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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4843号】在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会

2016年7月2日
 6月6~7日、熱海市・ニューウェルシティ湯河原にて、第49回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が、「両教会の宣教課題と宣教協力-両教会の教職人事と交流」のテーマのもとに開催された。  在日大韓基督教会からは、金性済総会長、金必順副総会長、尹聖哲副総会長、趙永哲書記、金健副書記、鄭然元宣教委員長、金柄鎬総幹事が出席した。  日本基督教団からは、石橋秀雄議長、佐々木美知夫副議長、雲然俊美書記、長崎哲夫総幹事、小橋孝一在日韓国朝鮮人連帯特設委員長、米倉美佐男宣教委員長、佐藤飛文歴史共同研究委員、山田貞夫歴史共同研究委員、加藤誠世界宣教幹事、大三島義孝宣教幹事、高田輝樹職員、井合綾子職員が出席した。  1日目は金性済総会長の説教「沖に漕ぎ出し網を降しなさい」(ルカ5章1~11節)による開会礼拝の後、前回記録確認、両教会の紹介および課題の報告がなされた。  そ……

【4843号】人ひととき 小林 直樹さん 福音を分かち合うために

 小学校入学以前、近所の友達に連れられて、近所にあった教会にはじめて行った。その日、牧師と教会学校の先生たちが暖かく迎えてくれた。そこは、これまで自分が味わったことのない、ほっと安心することができる場所だった。それが、奈良高畑教会との出会いとなった。  進学について悩んでいた頃、それまでつかず離れずであった教会へ心が向いた。久しぶりに教会に足を踏み入れると、牧師先生と教会学校の先生たちが、以前と変わらず喜んで暖かく迎え入れてくれた。その瞬間、あの幼少時代に教会で覚えた安心感をはっきりと思い出した。そしてふと気が付くと、牧師にこう話していた。「先生、僕、これから教会に来ていいですか」。やがて、洗礼を受けた。  大学卒業後、学校教師への憧れを抱き、ある進学校の高校に就職した。そこで、教師として多くの良き経験を与えられたが、やがて学校の教育方針に疑問を抱く。ちょうどその頃、大阪YMC……

【4843号】積み重ねられる祈り

 6月から毎主日の礼拝の中で「祈りの時」を持つようになった。もちろん今までも礼拝に於いて祈ってきたのである。ただ今回は牧会祈祷に続いて奏楽者が静かに讃美歌を弾いている間、会衆がそれぞれに黙祷をする時を設けたのである。  この事が幹事会で提案されたのは、新会堂建築に関連してであった。新会堂建築実現に向けて私たちの信仰が強められ整えられることが大切であり、会堂だけでなく教会が主によって建てられるようにとの願いからである。新会堂はまさに礼拝の場である。それならば教会全体が礼拝の場でこのことを祈り続けるのが幸いとの判断であった。毎主日の週報に祈りの課題が示される。それも含めて各自が自由に祈る。新会堂建築はその中で積み重ねられる祈りとなる。  祈りの間、百数十人が座る礼拝堂から物音が消える。わずか2分程度ではあるが、オルガンの音だけが流れ、皆が祈りに集中している。神に心を向け、存在を向け……

【4842号】教区総会報告2016年度2 教区固有の課題への取り組み

2016年6月18日
伝道資金活用について報告 関東教区  第66回関東教区総会は5月16~17日、大宮ソニックシティ・小ホールを会場として開催された。開会時出席正議員272名中169名。  議事の冒頭で按手・准允執行に関する件を取り上げ、主の委託に応えるべく正教師6名、補教師1名が新たに立てられた。教団総会議員選挙について「半数連記にしてほしい」との提案が出されたが賛成少数で否決、全数連記で選挙が行われた。  「議長報告」により、秋山徹教区議長は特に昨年度から「関東教区に割り当てられる400万円余の伝道資金をどのように活用するか、各地区委員長を交えた配分検討委員会によって検討した結果、『教会協力費』のシステムを改定して、従来の申請額5万円の枠を外し、申請教会の自主性を重んじつつ各地区が対象教会を選定し、長期的な視野に立った伝道計画に基づいて申請をした教会にこの資金を当てることにした。この運用に……

【4842号】荒野の声

 これを書くときには1教区を残し各教区総会が終了している。取材に赴いた委員たちが報告記事に取り組んでいる。それぞれ2、3教区を取材する。▼ほとんどの委員が牧師で、それぞれの教会に仕えながらの奉仕だ。数週間に亘る取材で、教会に突発的なことが起ると、特に教会員の逝去などが取材日程と重なると支障を来す。今回も数教区で、こちらから取材を約束していて適わず、教区、その他に報告執筆をお願いした。突然の依頼を引き受けてもらい感謝である。▼取材報告を聞くと、一概に静かな総会が多くなったという印象だ。ヤジや怒号の中で議長席が取り囲まれ、マイクが暴力的に占拠されるような審議を聞かない。実に行儀の良い会議となってきた。会議制を破壊することが教団紛争で行われてきたのに対し、会議を進めるための土俵や環境が回復してきたということだ。▼であるとすると、土俵にて言葉で、さらに事柄を明らかにする議論をしなくてはならない。そ……

