかけ続けて、42年伝道者として、園長として用いられてきたことは、教会員の忍耐と主の憐れみによるものだ。 しかし、その反省をしつつも、経験と信仰と学びに基礎付けられた直感で行動することは、重要なことだと思っている。 教団議長に再選……

【4766号】人ひととき 竹澤知代志さん 出版局長に就任

雲然俊美教団書記は高校の後輩、高橋和人東北教区議長は同郷、邑原宗男奥羽教区議長は最初の赴任地の2代前の伝道師である。これからも東日本大震災のことを心に留めて、出来るだけのことはしたいと思っている。 献身のきっかけとなったのは、フランソワ・モーリアックの『イエスの生涯』を読んだこと。その日のうちに新約聖書を買いに行き、翌日、教会の門を叩いた。その年のクリスマスに受洗、年が明けたら神学校を受験していた。神学校を卒業してからは、大曲教会、白川教会、松江北堀教会を経て、現在、玉川教会を牧会している。 趣味は若い頃から続けている家庭菜園と読書。教会の庭では、薩摩芋、里芋、ピーナッツ等、地面の下に成るものを栽培している。読書は、中学3年生の頃から1日1冊を心がけて来た。新報主筆を担うようになってから、読書量は落ちたものの、今でも週に3冊程は読むようにしている。最も影響を受けた作家は、聖書やキリスト……

【4766号】『伝道アイデアパンフレット』が発行されました

毎週の礼拝や特別な集会などに役立てていただきたいと思って作られました。 それぞれの教会で、このパンフレットに掲載された数々の工夫が役立つことを願っています。 《2012年10月31日発行》 《編集・デザイン/伝道アイデアパンフレット編集の会》 《印刷・製本/株式会社シャローム印刷》 《発行者/第37総会期日本基督教団伝道委員会》 《目次》 ◆広告・宣伝 ◆新来者への対応 ◆集会 ◆こども ◆バリアフリー ◆伝道力 ◆伝道のビジョン ※1部200円の頒布額でお分けすることが出来ます。教団事務局にお問い合わせください。 ※日本基督教団公式サイト(https://uccj.org/kyodan/)で関連データーのダウンロードや閲覧をすることができるようになる予定です。

【4766号】主の召しに応えて 伝道のともしび

伝道への熱意を受け継いで 橋本教会牧師 須田 拓 私の遣わされている橋本教会は、神奈川県北部の相模原市にあり、東京都との県境近くに位置する。この地で、戦後間もなくの1946年、2人の信徒によって家庭集会と日曜学校が始められた。 うち一人は、救世軍の士官として各地で伝道に当たり、やがて救世軍を離れて神学校に学んだ後、一信徒として教会を支えてゆく決断をされた方である。もう一人は、かつて新潟での集会でその方と知り合った方で、同じ市内に移り住んでいた2人が町でばったりと再会し、この地に福音をとの強い思いで意気投合したのである。 やがて、隣の相模原教会が設立されるとそれに合流したが、やはり橋本の地に教会をとの祈りから、1969年に橋本での開拓伝道を開始、7名が相模原教会から移籍し、1970年に橋本伝道所が開設された。 このように信徒の伝道への熱意によって橋本教会は始まり、まず駅から徒歩……

【4766号】消息

多田一三氏(隠退教師) 12年9月5日逝去、76歳。大阪府に生まれる。'66年関西学院大学大学院修了、'63年中津教会に赴任、'93年より12年まで九州キリスト教社会福祉事業団に勤め、隠退した。遺族は妻・多田玲子さん。 石川直一氏(隠退教師) 12年11月27日逝去、88歳。静岡県に生まれる。'57年農村伝道神学校を卒業、'58年興部教会に赴任、下川教会、藤崎教会を経て、'99年まで沼津岳南教会を牧会し、隠退した。遺族は妻・石川美佐子さん。

【4766号】2・11メッセージ

2・11は、国民の祝日に関する法律で『建国記念の日』とし、「建国を偲び、国を愛する心を養う」と規定されています。この日は神話上の人物である神武天皇が紀元前660年2月11日に橿原に宮を建て即位した日とされる日で、1874年以来『紀元節』として守られてきたものです。それを、1967年に『建国記念の日』とし、祝日とされました。 けれども、所詮神話です。紀元前660年2月11日が建国の日と考える人は、少なくとも日本の古代史の専門家の中にはいないでしょう。紀元前660年2月11日に、奈良の橿原に、強力な統一国家が建国され、天皇という祭祀と政治を司る大王が存在したと考えることは、通常できないからです。また、統一国家の形成や天皇制の確立、天皇という名称の使用は、紀元645年(一巳の変)から712年(日本書紀成立)の間に行われたと考えるのが一般的ですから、紀元前660年2月11日が歴史的に根拠のある日……

【4766号】宣教師の働きを祈りつつ 第5回宣教師人事委員会

第37総会期第5回宣教師人事委員会が12月12日教団会議室において開催された。 当委員会は日本基督教団の教会及び関係団体(キリスト教主義学校を含む)に宣教師として赴任する牧師及び英語教師などの資格に関して取り扱う委員会である。 委員会の度に、入国審査する書類の束が用意される。そこには、加藤誠幹事や高田輝樹職員、杉山真里菜職員によって周到に準備された英文と日本語訳の書類がある。 この委員会に提出される書類の一つ一つは、三氏の努力の賜物であることを認識させられる。 本国の教団(宣教協約を締結した諸外国の教団)との連絡、交渉、本人との面接、希望条件、日本滞在中の生活及び霊的ケアを含めて、彼らは入国する宣教師と関わっている。 当委員会は、三氏の報告を聞くことで、宣教師の信仰と人柄を知り、日本における働きが祝されるように祈りつつ、承認する。 教団に係わる宣教師にはおおよそ三つの特徴がある……

【4766号】韓国・セムナン教会、長神大を訪問 第6回宣教委員会

第37総会期第6回宣教委員会が10月1~3日の日程で開催された。今回は、韓国における最初の組織教会とされるセムナン教会と長老会神学大学を会場に行われた。 初日、セムナン教会の資料館を見学し、主任牧師のイ・スヨン牧師と懇談の時を持った。当教会は、12名の牧師たちを中心に主日は1200名の礼拝が5回、他にベトナム人礼拝、中国人礼拝、フランス語礼拝、英語礼拝、日本語礼拝が守られている。他、教会の様々な働きを紹介してもらった。 2日目、長老会神学大学へと会場を移し、ハン・グギル教授(宣教学)の講義を聴講。ハン教授は、主イエスの宣教の出発点を「エフェソ2・14」に据えて講義した。「宣教」とは、境界線を越えて行くもの。国家・イデオロギーを超えて一つになり、そこに平和が実現する。しかし、一つになれないという現実がある。そこで一つになるということが起れば、主イエスの業がそこで起ったということになる。韓……

【4766号】共に歩み続ける、 イエス・キリストに従って

NCC総幹事 網中彰子 NCCについて基本情報から記す。 字数に限りがあり海外諸教会との協働について今回は記せないが今年もドイツ、香港、韓国等で会議が予定されており、予算を超えない範囲で参加しエキュメニカル活動の一端を担うつもりである。 加盟教団は日本基督教団、日本聖公会、日本福音ルーテル教会、日本バプテスト連盟、日本バプテスト同盟、在日大韓基督教会。加盟団体は日本YMCA同盟、日本YWCA、日本キリスト教婦人矯風会、日本キリスト者医科連盟、日本聖書協会、日本キリスト教文化協会、キリスト教保育連盟、キリスト教視聴覚センター。他准加盟教団・団体が17で構成されている。WCCは「教会」協議会だがNCCは「キリスト教」協議会として団体も共に活動する。加盟教派・団体の分担金と賛同会費が支える。 小橋孝一議長の他、副議長・書記は教派・団体から1名ずつ推薦され総会の承認を経て5名の役員会を……
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