【4842号】教区総会報告2016年度2

教区機構改正、提案を1年延期 西中国教区  第65回西中国教区総会が5月17日、18日、エソール広島にて開催、出席議員は開会時128名中107名だった。  組織会後、准允式、按手礼を行い補教師1名、正教師3名を立てた。  小畑太作議長は議長報告、常置委員会報告にて教区機構改正検討の経過説明に時間を割いた。  15年度64教区総会後、直ちに「機構改正草案(その1)」について教団事務局に法的確認調整の連絡を開始した。総幹事名の回答は16年2月となった。この間、64総会、アンケートを踏まえ「改正草案(その2)」(15年11月)を作成、常置委員会に提案した。15年度宣教協議会(16年2月)に発表後、65総会提案のため議案草案作成まで至った。しかし、常置委員会は、なお教区内の理解浸透、教団との法的な連絡調整が必要と判断し、さらに1年を費やし提案を17年度総会に延期する。 ……

【4842号】神奈川にて保養プログラム

 去る4月29日から5月2日、神奈川教区災害救援委員会(主催)、教団東日本大震災救援対策本部(協賛)は、横浜市みなとみらい地区において福島第一原発事故の影響で放射線量の高い中での生活を強いられている家族を招き一時保養プログラム(リフレッシュ@かながわ)を開催した。この企画は2012年の初回から数えて5回目となり、参加者13家族47名をスタッフ・ボランティア64名の体制で迎えた。  期間中参加者は、横浜みなとみらいが一望できるナビオス横浜に宿泊し、初日のオリエンテーションと交流会以外は自由に過ごした。  オリエンテーションは、実行委員長の孫裕久牧師(川崎戸手)の期間中の安全を願う開会祈祷に始まり、救援対策本部の藤掛順一牧師(横浜指路)からの代表挨拶、ボランティアと参加者の自己紹介を行った。交流会は会食後(カレーライス)、子どもたちは別室で絵本の読み聞かせや手品等を楽しむ中、大人は……

【4842号】▼伝道推進室▲発足4年、16年度活動計画

 教団に伝道推進室が発足して4年となる。その使命は教団が伝道に進んで取り組み、教団内諸教会の伝道の進展に寄与することにある。ここでは2016年度活動計画の内容を紹介する。  ①伝道方策検討 教団伝道局構想の構築をはじめ、広く日本伝道の展開のために学びを重ねている。最近では、全国信徒会の代表を発題者に招き、懇談を行った。  ②伝道応援(講師派遣) 小規模な教会への伝道応援として伝道礼拝や伝道集会に講師を派遣する。諸教会に有効に活用してもらいたいと願っている。  ③伝道キャラバン 神学生たちと一緒に諸教会を訪問し奉仕させてもらっている。今年11月関東教区の栃木地区の諸教会を中心に訪問する方向で準備が始まっている。  ④青年伝道 2017年に向けて宗教改革500年記準備委員会で準備が進められている中高生大会、青年大会等の支援に注力する。  ⑤高齢者伝道 次回企画を検……

【4842号】消息

中条和哉氏(隠退教師)  16年2月22日逝去、81歳。東京都生まれ。62年青山学院大学院卒業、同年より大船渡教会、奥羽教区、内丸教会を経て98年隠退。  遺族は息・中条忍さん。   宍戸好子氏(国立教会担任教師)  16年3月8日逝去、85歳。東京都生まれ。63年東京神学大学大学院卒業、同年より東新潟、仙台東六番丁、国立教会を牧会。  遺族は夫・宍戸達さん。   小林勝二氏(隠退教師)  15年3月12日逝去、90歳。神奈川県生まれ。55年日本聖書神学校卒業、同年より丸亀教会、横浜十日市場伝道所を経て92年隠退。  遺族は妻・小林和子さん。   有川 宏氏(隠退教師)  16年3月30日逝去、78歳。旧朝鮮京城生まれ。62年関西学院大学大学院卒業、同年より西福岡教会を牧会し03年隠退。  遺族は妻・有川信子……

【4842号】最終、台湾キャンプ実施

 2014年1月、PCT(台湾基督長老教会)からの招きとUMCOR(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部)からの支援によって始まった「こひつじキャンプin台湾」が、4月2日~5日、台湾南部の彰化県で行われた第6回キャンプを最後に終了した。  第1回の嘉義(嘉義中会)、第2回の宜蘭(七星中会)、第3回の台南(台南中会)、第4回の台東(東部中会)、第5回の新竹(新竹中会)、そして今回の彰化(彰化中会)で行われたキャンプには、放射能汚染から少しでも逃れることを求めて、福島県在住の親子161名、スタッフ34名の計195名が参加した。そして、その全てのキャンプにおいて、PCTに連なる各中会及び教会から、思いをはるかに超えた素晴らしい歓迎を受け、大自然のもと、心行くまで遊ぶことが出来た。特に最後となった今回の彰化でのキャンプでは、2日目に永福教会で日本基督教団による感謝礼拝が行われ、石橋秀雄……
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